今日は寒いですね。
この時期になると、時計の国家資格である技能検定を思い出します。
まず試験は筆記と実技とありますが、筆記試験は様々な業種が一緒に大学校舎で各教室に分かれて受験します。私の時は、隣の教室が製パン業だったような記憶あります。「パン製造にも資格があるのか~難しそうだなぁ」と思ったことが印象に残っています
実技試験は、例年この時期に実施されます、会場はその時により異なりますが、日本橋・銀座・御徒町などの地域で行われていました。
種類は1~3級まであって1級が一番難しい試験となります。
専門学校在籍時に3級は取得しましたが、2・1級は卒業後に取得すること出来ました。
1級時計修理技能士になってから数年後、時計組合の方からお話頂き、「検定委員」(=試験監督や運営・採点)をさせて頂く事となり、5年程、検定委員として技能検定に関わらせてもらいました。
なので毎年この時期になると思い出します。
現在は検定には関わっていませんが、近年受験者が増加しているようです。時計に興味を持つ方や生業としようとしている方々が増えるのは心強いことですね。
受験者の方々には、体調管理に努めベストな状態で受験してください。くしゃみで部品飛んでしまったら大変です。