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ともぶたったら!

2011/11/27(日)5:51am、待望の息子ミライ(※コードネーム)誕生♪

★旅行記はカテゴリからどうぞ♪★

ギリシャ旅行記、一覧

2006-05-18 23:59:26 | ★ギリシャ旅行 2006_05
◆ ギリシャ旅行記 一覧 ◆


 
9日間のギリシャ旅行記、一覧にしました。
 カテゴリ ギリシャ旅行 からでもどうぞ



  May-10.2006
   ギリシャ旅行 1日目 ~ ギリシャへ ~ 】
      ■ この島 ⇒ 成田 ⇒ ローマ ⇒ アテネ ■


  May-11.2006
   ギリシャ旅行 2日目 ~ アテネ ~ 】
      ■ アテネ市内、アクロポリス観光 ⇒ カランバカ(メテオラの麓)へ ■


  May-12.2006
    ギリシャ旅行 3日目 ~ メテオラ ~
       ■ カランバカ朝市散策、奇岩のメテオラ観光 ⇒ デルフィへ ■


  May-13.2006
    ギリシャ旅行 4日目 ~ デルフィ ~
       ■ オシオス・ルカス修道院、神託のデルフィ観光 ⇒ オリンピアへ ■

  May-14.2006
    ギリシャ旅行 5日目 ~ オリンピア、パッセ ~
       ■ オリンピア、花の咲き乱れるパッセのアポロン神殿観光 ⇒ ナフブリオンへ ■

  May-15.2006
    ギリシャ旅行 6日目① ~ ミストラ、ミケーネ ~
       ■ 保全区ミストラ、シュリーマン発掘のミケーネ ■

    ギリシャ旅行 6日目② ~ エピダウロス、アテネ ~
       ■ 古代劇のエピダウロス観光 ⇒ アテネへ ■


  May-16.2006
    ギリシャ旅行 7日目 ~ エーゲ海クルーズ ~
       ■ ポロス島の時計台、イドラ島の素敵な雑貨とお店、ピスタチオのエギナ島 ■


  May-17&18.2006
    ギリシャ旅行 8・9日目 ~ 帰国へ ~
       ■ アテネのスーパー潜入、アテネ ⇒ ミラノ ⇒ (成田 ⇒ この島) ■




ギリシャ旅行 8・9日目 ~帰国へ~

2006-05-17 23:55:17 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■アテネのスーパー潜入、アテネ ⇒ ミラノ ⇒ (成田 ⇒ この島)■


  
いよいよギリシャともお別れです…

  空港への出発が10:00amと、割とゆったりめだったので
  朝食・荷物回収よりも前に早起きして
  アテネの街のスーパーに行きました

        
          ホテルの窓から。まだ7:00am前だ…


  これまで訪れた場所は、街が小さく個人商店だけだったり、
  そもそも滞在時間が短かすぎて、
  ゆっくりとスーパー散策(?)できませんでした。

  途中、2004年アテネ五輪用に作られたトラムの線路を越えます。
  線路、と言っても柵も何もない、ただの路面電車。
  よく事故が起きないものです…
  トラム自体は思ったよりスピードが出てる気がしました
  (実際乗っておらず、横で見てただけですが)


  スーパーでは小瓶のウゾアンチョビ缶詰、その他お菓子を購入。
  ここで改めてギリシャの物価の高さを感じました
  これまで諸々の品を観光地価格なのかと思っていましたが、
  街のスーパーもあまり変わらないお値段 (それでも若干は安いけれど…)
  五輪以降、住み難くなった という話もあるそうです。。。

        
          左上 : トラム路面
          左下 : アテネの渋滞
          右上 : 店名が読めないスーパー
          右下 : スーパーのレジ




  ホテルに戻って、最終荷造り、そして朝食ビュッフェ
  2連泊だったので昨日もほぼ同じ内容だったのですが、
  飽~き~な~い~
  パンもチーズもお料理もフルーツも、種類が豊富です。
  パン好きなともぶた、さるくんと分けて、色んな種類を頂きました。
  朝食にしては菓子っぽすぎるパンだろうけれど、
  美味しいと思えるパンを今は存分に味わいたい…

        




  集合までの時間、折角なのでロビーラウンジで過ごしたのですが、
  久しぶりに美味しいカプチーノに巡り合えて、
  さるくんとともぶた、しばし言葉を失いました…
  (ここ数ヶ月、どんな珈琲飲んでるんだ…)

        





  アテネ空港(エレフテリオス・ヴェロニゼロス国際空港)に着くなり
  いきなりのトラブル
  中継地ミラノ行きの便が、朝一で既に1時間遅れ、だと…
  ミラノでは1時間程度しか乗り継ぎ時間がない状況。
  どうやら成田行きは私たちを待っていてくれるとのこと。(当然だ)


  思わずの長い待合時間でも、私たちは林家ペー&パー
  本屋、雑貨屋、コンビニみたいなの、かわいいものをぱちり
  途中、ともぶたの手荷物鞄の紐が切れるというアクシデント発生
  思いがけずギリシャで鞄を空港で購入する羽目になりました。

        
          上   : ギリシャ語の絵本
          左下 : キミは誰だ?
          右下 : 夢に出そうななマグカップ





  そして、すみません。
  ここから暫くは航空会社に対する愚痴です。

  ようやくミラノに着いたら、イタリア人グランドホステスさんが、
  『こっちよ こっちよ』と、ぐいぐい小走りして行きます
  飛行機を少なくとも1時間待たせてるのは分かりますが、
  こちらは殆ど60歳以上のご老人が30名
  心配して後ろを振り返ったりすると
  『お土産なんて見てる時間ないのっ

  …おいおいおいおいおいおいおいおいっ
  この状況を作った原因を、一体何だと思ってるんだっ




  そして一応ツアー内では若者だったので(苦笑)、
  待たせた飛行機にも先頭集団で乗り込みました

  ………。  な、なんだ、この空気…

  既に搭乗して1時間待たされてる乗客からの、冷たい視線
  『何だ、日本人かよっ』の声も(日本語で)。

  …おいおいおいおいおいおいおいおいっ
  この状況を作った原因を、一体誰だと思ってるんだっ


  乗り換え後も同じ航空会社でのトラブルなのに、
  待たせてる原因をちゃんと説明してないわけ~っ
  それじゃ、私たちがただ遅刻したみたいじゃんっ
  見れば、ちゃんと日本人乗務員もいるじゃんっ



