「なあ、今日一緒に呑んでくれるのってさ、城戸さんのことで俺が心配だったから?」
なんて御曹司クンに訊かれた6月金曜夜@ダイニング個室、
この回答なんて言うべきだろうって考えた、
心配だった、って言えば期待させるだろう?
それは逆に残酷かもしれない、だって期待に応えることができない。
個人としても同僚としても期待されたところで自分は責任とれない、だから言った、
「職場の空気が悪くなるのは迷惑だから、笑」
迷惑なのも本音だ、メンドクサイ人間関係が渦巻いちゃう職場は好みじゃない、笑
あと2ヶ月もいない職場、それでも環境悪化したら不愉快だ。
っていう本音だけ笑ったテーブル越し、御曹司クンが少し笑った、
「ホント容赦ねーなー…俺のためって嘘でも言ってよ?」
「嘘は吐けないから、笑」
笑ってジントニックかなんか呑みながら半分の嘘だなって思った、
だってホントは心配だ、
城戸さん(仮名)と御曹司クン、ふたりの噂の優劣は?
ってことが今は問題で、その答は明白でいる。
こんなこと御曹司クンには切り抜けられそうにない、で、キャリアの致命傷になる可能性がある。
そして御曹司クンは「御曹司」某経営者の後継ぎで、オカシナ噂の存在は社会的地位が高いほど傷が重い。
そんなことになったら問題は御曹司クン個人じゃ済まされない、だから会って話したかったことに口開いた、
「バラまかれた噂、自分で挽回してみな?でなきゃ経営者とかやれないよ、後継者が駄目男なんて噂があるトコじゃミンナ辞めるだろ?」
マイナスの噂にはプラスの噂でしか補えない、でも簡単なことじゃない。
マイナス×マイナス=プラスなのと同じで倍以上の労力と慎重が要る、そんな現実に御曹司クンはため息吐いた、
「なー…本音ちょっと言って良い?」
「どうぞ?笑」
笑って促しながら言われること解かる気がした、で、御曹司クンは言った、
「ホントは後継ぎとかやりたくない、好きなトコで好きなヤツと生活出来たらソレで良いじゃん…でも選んでくれないんだろ?」
また捨て犬みたいな顔してくれちゃうんだ?笑
こんな貌されても笑うしかない、で、仕方なしに笑った、
「自分に与えられたモンを大事に出来ないヤツは嫌いだよ?笑」
誰しも場所+能力+性格ってある、
それを把握していなかったらナンも出来ない、だけど御曹司クンは拗ね怒った、
「欲しくないモンだったら要らねえだろ、不幸になるようなモンでも大事にしろって言うのかよ?拗怒」
「その判断おまえに出来んの?」
即答で言った前から可愛い顔が睨みつけてくれる、
なんだか子供が拗ねてるまんまで可笑しくて、つい笑って言った、
「おまえって惚れっぽいだろ?誰を好きになるか予測も出来ないし感情コントロール出来ないのがおまえなんだよ、ソンナ程度で人生ナニが大事かって取捨選択が出来るってマジで思う?笑」
そういうの出来ていたら今みたいな事態になっていない、
だから今ココで気づいて御曹司クン自身を把握してほしかった、そうじゃないとホントに幸せ掴めそうにないヤツだから。
ホントこんな不器用かつ馬鹿がドウやって後継ぎやれるんだ?
くだらない戦い28ブログトーナメント
第80話「端月1」草稿UPしました、加筆3倍くらいします、
Savant「Vol.8 Birthplace 晨の故山 act.6」読み直したら校了です、馨と紀之@安曇野ラスト。
Aesculapius「Dryad1」校了+Favonius「少年時譚64」+第80話「極月4」校了しました、
小説・写真ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続き書こうって励みになるので、笑
取り急ぎ、
智
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迷惑なのも本音だ、メンドクサイ人間関係が渦巻いちゃう職場は好みじゃない、笑
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「ホント容赦ねーなー…俺のためって嘘でも言ってよ?」
「嘘は吐けないから、笑」
笑ってジントニックかなんか呑みながら半分の嘘だなって思った、
だってホントは心配だ、
城戸さん(仮名)と御曹司クン、ふたりの噂の優劣は?
ってことが今は問題で、その答は明白でいる。
こんなこと御曹司クンには切り抜けられそうにない、で、キャリアの致命傷になる可能性がある。
そして御曹司クンは「御曹司」某経営者の後継ぎで、オカシナ噂の存在は社会的地位が高いほど傷が重い。
そんなことになったら問題は御曹司クン個人じゃ済まされない、だから会って話したかったことに口開いた、
「バラまかれた噂、自分で挽回してみな?でなきゃ経営者とかやれないよ、後継者が駄目男なんて噂があるトコじゃミンナ辞めるだろ?」
マイナスの噂にはプラスの噂でしか補えない、でも簡単なことじゃない。
マイナス×マイナス=プラスなのと同じで倍以上の労力と慎重が要る、そんな現実に御曹司クンはため息吐いた、
「なー…本音ちょっと言って良い?」
「どうぞ?笑」
笑って促しながら言われること解かる気がした、で、御曹司クンは言った、
「ホントは後継ぎとかやりたくない、好きなトコで好きなヤツと生活出来たらソレで良いじゃん…でも選んでくれないんだろ?」
また捨て犬みたいな顔してくれちゃうんだ?笑
こんな貌されても笑うしかない、で、仕方なしに笑った、
「自分に与えられたモンを大事に出来ないヤツは嫌いだよ?笑」
誰しも場所+能力+性格ってある、
それを把握していなかったらナンも出来ない、だけど御曹司クンは拗ね怒った、
「欲しくないモンだったら要らねえだろ、不幸になるようなモンでも大事にしろって言うのかよ?拗怒」
「その判断おまえに出来んの?」
即答で言った前から可愛い顔が睨みつけてくれる、
なんだか子供が拗ねてるまんまで可笑しくて、つい笑って言った、
「おまえって惚れっぽいだろ?誰を好きになるか予測も出来ないし感情コントロール出来ないのがおまえなんだよ、ソンナ程度で人生ナニが大事かって取捨選択が出来るってマジで思う?笑」
そういうの出来ていたら今みたいな事態になっていない、
だから今ココで気づいて御曹司クン自身を把握してほしかった、そうじゃないとホントに幸せ掴めそうにないヤツだから。
ホントこんな不器用かつ馬鹿がドウやって後継ぎやれるんだ?
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