萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

豊穣の朝へ×William Wordsworth

2021-10-27 11:16:01 | 文学閑話翻訳詩
豊穣、やすらぐ歳月へ
ワーズワース×秋


豊穣の朝へ×William Wordsworth

The day is come when I again repose 
Here, under this dark sycamore, and view 
These plots of cottage-ground, these orchard-tufts, 
Which at this season, with their unripe fruits,
Are clad in one green hue, and lose themselves 
‘Mid groves and copses.

また安らぎの時おとずれた日は
ここ、この楓の木蔭におおわれて、そして視界には
草葺小屋の大地の描くもの、果樹園に実る房、
この季節にあってどれも、まだ未熟な果実たちは、
緑ひとつ色をまとい、そしてひとつ時に失せる、
木々と森の深く。
【引用詩文: William Wordsworth「Lines Compose a Few Miles above Tintern Abbey,」抜粋自訳】


写真はよく歩きに行っていた森、コロナ禍が収束したらまた行きたい場所なんですけど、笑
この道は落葉松の黄葉が見事×湿原むこうに白樺林の黄葉が臨める黄金の道です。
丹沢足柄でも黄葉が始まっています、日暮れカナリ早い&ツキノワグマ遭遇も増えているので登山の方はお気をつけて。
【撮影地:栃木県日光市小田代ヶ原2018.10】

早く越境して山歩けるよーになりますよーに。
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村
純文学ランキング
著作権法より無断利用転載ほか禁じます

萬文習作帖 - にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第86話 花残 act.25 side st... | トップ | 緋色、秋ばら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文学閑話翻訳詩」カテゴリの最新記事