  まぁ、それでも無事離陸
  (荷物の乗せ換えに一抹の不安を感じながら…。)

  やっと落ち着けた。
  じゃぁ、これから10時間を埋める、睡眠に次ぐ2番目の助っ人、
  映画くんのラインナップをまずは確認確認、と

  お、これにしようかな。早速観ちゃうか
  『Play』したところ………。

     ………

  それからのCAとのやり取り等、諸々の経緯や対応は
  あまりにも腹が立つので割愛しますが
  結局、成田まで映画はひとつも観れず、ゲーム類も何もできず…
  ちらほらと私と同じような状況の席もあったようなのですが、
  この『某』航空会社の機材に纏わる数々の失態
  往路の遅延も合わせて本当にイヤになります
  (有名な話みたいですが…。)

        






  そんなこんなで、翌日18(木)午前、成田着後、解散。

  最後はちょっとイヤな思いもしたけれど、それは航空会社のせい
  (そこを選んだ旅行会社にまでリンクさせたくない…)
  ツアーメンバー、添乗員さん、運転手さん、
  ギリシャの季節と天気に恵まれ、
  さるくんとともぶたの新婚旅行は終了しました


  ギリシャ、お勧めしますよ。
  もし旅行に対して常にレジャー要素を求めるタイプの方なら
  やめておいた方がいいかと思いますが、
  ギリシャ神話に興味のある方、風景を純粋に楽しみたい方、
  ブランド買いの旅行に飽きた方、塩っぽいお味が大好きな方(笑)、
  是非若い時に行っておいてもいいと思います
  そして5月半ばのこの季節、
  ともぶたはとてもラッキーだったと思います
  街や山の道々で、遺跡の横で、ホテルの庭で、
  素敵なお花が沢山咲いています。
  男女年齢問わず、綺麗なものは綺麗とお思いになるでしょう


  最後に、

   これまでともぶたの
   『自己満足の思い出綴り』に
   長々とお付き合いくださり、
   本当にありがとうございました


  もしどなたかギリシャに行かれることがあったら、
  そのご感想を、是非ともぶたにもお聞かせくださいね

 

 

  ◆追加◆

  実は、さるくんとともぶたの旅行はまだ終わっていません
  そう、成田から『この島』に帰って来なくては…

  成田では、レンタルしていたビデオカメラを返却し、
  自分たちでこの島に持って帰る今後のお楽しみ食材を物色

        


  また成田で荷積み中、さるくんのスーツケースの鍵周辺が凹み
  きちんと閉まらなくなった以外は無事に戻ってこれました。
  (スーツケースは航空会社ロゴ入りのテープでぐるぐる巻き)
  今度は違う航空会社です…


  それ以外は別段トラブルもなく、
  18(木)10:00pmには部屋に帰り着きましたよ。
  正真正銘、旅の終わりです。

  合計1,575枚の画像たちを整理しつつ、
  また思い出話にふけりたいと思います

        


ギリシャ旅行 7日目 ~エーゲ海クルーズ~

2006-05-16 14:05:42 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■ポロス島の時計台、イドラ島の素敵な雑貨とお店、ピスタチオのエギナ島■


        

  この旅で楽しみにしていたエーゲ海ミニクルーズの日です。
  (サロニコス湾)

  先に申し上げますと、今回立ち寄る島は3つですが、
  どれも旅行雑誌等でよく目にする

   白壁・青屋根の建物が紺碧の海に迫り出し、夕日を眺める…
  
  という、これぞエーゲ海 という島ではありません。
  それはきっとサントリーニ島・ミコノス島など、もっと沖合いの島。
  そちらなら、島で数泊するプランを選ばないと勿体無いし、
  交通の距離的に厳しいと思われます。
  でも、一度は行ってみたいところですよね~


  さて、本日ホテル発は7:25am。
  バスで10分の波止場に向かい、1,300tのアンナ・マル号に乗船
  船内・船上には自由に座れるテーブル席があって
  レストラン、カフェ、免税店もある、割と大きな船です
  
  他グループの遅れもあり、定時10分遅れの8:40am出航。
  私たちの到着が早すぎのように思いますが、
  アテネの道路渋滞は結構ヒドイらしいのです…

  まぁ、でも、出航すれば朝の港、潮の匂い、青い海のキラキラ
  気分が乗って参りました (でも、歌ったり冗談は言いませんが…)

        



  ミニ(1日)クルーズは立ち寄る島は決まっています。

   ポロス島 : 人口7,000人。湾中で一番ペロポネソス半島に近い。
             時計台からの眺めや白壁・赤茶屋根の街並みが素敵。
   イドラ島 : 人口3,000人。海水の透明度が高い
          車・バイクの乗入れ禁止。
             芸術家の卵が多く、かわいい雑貨店が多い
   エギナ島 : 人口14,000人。ピスタチオの産地。
             古代は独立ポリス。
          紀元前6世紀末のアフェア神殿遺跡がある。

  ご多分に漏れず、この順番で回って参りました

 

  ◆ポロス島◆

    35分の短い滞在時間
    とりあえず時計台の丘を登ってみました。

    これまで遺跡からの見晴らしは色々体験しましたが、
    やはり高台から海を見渡すのって、気分がいいです
    初めて降り立ったエーゲ海の島。
    街並みを沢山記念に残しておきたいと、さるくんとともぶたは
    揃って林家ペー&パー状態。(今に始まったことではないですが…)

        

    また、街を見上げるのもなかなか素敵です

        




  3島中、一番沖合いのイドラ島に移動の間、ランチ (ノーコメント)



