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ピアノ調律

2009年05月15日 | Weblog
昨年の引越し時に、実家のピアノも一緒に引越してきました。

ピアノがまた弾きたくなったので、超ダンディな、知り合いの
調律師さんに調律をお願いしました。
本来なら、年に一度を目安に調律した方が良いそうなのですが、
気になりつつここ数年調律していませんでした。

調律師さんは手際よくピアノを分解し、調律の前にきれいに内部の
お掃除をして下さいました。
すきまが無いようであるんですね、ほこりが結構たまっていました。
ピアノがとてもかわいそうで申し訳ない気持ちになりました。

自分ではピアノを分解することなんてまず無いので、作業の
お邪魔にならぬよう、背後で静かに見学していました。

高音がやや割れ気味だったのですが、調律して頂いていくうちに
だんだん音が澄んできて、最終的には全てが完璧な音に生まれ変わり、
大感激しました。

調律師さんにお願いして最後に演奏して頂き、これまた大感激。
「あ~やっぱりピアノって好きだな~」と心にしみいりました。

「しっかり調律しましたからね、これからはピアノのせいに
できませんよ!弾いてくださいね!!」とのアドバイスを頂きました。

5歳の頃から共に過ごしてきたピアノ。
楽しい時も苦しい時も、弾くことによって私の内面を映し出す
鏡のような存在でした。

今まで弾いてきたどの曲にも、その時その時の想いや出来事が、
まるで昨日のように刻み込まれています。
昨日たべた夕飯すらぽっかり忘れるのに、不思議なものです。

高い目標などもなく、趣味のひとつとして気楽に純粋に楽しめる
ようになったのは良いのですが、肝心の指が固まってしまいました。
楽譜は読めるのに指がついていかず、もどかしいですが、自業自得です。

まずは初心に戻り、簡単な練習曲から再開していこうと思います。


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