ご依頼も以前よりずっと減ってしまった、パーペチャルカレンダーのお品物です。
パーペチャルカレンダー=時計が動き続けている限り、正確な日付を示し続けます。 そのため永久の(=perpetual)カレンダーという名前が付いています
例えば9月は30日までで、翌日は10月1日となります。
時計のカレンダーは31日まで表示しますので、一般の時計では10/1にもかかわらず「31」の表示となります。このような場合リューズ操作でカレンダー表示変更し対応しますが、パーペチャルカレンダー搭載品は、その作業が必要無く、正確な日付表示をします。
電池も専用といっても良いかもしれません。一般電池と比較しても、かなり大きさも異なります
電池の引っ掛かりは強め、側面から保持がしっかりしています
新しい電池を入れて
「AC」=「オールクリア」と電池をショートさせます。
この後動作確認し、カレンダーデータの有無を確認
カレンダーデータ消失の際は、「うるう年からの経過年数」「月」「日」をそれぞれの端子と電池をピンセットで当てて順送りしていきます。
作業後は、針回しによるカレンダー送りが出来ない機種もあるため、午前・午後に注意をして様子見をします。
今作業は午前中に実施し、お昼またぎでカレンダー表示確認し、当日中に午前午後の認識をはっきりさせるようにしています