  ◆イドラ島◆

    波止場沿いにはテント屋根つきのかわいいカフェが沢山
    車のバイクもおらず、とても歩きやすい
    ちょっと裏路地に入れば、三差路、五差路と石畳の道が続き、
    アクセサリーやレース、雑貨のディスプレイに吸い寄せられます
    さすが芸術家の島という異名を取るほど
    どこにでもあるようなお土産ではなく、店ごとに拘りを感じます。

        
          左上 : 野菜・果物屋さん
          右上 : 素敵な感じのべランダ
          左中 : 裏路地のレストラン
           中下 : 色のかわいいバッグ
          右下 : この先、どこに続くんだろう…


    白壁と木の緑、青い空が絵みたい
    こういうの見たかったんでしょ~と言わんばかりの
    鮮やかなブーゲンビリア ヤラレタ感、あり

        


    野菜・果物屋、レストランに紛れて、ジェラート屋さんも発見
    エグそうなのは旅の後半なので勘弁、無難にチョコ

    最寄のビーチにも
    ・・・まぁ、な~んていう海の色でしょっ
    泳ぐ人もいました。気持ちよかっただろうなぁ~
    波止場と海と街並み全てを見渡せるカフェもあり、
    さるくんとともぶたの目は

        
          左上 : 波止場にて
          左下 : とあるカフェからの眺め
          右上 : ビーチ
          右下 : ここで泳ぎたい…



  エギナ島までの移動時間は長いので、
  船尾で景色を眺めつつギリシャ珈琲
  ギリシャ珈琲はドリップするのではなく、お鍋で粉を煮出すとか。
  なのでクピっとカップを傾けると、デロっと粉が舌に乗ります
  暫く待って、上澄みを飲むそうです
  残った泥状の粉の模様でする珈琲占いもあるそうです。

        
         注) 左上画像はテーブル上のレモネードのような
            涼やかな飲み物を撮りたかっただけで
            決して盗撮ではありません!

  船尾にいる周りのドイツ人は男女できる限り肌を露出し、
  椅子を複数使って足を投げ出し、仰向けに寝そべっています
  時は昼も下がった3:00pm。彼らのお肌は真っ赤っ赤
  そ、それ、どうするつもり…
  今日、寝ては困るような用事でもあるの…




  ◆エギナ島◆

    アフェア神殿への観光ツアー(別料金)には参加せず、
    (遺跡はもうお腹一杯だったし、割と高かったんです、料金。)
    2時間近くの滞在時間を、ひたすら歩き回りました

    丁度島はシエスタ中…。(オプショナルへの誘いっていう算段
    もし開いていたら入ってみたいお店も沢山あったけれど、
    波止場に停めた漁船を使った果物屋さんを見たり、
    街の裏路地で市場の食堂みたいなところを通ったり、
    薄暗いお菓子屋さんウゾキャンディーを見つけたり、
       ウゾOUZO 】
      
アニスをブランデーに浸漬、蒸留したギリシャ産リキュール。
       40度前後で加水すると乳白色に変化。
       結構好き嫌いが分かれる)、
    ビーチ(イドラ島には全く劣る)でちょっと足だけ海に入ってみたり。
    シエスタ中でも、結構楽しめました
    …ん 味見はしたけど、名産ピスタチオを買わなかった

        
          左上 : 船上から街を
          左下 : 裏路地にて
          右上 : 焼き蛸
          右中 : かわいいお菓子
          右下 : 波止場で果物屋さん



  そして、7:30pm、アテネ・ピレウス港に帰港。


  夕食の後、ホテルに戻るとちょっと切ない。
  ターミネーターことクリストスが今夜でサヨナラなのです…
  本当は今日も働くと労働基準の法律に抵触するらいしのですが、
  今朝また見慣れた顔に会えたのは、やはり嬉しかった。
  でも、今度は本当にお別れ。
  ずっと長い距離の安全運転と、
  時々のスリルをありがとう


ギリシャ旅行 6日目② ~エピダウロス、アテネ~

2006-05-15 23:55:43 | ★ギリシャ旅行 2006_05
■保全区ミストラ、シュリーマン発掘のミケーネ、古代劇のエピダウロス観光 ⇒ アテネへ■  その②


        

  15日(月)の後半、エピダウロスとアテネです。


  ミケーネを後にして、今度はエピダウロスへ向かいます
  車窓から神話で有名な英雄ヘラクレスの生誕地と言われる
  ティリンス遺跡など見つつ。


  エピダウロスは元々医薬の神アスクレピオスの聖域だったそう。
  と言っても、いわゆる『治療』がメインではなく、
  スポーツやマッサージ、観・音楽鑑賞などで気持ちをリラックスさせる
  いわゆるヒーリング医療施設

  野外劇場が今でもほぼ完全な状態で残っています。
  今でも6~8月の毎週土曜、『エピダウロス・フェスティバル』として
  古典劇が行われるそうです。
  この劇場、どこの席でも役者の息遣いまでが聞こえるほど
  音響効果がとてつもなくよいらしく
  ガイドさんが劇場の中心で薄い紙を破く音もちゃんと聞こえました

        
          左上 : 医薬の神アスクレピオスの像
          右   : 野外劇場の中心に立つさる&ぶた
          左   : ともぶたと遊んでくれたわんこ&その兄弟
          中下 : 劇場の席に座るツアーメンバー(一部)
          右下 : 親子らしき猫






  そして今夜はアテネに戻り、アクロポリスの麓にあるレストランで
  ライトアップされたパルテノン神殿ニケ神殿を眺めての食事
  ラッキーなことに窓際の席に座れたので、
  だんだん深い色の夜になりライトアップされるアクロポリスを
  さるくんが時間を追って写真に撮ってくれました。

  こちらのお料理、シーフードリゾットがとてもおいしかった
  メインのチキンは量が多すぎて食べれ切れなかったけれど、
  昼間にカフェ利用しても素敵なレストランです
  (一体いつ利用できるんだ、という突っ込みはナシで

        
          左上 : ①まだ明るい(でも19時過ぎ!)
          右上 : ②夕暮れて来ました
          左下 : ③完全に夜、浮かび上がってます
          右下 : ④『夜景モード』なるもので撮ってみました





