カリンが、秋中たわわに実っていました。
もうだいぶ、葉は落ちちゃったけど、
誰か収穫すればいいのに・・・
といって、私もカリンの食べ方知らんし。
近所のおばさまが、拾っているのも見たけど。
落っこちてるカリン。
まあ、あんまり美味しくないのかもしれない。
多少の、うすっきみ悪さを覚悟、いや、期待して。
大林宣彦監督
『野のなななのか』
2014公開で、わりとすぐ、DVDリリースだったものの、近所のツタヤでなかなか見つからず、
引越し先のツタヤで、ハッケーン!
『ハウス』『転校生』『ふたり』
大林ワールドの、独特な、アングラ手法っていうんでしょうか?ノスタルジックで、ちょっと薄気味悪い世界、好き ^ ^
予告で、常盤貴子と安達祐実の美しさと
音楽に惹かれて、観たいなあと、気になってました。
http://mini-theater.com/2014/05/17/28737/
音楽は
もと『たま』のメンバーが、参加してる、
パスカルズというユニットらしいんですが
もの悲しさと、希望を、いきつもどりつしているような、メロディー。
一度聴くと、耳を離れません。
北海道 芦別に住む人々の物語と、自然。
そして戦争体験者で医師だった、ある老人の死と、その彼の生前の秘密が、ドラマ。
なんですが、まあ、少々いらつく。
濃厚すぎて。
ひとつひとつが、味わい深すぎて。
http://mini-theater.com/2014/05/17/28737/
色々演出が、凝ってます。
ワザと、役者さんがセリフ棒読みシーンが続いたり、舞台調だったり。
ドラマの核心部になる、老人の過去は、
舞台調の独白で、唐突に語られます。すごい迫力で。
アートで難解なようでいて、
案外そうでもないです。
制作は、2013年でしょうから、
時節柄、福島の原発事故が盛り込まれてます。
止まったままの時計。
作中の老人の、若き日が止まった時間。
あの、14時46分が、動き出しますように!っていう、願いの映画です。
後味いいような、悪いような・・・・