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とみぃ@ぎふ

リコーダーや花、FC岐阜の話、
そして、
愛犬のボーダーコリーの話などなど…

食卓の音楽~MAK~

2007-02-23 | CD寸評


 MAK(ムジカ・アンティカ・ケルン)のターフェル・ムジーク(食卓の音楽)。

 MAKの演奏は、基本的にアップテンポ。ご多分にもれず、このターフェル・ムジークも心地よいテンポです。

 3曲目のニ短調の四重奏にリコーダーが登場します。この曲は私も演奏したことがあるのですが、第4楽章の転調部分のテンポは、考えさせられるところ。イン・テンポでいくのか、それともゆっくりとしたテンポに落とすのか…。

 リコーダー吹きからすると、ゆっくりとしたテンポだと間がもたない感じがするので、 結論から言うと、どちらも有りかと^ ^;


Musica Antiqua Köln (ムジカ・アンティカ・ケルン)

Trios & Quartets from Tafelmusik

  • Quart G-Dur
  • Trio Es-Dur
  • Quartet d-moll
  • Trio e-moll
  • Quartet e-moll
  • Trio D-Dur

ヘンリー8世とムジカ・スペクラティーヴァ

2007-02-16 | CD寸評


 ヘンリー8世とジョン・ボールドウィンの手写本から8曲づつを集めたCD。
 楽譜も一部持っているのですが、見ただけでゾ~ッとするものばかり。
 パートごとのリズムがずれていたり、そもそも拍の長さが違ったり、不協和音は日常茶飯事…。
 昔組んでいたリコーダーコンソートのグループでも、この中の曲を取り上げたことがありましたが、実際体で覚えてしまうと、なかなか快感なものです。

 ここに納められている“ブラウニング”の主題には、歌詞もあって、色々な作曲家が取り上げています。でも、このボールドウィンのブラウニングは、私の最もお気に入りの曲です。


Sour Cream (サワークリーム)

Frans Brüggen , Kees Boeke , Walter van Hauwe

Henry Ⅷ. & La Musica Speculativa
The Baldwine Manuscript

  • Consort ⅩⅨ  [コンソート第19番]   -Henry Ⅷ.
  • Cockow [カッコウ] -Johe Baldwine


  • Consort Ⅴ  [コンソート第5番] -Henry Ⅷ.
  • Sit Fast [早く座って] -Christopher Tye

  • Consort ⅩⅦ  [コンソート第17番]  -Henry Ⅷ.
  • Miserere [ミゼレレ] -Nathaniel Giles


  • Consort Ⅲ  [コンソート第3番]  -Henry Ⅷ
  • Sermone blando [やさしいお話] -Johe Baldwine


  • Browning  [ブラウニング]  -Johe Baldwine
  • Consort Ⅱ(If Love Now Reigned) [コンソート第2番] -Henry Ⅷ.


  • Upon Ut Re Mi Fa Sol La [ド・レ・ミ・テァ・ソ・ラで] -Johe Baldwine
  • Consort Ⅸ [コンソート第9番] -Henry Ⅷ

 

  • A Duo  [二重奏] -Johe Baldwine
  • Consort Ⅷ [コンソート第8番] -Henry Ⅷ.


  • Upon Ut Re Mi Fa Sol La [ド・レ・ミ・テァ・ソ・ラで] -Thomas Woodson
  • Consort ⅩⅡ [コンソート第8番] -Henry Ⅷ.

ロビンフッド~ポール・オデット~

2007-02-14 | CD寸評


 コンサートを聴きに行って、その場で気に入って購入したCD。
 サインも貰いました^ ^

 リュートのほか、オルファリオンシターン(いずれもウィキペディアへリンク)も使っている。

 何と言っても、ロビン・フッドが素敵です。リュートという楽器の難しさは、見聞きするどころではないそうですが、コンサートの時も、思わず「上手やねぇ、この人。」と言ったら、知人のリュート弾きに、「上手下手の世界ではない。リコーダー吹きには一生分からんやろうけど。」と言われた…。

 まあ、聴いてすばらしいと思うのだから、許してもらおう^ ^


Paul O'Dette (ポール・オデット)