  そして今日・明日はやっと五つ星のインターコンチにお泊り。
  嬉しい 2連泊 です。
  最後にこういうゆっくりできる所を持ってくるあたり、
  ツアーもちゃーんと考えられてます。
  ふかふかのベッドでお休みなさいっ

        
          左   : ホテル室内
          右上 : ホテルロビー横のカフェ
          右下 : エレベーターホール



  今回は差込み小ネタが多く、いつにも増して長文ですみません。

  次回はエーゲ海一日クルーズの様子です。

ギリシャ旅行 6日目① ~ミストラ、ミケーネ~

2006-05-15 23:55:29 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■保全区ミストラ、シュリーマン発掘のミケーネ、古代劇のエピダウロス観光
  ⇒ アテネへ■   その①


  いわゆる遺跡観光はこの日が最後。

  毎日遺跡ばかりで、飽きそう… と思われるかな
  でも、祀ってある神様やそれに纏わる神話や逸話の他、
  遺跡から見える壮大な景色もそれぞれ違っていて、
  ともぶは『個性があって面白い』と思っていました。


        

  この日は一番タイトなスケジュール。
  よってここに 長文宣言
  実は一度UPしようとしたら、『10,000字以内に…』と
  アラートが出てしまいました
  ということで、二部構成です ⇒ ①②



  ホテル出発7:30am 
  最初の頃の9:00am出発とか、夢のようです…
  そろそろギリシャホテルの定番ビュッフェにも飽きてきたなぁ…、と
  半分寝ぼけてわがままを言う我が胃に、朝食を

  ギリシャの朝食スタイルは、パン・チーズ・果物が基本。
  朝、野菜は食べないそうです。
  でも、観光客向けにホテルではちょっとしたサラダやヨーグルト、
  ハム・サラミなんかも出してくれていました。
  オレンジ・りんこ・キウィなどは、皮付き丸ごと並んでいます
  (各自、切れ、剥け、と… ヨーロッパって、そうなのですか
  また、ギリシャのヨーグルトは粘度が高くて濃厚
  ともぶたは専らプレーン派。
  旅行中の朝は果物そこそこに、ヨーグルトを沢山頂きました




  さて、港町ナフプリオンからミストラを目指し、
  ペロポネソス半島を西へ、そして南へ


  『ペロポネソス』 というヘンテコな名前は、
  この半島を最初に全統治した王ペロプスに由来していて、
  『ペロプスの島』という意味だそうです。
  ちなみにペロプスは父タンタロスのちょっとした悪戯心で
  神々の食卓にシチューとして出されてしまったかわいそうな息子。
  でも、ゼウスによって美少年として甦りました。(よかったね
  その後彼は、とある国のお姫様ヒッポダメイアとの結婚をかけて
  彼女の父王との戦車対決の前、王の馬車から楔を抜くという不正をし、
  死の間際の王から呪いをかけられてしまいます
  後に次々と領土拡大し、人々の羨望を得ても、
  ぺプロスの一族には不幸が降りかかる…
  




  ミストラという街は、今は数人の修道僧(尼)と管理人しか住めない
  中世ビザンティン式の街を残すための保全区。
  トルコ軍からの防御の為に山の斜面に作られたそうで、
  もともとは麓にあるスパルタの民たちが移住したとか。


  途中スパルタの街中もバスで通りましたが、
  これと言って何か特徴があるような街ではありません
  もともと神殿等の建造物を残す意識を持たなかった人々のようです。
  その代わり、厳しい軍人養成規律はありました…。
  例えば、
     ・ 赤ちゃんの産湯はワイン。
       痙攣したら虚弱児ということで山に捨てる
     ・ 7歳で国家の集団養成所に強制入学。
       裸同然の生活で1日1食
     ・ 成人男性は10日に1度裸体検査。
       肥満と色白は怠惰の証拠として処罰。
     ・ 散歩禁止。常に鍛錬の為、走る。
     ・ 母親は戦死した息子の遺体を検査し、
       向う傷が多ければ果敢に戦ったとして先祖の墓に埋葬。
       後ろ傷が多ければ共同墓地に放置

  スパルタに生まれてたら、ともぶた、即効山捨ての刑です


  あぁ、ミストラが切れ切れ


  スパルタを過ぎると、バスには狭すぎる道をクネクネと登ります
  山の斜面に作られた街ミストラ
  上から城塞、王宮・高官の邸宅、修道院と市民住居という三段構造
  今回は一番下の下の街のみの見学。(残念~っ)
  防御力を感じさせる高い塀の街の入り口周辺には
  アーモンドの木が黄緑の実をつけていました。

        
          左   : 入り口の城壁
          左下 : 入り口から中はすぐに階段が
          右上 : 入り口の外にはアーモンドの木
          中下 : 上の修道院へ続く道
          右下 : 巨大迷路みたい


  『街を残す』と言っても、修道院などの他は殆ど廃墟ですが、
  シスターたちが手入れをしているらしく、花畑がありました。
  修道院を目指して山道(街中?)を歩いていると、
  その見晴らしのよさに感激。
  そして街の雰囲気全体も、なんとなく
  上空に浮かぶ『ラピュタ』に似ている気がしました。
  (勿論、アニメに描かれていたものですが)
  上の街や城塞まで行ってみたかったな。

        
          上   : 見晴らし風景
          左下 : シスターが手入れをする庭
          右下 : 修道院の中道も花が綺麗





  さて、次はミケーネを目指します。

  ですが、その途中でトンネル事故渋滞に巻き込まれました
  高速道路を快調に飛ばし、カーブを曲がったら急ブレーキ
  その先はトンネル手前で車が列を成して停まっていたのです。
  ギリシャには何故か カーブミラーがありません
  さすがにアテネ市内にはあったかもしれませんが、
  それ以外のどんな山道でも、道の幅や車線の数にかかわらず
  カーブミラーがない。。。
  マニュアルの大型バスだし、運転手のターミネーター:クリストスは
  運転上手いよね、なんてさるくんと話していたのですが、
  この場面で、温厚そうな彼の違う一面を見ることに…。

