もともとヴァイオリンのために書かれた曲をリコーダーで吹くための編曲作業は困難を極めます。
コレッリの作品5に関しては、18世紀の頃から編曲楽譜も出されていますが、最終的には、演奏者自身がアレンジすることになります。
コレッリのフォリアについて言えば、私は、これまでブリュッヘンが出したCD(確か、2回目の録音だった思う。もっとも、当時はレコード!)の編曲・演奏が最高だと思っていましたが、このCDのフォリアは、それを上回ったと思っています。必聴の1枚です。
山岡重治 (Rec) , 平尾雅子 (VdG)
竹内太郎(Lt,Baroque-G) , 上尾直毅(Cem)
- ソナタ 第4番 ヘ長調
- Adagio - -Allegro - Vivace - Adagio - Allegro
- ソナタ 第5番 ハ短調
- Adagio - vivace - Adagio - Vivace - Giga Allegro
- ソナタ 第7番 ト短調
- Preludio Vivace - Corrente Allegro - Sarabanda Largo - Giga Allegro
- ソナタ 第10番 ハ長調
- Preludio Adagio - Allemande Allegro - Sarabanda Adagio - Gavotta Allegro - Giga Allegro
- ソナタ 第11番 変ロ長調
- Prelude Adagio - Allegro - Adagio - Vivace - Gavotta Allegro
- ソナタ 第12番 ト短調[フォリア]