Robin Hood
Elizabethan Ballad Settings

  • I Can Not Keepe My Wife at Howme -Anonymous
  • Up Tails All -Giles Farnaby
  • The Spanish Pavan -Anonymous
  • Robin Hoode -Mr. Ascue
  • John Come Kiss Me Now -Anonymous
  • Chromatica Pavana -Peter Philips
  • Galliard -Peter Philips
  • Sueit smyling Katie loves me -Anonymous, Scottish
  • Put on thy sark on Munday -Anonymous
  • Buckinghames branle -Anonymous
  • Lady Lothian's Lilt -Anonymous
  • Lavolta -William Byrd
  • Wolsey's Wild -William Byrd
  • Pavana Bray -William Byrd
  • Galiarda  -William Byrd
  • The woods so wild -William Byrd
  • Lord Willoughby's Welcome home -William Byrd
  • Pavin -Philip Rosseter
  • Galliard -Philip Rosseter
  • Lusty Gallant -Anonymous
  • A Ground -Anonymous
  • Home again, market is done -Anonymous
  • Trenchmore -Anonymous
  • Mall Symes -Anonymous

ヴェルサイユの音楽

2007-02-08 | CD寸評


 私が古楽にハマった責任の一端を担うCDの1枚^ ^
 特にフォルクレの組曲第5番。この曲はチェンバロ独奏に編曲された版があって、先日NHKでやっていた大西孝恵さんも弾いていた。
 けど、やっぱガンバの響きは良いですねぇ。最後のジュピターの荘厳な響き。曲が終わっても、暫く余韻が残ります。

 そうそう、ジャケット裏の3人、若いですねぇ~。特にレオンハルト^ ^




Sigiswald Kuijken 、 Wieland Kuijken 、 Gustav Leonhardt

Musique À Versailles (ヴェルサイユの音楽)

  • Marin Marais [マラン・マレ]

      La sonnerie de Sainte Geneviève du Moni à Paris
        聖ジュヌヴィエーヴの丘“教会の鐘”
  

  • Jean Henri d'Anglebert [ジャン・アンリ・ダングルベール]

      Prélude dœmoll fûr Cembalo
      プレリュード・ノン・ムジュレ

  • Marin Marais [マラン・マレ]

       Tombeau de Mr. de Sainte-Colombe fûr Viola da gamba
      サント・コロンブ氏への追悼

  • Antoine Forqueray [アントワーヌ・フォルクレ]

       Suite 5 c-moll fûr Viola da gamba und Basso continuo
        組曲第5番 ハ短調


リコーダーの神技(Virtuoso Recorder Music)

2007-01-29 | CD寸評


 アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クァルテットのメジャーデビュー作。

 このCDを初めて聴いた時の衝撃は大きかった…。

 特に、
 あたかもパイプオルガンのような1曲目のエスタンピと、
 4本とは思えない重厚さを表現した5曲目のヴィヴァルディのコンチェルト。

 当時はまだCDではなく、レコードだった。
  録音日を見ると1984年。
 20年以上前か…時間が経つのは早い。

 よく見ると、グループ名は、「ロエキ」になっていますね。当時読み方が分からなくて、「ロエキ」と呼んでいたところ、TVのインタビューで彼らが「ルッキです。」って修正していたような気がする。

 そうそう、当時彼らが初来日した時、演奏会を聴きに行きました。
 その時の話はまたいずれ…。

 今でも時々聴きたくなるCDの1枚。



Amsterdam Loeki Stardust Quartet

Daniel Bruggen 、 Bertho Driever 、 Paul Leenhouts 、 Karel van Steenhpven

Virtuoso Recorder Music (リコーダーの神技)
  • ISTAMPITA "TRE FONTANE"エスタンピ“3つの泉”
  • PALESTRINA : Recercar del Second Tuonoパレストリーナ:第2旋法のリチェルカーレ
  • FRESCOBALDI : Canzon Primaフレスコバルディ:カンツォーナ第1番
  • MERULA : Canzon "La Lusingnuora"メルーラ:カンツォーナ“ナイチンゲール”
  • VIVALDI : Concerto C-Major RV.443ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調
  • LOCKE : Suite NO.5 in G-minorマシュー・ロック:組曲第5番ハ短調
  • GIBBONS : In Nomineギボンズ:イン・ノミネ
  • SIMPSON : Recercar "Bonny sweet Robin"トーマス・シンプソン:リチェルカーレ“愛しのロビン”
  • BLACK : Report upon "When shall my sorrowful"ジョン・ブラック:“私の悲しいため息の消えるとき”
  • JOHNSON : The Temporiserロバート・ジョンソン:テンポライザー
  • BYRD : Sermone Blandoウィリアム・バード:セルモネ・ブランド

イギリスの古いキャロル

2006-12-21 | CD寸評


 

 

 

 クリスマスに関連したCDを。

 リュートの「つのだたかし」さんらによるアンサンブル・エクレジアのCDです。

 このCDを聴くと、部屋を暗くして、ロウソクの灯を眺めたくなります^ ^;


 

 

 

 