  事故渋滞中、ちょっとした揉めゴトが起きて、
  地元のギリシャ人おじさんとターミネーターの
  あとちょっとで殴り合いのケンカを目撃ドキュン
  そのおじさんは車から出て煙草を吸ったり、
  犬を走らせたりしている人たちの一人で、
  おじさんに怒鳴られたターミネーターも負けてはおらず、
  鼻息荒く、バスを降りてしまったのです

  爺 : 『γ※δ!★ω#θ・▽α!!!
  タ : 『βυ◆%☆=Φ&;<ζ!!!
     (折角なのでギリシャ文字を)

  きっと"おつゆ"飛びまくりであろう、
  ギリシャ語でのものすごい怒鳴りあいを見物し、
  バス車内でも60歳を過ぎたおじさま方が
  『やれやれぇ~!』なんて言ってみたり。
  (勿論安全なバスの中で、口だけ出す野次馬です
  結局は暫くして動き始めた車列を見て、
  添乗員さん(女性)が上手く収めていました。
  この添乗員さんが一番すごいんじゃないか…。


 

  ランチの後、ミケーネ遺跡の見学。
  有名すぎる話ですが、ここを発掘したのはドイツ商人シュリーマン
  当時学者が考えていたミケーネの位置からは
  遺跡はおろか何も発見されず、幻扱い。
  でもホメロスの叙事詩『イリアス』を読み込み、
  史実ではなくれっきとした事実だと信じて
  ミケーネの位置を自分で分析・確信したシュリーマン。
  若い頃は発掘費用を稼ぐために商人として数ヶ国語をマスター
  一大財産を築き、とうとうミケーネを掘り当てた、大した人です


  ミケーネはトロイア戦争の英雄、アガメムノンが治めた国。
  例の黄金のマスクなどは紀元前16世紀に作られたものだとか
  ギリシャに都市国家ができるより前に、交易で栄えた文明だそう。
  有名な獅子の門をくぐって進むと、すぐ右手には
  アガメムノンの黄金のマスクが発掘された円形墓地。
  (でも、実はほんとにマスクはここから…?という疑惑もあるらしい。)

  王宮は全然広くないです。
  でも、王座の間は当時はとても華やかに彩られていたとか。
  その横にある部屋は浴室と考えられているらしく、
  ここでトロイア戦争から帰って来たばかりのアガメムノンは
  愛人アイギストスと結託した妻クリュタイムネストラに殺されました
  奥さんには、夫に対する積もり積もった恨みがあったようで…。
  ちなみにアガメムノン、花嫁を巡る父王との馬車競争で不正をし
  その父王(お舅さん)から呪いをかけられたペロプスの一族です
  また、後々亡くなる愛人と妻ですが、
  王アガメムノンを裏切った理由で王家の墓には埋葬してもらえず、
  獅子の門を出た外にお墓が作られたとか
  折角なので、自由時間にクリュタイムネストラのお墓にも行きました。
  さるくん、何を思ったか…

        
          左上 : 獅子の門
          右   : 城壁の内側(手前)に円形墓地、
               外側(向こう)にクリュタイムネストラのお墓
          右上 : クリュタイムネストラのお墓
          左下 : 王座の間の横にある浴室
          右下 : 黄金のマスクが発掘された(らしい)円形墓地



        
          左上 : アガメムノンの黄金のマスク(レプリカ)
               本物はアテネにあるそうです
          右上 : 何だかかわいかったので
          下   : アクセサリーや櫛



  次回、6日目②では
    ・ 医薬の神様と古代劇場の残るエピダウロス遺跡
    ・ アテネでのアクロポリスライトアップディナー
  をお送りします


ギリシャ旅行 5日目 ~オリンピア、パッセ~

2006-05-14 23:55:09 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■オリンピア、花の咲き乱れるパッセのアポロン神殿観光 ⇒ ナフプリオンへ■


  いつの間にかツアーの丁度中日。
  早いものです…


        

  今日は近代オリンピック発祥の地、オリンピア観光。

  実は古代ギリシャでは、至る土地で
  神々に捧げる『競技会』が開かれていたとか。
  昨日のデルフィもそうです。
  なのでスタディオン(競技場)があり、馬車競技勝者の少年の姿が
  博物館にも展示してある有名な『御者の像』だったというわけです。
  (あれが『少年』だったというのも驚きですが。)
  今更ながら補足すると、例の御者の少年像は
  近くで見ると睫毛まであるんですよ~



  で、オリンピア遺跡
  オリンピック競技施設、ゼウス神殿、ヘラ神殿、その他モニュメント、
  当時の大彫刻家フィディアスの仕事場等、
  沢山の建造物があったようなのですが、今ではごろっとした岩のみ
  見取り図(鳥瞰図)がないと、どれが何なのか分かりません。
  でも、神域と壁で隔てられたオリンピック村VIP専用宿舎
  (一般客は野宿だったそうです)
  審判に対して賄賂買収等の不正行為をした者たちの
  作成費用は全額自己負担の 不名誉な記念碑
  人間くささみたいなものも感じられました。
  とはいえ、岩みたいな遺跡の並びからでも、
  当時は立派なドーリア式の柱がずらっとそびえ立ち、
  屋根まであったことを考えると、かなり立派な作りだったろうと感服

  神域の中心、ゼウス神殿には巨大ゼウス像が鎮座していたようです。
  それも、金と象牙で作られていたフィディアスの傑作
  そして世界七不思議のひとつだとか。
  でも、地震でオリンピア崩壊。(時代を失念 紀元前だったような…)
  円盤を積み上げた神殿の柱も横倒しで残っています。

  また、神殿としては現存する最古のものといわれるヘラ神殿
  ヘラはゼウスの奥様で大変なやきもち焼き
  彼女のせいでゼウスと人間の子であるヘラクレス
  怪物退治などの12の難行をする運命となり、
  その他、神話上沢山の悲劇や理不尽(?)が生まれるわけですが、
  ヘラは神様ということで、文句もお咎めもなしです
  ちなみにこの神殿前の祭壇で、毎オリンピック聖火が灯されています。

        
          左上 : ゼウス神殿、地震で横倒しになった柱
          右上 : さるくんのを射止めたわんこ
          左下 : 不名誉記念碑の跡
          右下 : 競技場でかけっこポーズ
               2004年アテネ五輪、ハンマー投げ等の会場



  オリンピア博物館ではディオニソスを抱くヘルメス像等がありました。
  有名なの大体正面でしょうけれど、背後も素敵ですよ~。
  (彫刻はどれもお尻がキュートです)
  ヘルメスはゼウスの息子の一人で、
  父お気に入りのお使い役だったそうです。
  ディオニソスはヘルメスの腹違いの弟にあたるわけですが、
  例の本妻ヘラが夫の毎度の浮気に大変ご立腹だったため
  赤ん坊のディオニソスをヘラの目が届かない安全な所に連れて行くよう、
  ゼウスがヘルメスに頼んだ、とか何とか。
  そんな理由でヘルメスの顔の右側はシリアスな表情で、
  ディオニソスを抱く左側は微笑なのだとか。
  余談ですが、ヘルメスは女性だとずっと勝手に思っていたともぶたには、
  何気にちょっとしたショックでした

        

  その他、ペルシャ軍とトルコ軍の鉄兜や、
  上記ゼウス神殿の模型等もありました。
  鉄兜はまるで『風の谷のナウシカ』の世界です。
  ペジテとトルメキアでしたっけ
  あ、何だか国の名前も似てますね~

        
          左  : ゼウス神殿模型、手前人型と比較すると巨大
          右上 : ベルシャ軍とトルコ軍の鉄兜
          中下 : ちょっとかわいかったので
          右下 : ん?昔こんな顔の後輩がいたような…



  午後はクネクネ山道を登るドライブで、パッセのアポロン神殿へ。
  ギリシャって、国土の30%しか平野がないそうです。
  あとは ほんとに、車窓には常にどこかしら山が見えます。
  ですが、この季節は名も知らぬ黄色い花が山を覆って素敵。

        




  パッセのアポロン神殿は、現存での一番保存状態がよいものとか。
  今後の為、1995年にテントが設けられ、実はちょっと風情がない…
  ですが、テントの外の遺跡には薄紫の高山特有っぽい花が咲き乱れ、
  かなりの目の保養となりました。

        




  その後クネクネ山道を下りて、東へ進みます。
  今夜の宿泊先、港町ナフプリオンへ。アテネが近い…
  翌日のミストラ観光を考えると、どうしてここへ… と不思議でしたが
  旅行会社さんにも色々あるのでしょう


  ですが、この街に立ち寄れたのは結果的に嬉しいことでした。
  何故なら…!
    ① 街の風景が素敵だった
       ⇒ ブーゲンビリアが街の裏道に咲き乱れ、
          夕暮れ時にライトアップされた城塞や港が絵になる
            

    ② 街のレストランで頂いたディナーが割と美味しかった
       ⇒ 白身魚が煮込まれたスープは絶品!
          素朴なシーフードフリッターもレモンでさっぱり!
            



  
  明日は一番スケジュールがタイトな日。
  ホテル出発が7:30amです  よって、起床時間も早い…


ギリシャ旅行 4日目 ~デルフィ~

2006-05-13 23:55:07 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■オシオス・ルカス修道院、神託のデルフィ観光 ⇒ オリンピアへ■


        


  思い返すと、この日がこの旅で一番印象的だった気がします。
  なので、長~くなります てんこもりです。


  まず、朝はホテルの部屋から港町イテアと海が綺麗に見えました。

        

  この旅行はずっと天気がいい 俄か雨はバスで移動中だけ。
  でも1週間もすると、イキナリ日中の気温が30℃近くになるようです。
  そして、この5月半ばはギリシャでも沢山の花が咲く素敵な季節
  車窓からも黄色、ピンク、赤など、目が覚めるような野生の花畑。
  普段、公園など以外で花畑を見ることなんて滅多にないですよね。


  そしてこの日はツアーのとあるおじ(い?)様のお誕生日。
  ともぶた、ホテルの周りに咲いている野生のお花で、
  小さな花束を作りました。
  ほんの気持ちだけでお渡ししたら、とても喜んで頂けて、
  素敵な一日が始まりそうな予感。
  その日ずっと、その方は帽子に飾っていてくださいました。
  萎れても外さないでいてくれたのは、ともぶたへの気遣いだけじゃなくて
  きっとほんとに嬉しく思ってくれたんだわ~

        



  
  まずは、しばしデルフィを離れ、
  ディストモという街の郊外にひっそり建つオシオス・ルカス修道院へ。
  ルカさんは聖人ではなかったけれど、彼の人柄と高徳を慕って、
  多くの信徒が集まってできた修道院だそうです。
  建物全体から感じられる気品+αの温かい雰囲気は、
  そういう成り立ちの為かしら。

        

  ここには素晴らしいビザンティン様式モザイクが残されています。
  中世の地震での喪失部分は、現在フレスコ画になっているとのこと。
  聖堂内はとても落ち着いた作りで、
  他の修道院とは何だか違う独自の時間が漂ってるみたい
  床のモザイクもケバケバしさはなく、センスのいいデザインでした。

        

  敷地内には地震で崩壊した建物の残骸が残っているけれど、
  これもオブジェのよう。
  うーん、写真に収めたい素朴な場所が沢山

        





  そして次は、デルフィ
  何気にともぶた、ここに来るのが一番楽しみでした。
  神話にはそこかしこに『デルフィのアポロン神託』が出てきます。
  ただの神話の世界だけでなく、実際に4世紀半ばまで
  この神託が政治を動かしていたわけで
  本当に世界の中心のような場所だったそうです。
  