Ensemble Ecclesia

つのだたかし(リュート)、波多野睦美(ソプラノ)、田崎瑞博(フィドル)、
江崎浩司(リコーダー・ショーム)、近藤郁夫(パーカッション/ダルシマー)

[ゲスト]
山岡重治(リコーダー)、石森愛彦(ロングネックリュート)、
デイヴィッド ハッチャー(ヴィオラ・ダ・ガンバ/バグパイプ)、
川西龍二(ポジティヴ・オルガン)

Old English Carols

  • チェスターの修道女の歌
  • 遠い森の中に
  • マリアのひざに眠るこの子は?
  • 心安らげ 幸せな者たち
  • 乾杯の歌
  • 受胎告知
  • 天の女王よ 祝福を受け給え
  • さあ揺りかごをゆすり
  • 天使が乙女に
  • Coventry Carol
  • クリスマスを歌おう
  • アイルランドのキャロル
  • 聖トマスを讃えよう
  • 忘れずに
  • 主よ 汝の御光をわれらに照らし給え
  • 来たり給え 万民の贖い主よ
  • 聖母マリアの子守歌

ベートーベン交響曲第1番・第5番ほか~18世紀オーケストラ~

2006-12-14 | CD寸評


 18世紀オーケストラのベートーベン交響曲の紹介第2弾。

 以前、18世紀オーケストラのヴァイオリニスト(だったと思う)が、「曲のつくりかたが管楽器奏者好みで、弦楽器奏者が通常好まない弾き方を要求される。」というようなことを雑誌のインタビューで言っていました。

 そういうのって、あるんでしょうねぇ…。
 ベートーベンのリコーダー曲なんてのはありませんが、やはりブリュッヘンの音楽の底辺には、リコーダーやトラヴェルソがあるんでしょうかねぇ♪~


Orchestra of the 18th century
Frans Bruggen

Beethoven

  • Symphony No.1 in C Major , Op.21
  • <Egmont>Overture , Op.84
  • <Coriolan>Overture , Op.62
  • Symphony No.5 in C minor , Op.67

ベートーベン第9交響曲~18世紀オーケストラ~

2006-12-11 | CD寸評


 年末間近ということで、ベートーベンの第9を…。
 何で年末は第9なのか…というのは、よう分かりませんが(日本だけ??)^ ^;

 これは古楽器による第9です。
 リコーダー奏者のブリュッヘン率いる18世紀オーケストラによる演奏。
 随分前になりますが、合唱団まで引き連れて、日本で演奏したことがあったと思います。その来日公演は、私は行けませんでしたが…。

 いずれにせよ、この時期によくTVで流れてくるモダンの第9とは趣を異にします。そもそもピッチも違うからなぁ…。


Orchestra of the 18th century
Frans Bruggen

Beethoven Symphony No.9 in D minor , Op.125<Choral>


KuijkenのHaendel

2006-11-05 | CD寸評


 こちらは、クイケンのヘンデル。
 私はトラヴェルソは吹けませんし、そんなに聴き込んでいる訳ではありませんが、クイケンは、いつ聴いても、やっぱクイケンはクイケンだよなぁ…と感心させられる…(説明になっていませんが…^ ^;)。
 音が真正面から攻めてくる感じではなくて、いつの間にか包み込まれている、そんな音。古楽って、こういう音だよ♪~と思う。

 そういえば、クイケンのトラヴェルソが盗まれたっていう話を聞いた。出てきたんだろうか…。
 このCDで使われている楽器は、ロッテンブルクのコピー。


Barthold Kuijken(tFl)、Wieland Kuijken(VdG)、Robert Kohnen(Cem)

G.F.Haendel
Flute Sonatas

  • Sonata E-Minor Op.1 No.1b HWV359
  • Sonata D-Major(G-Major) Op.1 No.5 HWV363b
  • Sonata B-Minor Op.1 No.9 HWV367b
  • Sonata D-Major HWV378
  • Halle Sonata A-Minor HWV374
  • Halle Sonata E-Minor HWV375
  • Halle Sonata B-Minor HWV376
  • Sonata B-Minor Op.1 No.1a HWV379

ブリュッヘンのヘンデル(初期)

2006-10-13 | CD寸評


 ブリュッヘンの初期のヘンデル。
 実は、初めて買ったCDがこれ。
 昔はLPでしたからねぇ…。ブリュッヘンの後期のヘンデルもLPしかない…。
 演奏は、ブリュッヘン自身が「ライオンのように」と表現したとおり、今となってはちょっと聴く気がしない(と言っても、数年に1度は聴いたりするんですが…^ ^;)。

 そうそう、ジャケットを見て、どこか変だと思いません??