  博物館には世界史や美術の資料集で見た覚えのあるものがズラリ。
  スフィンクス御者の像(あら、馬車の部分もあったのね
  オンファロス(大地のへそ)、アポロンと双子の姉妹アルテミス、等。
  神話によると、ゼウスが世界の大きさを測るため、二羽の鷲を同時に
  天上から反対方向に飛ばしたところ、丁度デルフィで出会ったので、
  その場所が世界の中心「ヘソ」だと定められたとか。
  そのオンファロスは、神の祭儀や神託に使われていたようです。
  そしてギリシャの色んな所で『双頭の鷲』のシンボルを見るのは
  そんなことも関係してるとかしてないとか…。

        




  その後デルフィ遺跡を、ナマで見てきました。
  神託が行われていた当時の参道をそのまま通れるのも素敵
  (勿論、道自体は補修されています。)

        


  アポロン神殿の前には『生贄の台』跡が…。ちょっと生々しい?
  もうひとつ感動したのが、神殿のすぐ上に建てられている
  ディオニソス劇場からの眺め。
  この時代は劇場に『背景』となる壁はなく、そこからの景色自体
  演目のひとつとして楽しむものだったそうです。
  かなり贅沢な眺め…。
  毎日富士山を見ながら露天風呂に入れるのと匹敵するかも
  (南国暮らしの今、私たちにはお風呂の方がいいな…笑)

        



  更に上には、花が咲き乱れる競技場
  白い花びらの花は、とてもいい匂いがする
  そして…、どこかで嗅ぎ覚えのある匂い。
  多分、カモミールなんじゃないかと思います。
  乾燥したものしか見たことないけど・・・

        



  また、デルフィの街もこじんまりとして静かで、
  それでいて何か掘り出し物が探せそう
  丁度ランチ後はシエスタ(昼寝・昼休み、13:00~16:00)にかかって、
  本来の街の姿は見れなかったと思います
  でも石階段を降りてみたら、たまたま開いていたレース屋さんで
  色々物色・買い物できました
  おかげで集合時間1分前に、ワインで酔った体を
  階段駆け上がりの刑に処すことになりましたが…
  小さいけれどいつかまた来てゆっくり歩いてみたい、
  階段で足腰鍛えられそうなところです(笑)

        


  ちなみに、ランチに出たチーズパイムサカはおいしかった。
  どうしてもやや塩味が強く感じるけれど、それでも今回は

        



  その後、朝見えた港町イテアまで降り、
  2年間に完成したハリラオス・トリクピス橋(2,252m)で
  アンティピオンからコリントス湾を渡り、ペロポネソス半島へ。
  この橋ができる前は、フェリーの時間を気にしいしいの旅だったとか。

  オリンピアでのホテルは、薔薇のお庭が素敵で、
  夕闇に映える建物でした。
  1階の部屋からは窓を開けるとそのまま庭に出れる作りで、
  チェックインした5分後には、ツアーの殆どの皆さんと
  その中庭で顔を合わせることになりました

        


  ディナーの際、添乗員さんが例のおじ(い?)様のお誕生日のお祝いに
  ケーキと記念のレースを贈ってらっしゃいました。
  そしたら『新婚旅行の記念に』と、私たちにもテーブルセンターを。

        


  この日が一番印象的になったのは、ただ単純に
  朝は人に喜ばれ、夜は人に喜ばせてもらったからかもしれません


ギリシャ旅行 3日目 ~メテオラ~

2006-05-12 23:55:30 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■カランバカ朝市散策、奇岩のメテオラ観光 ⇒ デルフィへ■

        

  ガイドブック(『地球の歩き方』ですが…)
  『カランバカでは毎週金曜に朝市云々…』と書いてあったので
  実はこの日が私の楽しみの一つでもありました 
  運良く金曜なのです


  朝6:00起床。
  朝食の前にいざ朝市へっ

  実は15分もかからない道のりだったのだけど、見事に道を外れ、
  20分以上かけてようやく朝市を発見。
  でも、おかげで街の色んな姿が見れました。そんな小さな旅もGOOD!
  ギリシャのカフェって、椅子の色がとてもかわいい。
  そして色でお店の個性を出している感じです。
  そして他の街でも何度か見たけれど、
  この『』みたいなのは、一体、何…

        


  朝市には野菜・果物・花・魚・衣類等々並んでいて、ともぶたの目は
  残念ながら買って帰るのは不可能でしたが、
  トマトの赤さはかぶりつきたいほど
  小さな街なのに、やっぱり市場には活気があるのね。
  日中は20℃以上になるけれど、
  ギリシャの朝の肌寒さを存分に楽しめた時間でした。

        





  さて、メテオラ
  6つの修道院がそれぞれ巨岩の上に建てられています。
  昔から高所恐怖症の人はいるもので、自分で登れない人(修道僧)は
  物資などと同様にネットに入れて吊り上げてもらっていたとか。
  また、アギア・トリアーダ修道院
  S・コネリー時代の007にも登場したとか

        


  メテオラの中心的なメガロ・メテオロン修道院を見学。
  階段の途中、見下ろす景色も壮大です。
  実は、さるくんもあまり高いところが得意じゃないみたい
  でも無事ネットに入れられることなく146段の階段を上り下りできました。
    ※ 観光客がネットで上ることはできないと思います。


  修道院の中は、昔修行していた僧たちの食堂・台所の他、
  何とお墓までも(ちなみに窓から覗くと、今でもそのまんま骨が…)
  風格のある建物や壁画と共に修道僧たちが生きてきた様子を
  垣間見ることができました。
  立地条件としても非日常的で、見ごたえのあるところでした。

        




  カランバカに戻ってランチ。
  今回はカラマーリ。つか、普通にイカフライ
  ギリシャのお料理には何故かフライドポテトがついてくるようです。
  日を追うごとにそのポテトが一番美味しく感じるようになるのは、
  メイン料理がいつも塩味強めだったからかな

        



  午後はデルフィへ南下。
  途中のドライブイン(?)で食べた
  ハーゲンダッツのストロベリー・チーズケーキが美味しかった
  話は飛びますが、この島でもハーゲンダッツは売っています。
  でも、日本とは味が違う。。。
  かろうじて、ストロベリーとコーヒーは美味しいです。
  ナッツ系はゴロゴロ、キャラメルは胸やけするほど入っています…

  この日のホテルはペロポネソス半島との間に横たわる海が近くて、
  お庭とお花とプールサイドと夕焼けが素敵なところ。
  内装も石と木目とファブリックの色がうまく組み合っていて落ち着きます。

        


ギリシャ旅行 2日目 ~アテネ~

2006-05-11 23:55:27 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■アテネ市内、アクロポリス観光 ⇒ カランバカ(メテオラの麓)へ■

        

  この旅でお世話になるバスは
  『みつばちハッチ』みたいなかわいい顔
  その巨大なハッチを操る運転手のクリストスさんを、
  さるくんとともぶたは密かに『ターミネーター』と呼んでました

        
               右下 : 「ボクがターミネーター!」


  市内の神殿やシンタグマ広場、国会議事堂等々を
  車窓からしか眺めないっていうのは残念だったけれど、
  とりあえず見るべきでしょ、アクロポリスへ。

  ニケ神殿を通り、パルテノン神殿が見えて来た時には
  ちょっとじーんとしました。

        『ほんとにギリシャに来たんだ~!』

        

  パルテノン神殿はアテナ女神が祀られているところ。
  ギリシャには神話がつきもの。
  実はともぶた、小さい頃から読むのは大好きでした。
  (残念ながら、人に諳んじ聞かせられるほどではありません…。)
  でも、アテナがこの土地に少雨でもよく育つオリーブを与えたことで、
  アテナを守り神とする『アテネ』が誕生したそうです。
    その他アテナ女神についてはこちらを…
     Wikipediaより
     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%8A
    ※ 神様って色々すごいことするのね
   関連項目に『聖闘士星矢』がリンクされてるのがウケます(笑)
  
  改修工事中で趣ダウンは否めないけれど、
  ずっと後世に長く残すために必要なことです。
  つか、全部大理石って。。。今歩いてきた道もでしょ???
  大理石は酸に弱い。
  酸性雨がどれ程のダメージを与えたのかと思うと胸が痛い…。

  城壁(?)から見下ろした街の風景も素敵。
  壁と屋根の色が何となく統一されています。
  ヨーロッパのこういうところが理屈なく好き。
  ギリシャは個性より景観を重視する風潮なのか、何かの規制か、
  それとも選択肢がそもそもないのかは分かりませんが…。

        

  そしてアクロポリスには沢山の犬や猫がいました。
  みんな人に慣れすぎてる。。。
  そんな見晴台の真ん中で寝てたら、しっぽ踏まれちゃうよ~

        



  お昼はおサレなタベルナ(レストラン)が集中するプラカ地区
  ポークのスプラキを。
  本格的なギリシャ料理とは違うのかもしれないけど、楽しめました。
  だが、今後このパターンが延々と続くことを
  まだ知らないともぶたたちでした…(汗)

        


  午後からは翌日の北部メテオラに備え、麓のカランバカへ。
  一路5時間
  メテオラは数百m級の巨大な奇岩の上に修道院が立てられている、
  神聖な修行の場。
  宿泊施設はないので、麓のカランバカへというわけです。
  

  今晩は高原ホテル風のかわいらしい内装 色合いが好き
  何と言っても、木目の電話がめちゃラブリー

        

  そして色んな方とお話できる食事の時間がとても楽しくなってきました。
  皆さん色んな経験や経歴の持ち主らしく(多くは語らないが…)
  でも、共通して言えるのは

      『皆さん、お金に余裕があるのね~~
  
  毎月海外旅行してるご夫婦もいらっしゃるようです。
  (先月は北欧、来月はクロアチアだとか…汗)

  まだ始まったばかりのギリシャ旅行。
  これからがわくわく、わくわく、 でもバスが長い…(汗)  


ギリシャ旅行 1日目 ~ギリシャへ~

2006-05-10 23:55:01 | ★ギリシャ旅行 2006_05

■この島 ⇒ 成田 ⇒ ローマ ⇒ アテネ■


  この島時間2:00AM、自宅から空港に出発したのが
  Long Roadの始まり
  最近飛行機がよく遅・欠航するらしく、
  一番早い(7:00AM)成田着の便を選択。


  成田着。2月の式直後以来だな。。。
  おっと、そんなことより大事な儀式があります。
  日本食
  空港内のレストランとはいえ、純粋な日本食には変わらないっ
  多めの朝ごはんを頂き、空港内でビデオカメラもレンタルしました。
  シャワールームや仮眠室もあるんですね、便利です。

        



  そしてツアーカウンターに11:30AM集合したさるくんとともぶた、
  暫しボーゼン…。
  ぐるっとメンツを見回したら、30人強の皆さん、
  どう考えても60歳以上
  『同じような新婚さんも2組くらいいるっしょ』なんて思っていたけれど、
  いやはや…
  一番年が近いのは添乗員さん(女性)。でもきっと40歳くらい…。
  でも、何となく感じた不安もふっとぶ素敵な旅になるとは
  まだ二人とも知らないのでした


  アリタリア航空でローマ乗り継ぎ
  …んが、機材遅れと荷物搬入遅れに見舞われ、
  アテネのホテル到着は2時間遅れ。
  ギリシャ時間ですでに翌日3:00AMですよ…。
  約32時間、いや、よく考えたら2時間遅れで約34時間の移動でした。
  (アリタリアさん、、、勘弁してちょうだい!!!)

        
               でもローマ空港内のお店はかわいかった♪


  ちなみに、旅行本にも書いてあることなのですが、
  ギリシャってトイレに紙を流しちゃいけないらしいのです
  横に蓋付バケツみたいな容器が置いてあり、そこに捨てます。
  一応、公共の場所はこまめに処理してくれているようです。
  流してもいいところも増えたようですけどね(汗)

  また、街のホテルではタンクに貯めたお湯を使うシステムらしく、
  日本人集団が一気にお風呂に入ると、タンクがすぐに空になります。
  またタンクに貯まるまでお湯に会うことができません。
  (どっかのホテルでシャワーが途中で水に
  シャンプー始める前でよかった


  ホテル自体はこじんまりとこぎれいな部屋でした。
  この時点では景色は望まな~い(笑)