ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

さて、手作りクリスマスお飾りの続き

2012-11-28 18:03:27 | とんぼ手帖

 

先に、トップ写真に出したのは、例によって「プレゼントボックスの「なかみ」です。

 

このツリー、作ってみようかな…という場合もあるかも…なので、型紙を載せます。

実はスキャンしようとしたら大きくて…。わかりづらいのでが、説明を書きます。

最初に…これはもともとの型紙を何回かなぞって写したと思われます。

それで実寸はやたら細かいので、書いてある数字は、少しプラスマイナスして書いてあります。

 

まず用紙の下のほうに横線を引いてください。それに対して直角に縦線。

横線が「底」、縦線がツリーの中心です。高さは23センチ。

次に、縦線の上から、写真のツリー向かって右側の数字の「3センチ・2センチ…」と、しるしを付けます。

そのしるしの位置で、縦線に対して直角に横線を引き、今度は型紙左側の数字を左右半分にして入れます。

例えば「8.5」なら、左右に4.25ずつ、です。

それほど緻密でなくていいので、4.3でも4.5でも、あまり形が大きく変わることはありません。

同じように、更に2センチ下がったところで横線、ここは6センチですから左右3センチずつ…。

一番下には、中心から左右に5センチずつ「綿入れ口」をあけるためのしるしを付けます。

 

  

 

これをこの前イラストでお知らせしました。縫い代5ミリつけて4枚裁ち、 

二枚ずつ中表に合わせて、底部分に「綿入れ口」を残し縫い合わせます。

角はきれいに出るようにちょっとカットして、しっかりクセを付けてから表に返します。 

この二枚を更にきっちり重ねて、真ん中を縫い合わせます。ちゃんとてっぺんと底を通してまっすぐに。

 

   

 

これで4つの部分が独立しました。ここに手芸ワタを詰めていきます。

さるぼぼの作り方のところでもお知らせしましたが、いきなりわっせわっせと詰めないこと。

まず、米粒から少し大きいくらいのをそれぞれの角の先、とんがり部分に詰めます。

そこからは少し大きくとった綿を詰めていきます。次の段も同じように、先のとがったところにきっちり詰めてから。

真ん中はあとから詰めるので、とりあえず4本ずつの三角部分を先に。

このツリーの場合はとにかく固くなるようにしっかり詰めてください。綿入れだけでも時間がかかります。

 

綿を詰め終わったら、どこかへこんでるとか出っ張ってるとかをチェックして、

OKなら、底の綿入れ口を閉じます。

このとき、そのままでも立つように、口付近の綿を調整してください。

まっすぐ立たないと困るので、そこはきをつけて。

 

さて、これはどんな感じにしようかと思ったのですが、まず土台がありません。

がさごそやって「みーっけっ!」…友人がこの前もってきてくれた「お弁当」のフタ。

八角のきれいな行楽弁当でしたよぉ…そのフタだけ取っておきました。

缶、瓶、箱…もうひとつ「板状のもの」ってのが「お取りおきグッズ」にあったことを忘れてました。

 

まず、発泡スチなので、このままだと薄いし、パキンと割れてしまいます。

そこで、ダンボールで同じ形のものを二枚カットして合わせます。 

 

なにしろちゃんと考えずに始めますから(毎度すみません)、おいおいやりながら…。

まず土台を作ってしまいます。

上の3枚を、両面テープで接着して1枚にしたら、今回は幅広のテープを見つけたので、

これを貼ることにしました。

 

両面テープをリボンのはしに合わせて貼ります。あまり長いとやりにくいので20センチずつくらいに。

 

これを土台の裏側に貼りますが、ちょうど金色の線のところが、土台のふちのの角になるようそろえて。

○印は八角形の角で、カットして貼り付けます。裏側ですので適当に。

   

 

ぐるりと回ったら、表側も同じようにします。八角形のそれぞれの角は、余分をカットして額縁のように。

 

これで土台は終了。あとはツリーを飾りつけプレゼントボックスを置く…です。

ツリーの飾りはただリボンをボンドで付けただけですので説明ナシ。

プレゼントボックスの作り方のみ、ご紹介します。

丸いもの。

一番外側になる上下の工作紙のものは、ちゃんとコンパスで描いたものです。

中のダンボールはそれをあてがって、カットしたもの。

重ねて貼り付けて…

 

ハギレの上にテープでつけて…

 

ダンボール部分に両面テープを貼って…ここからひだを取りながら貼り付けます。

 

こんな感じ。

 

ボンドやテープを使って包み込んだら、上をカット。

 

あとは少し小さい円形にカットしたものを貼ります。

 

表返してリボンをかけますが、普通に掛けてもいいし、面倒なら裏でテープを使います。

てっぺんの飾りは普通のプレゼント用と同じようにしてあります。

 

こちらは筒型。普通の巾着型もかわいいですが、しっかり立つものを作るとき。

これは八角形。つぶれないように、中に長さより短いダンボールを丸めて入れて補強します。

 

写真のように、右は「底」、左はリボンを掛けるほうのこんな寸法で置き、両面テープで貼って包みます。

 

底部分は、ダンボールをちょっと押して、底のふちに両面テープ。

布を折りこんで接着し、ダンボールを元の位置までそっと押して戻します。

 

底より少し小さめにカットした紙を押しこんでフタをします。

 

反対側は、ダンボールの上から綿をつめます。

 

リボンの位置で縫い絞ります(ギャザーをきれいによせるためなのでザクザク縫いで)。

 

しぼったところにリボン、そのあと上をピンキングバサミでカット。

 

とまぁこんな感じでいろいろ作ったものを、土台に体裁よく置いていきます。で、こうなりました。

 

        

 

プレゼントはこんな感じです。

 

     

                  

ツリーにプレゼント…は、友人が最初に教えてくれたいわば「定番」です。

手間はかかりますが、少なくとも先日の「消臭剤カバー利用のソリ」よりはカンタンです。

 

さて…これで終わりかと言いますと…実はかわいいものを見つけてしまったので…。

今年はもうひとつ作りそうな…3年分作っちゃいそうで…誰かトメテ…。 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「母の手がほしい」と書いて… | トップ | これでオシマイ手作りクリスマス »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰か止めて、とおっしゃっても、私にはお止めできません。 (まあや)
2012-11-28 21:22:34
なにせ、私自身、最高に楽しみにしておりますので (*^_^*)
もちろん健康第一、ご無理はいけませぬ (^_^)V
返信する
Unknown ()
2012-11-28 23:58:15
誰も止めませんよ
だって 出来るのを楽しみにしているのですもの

 }進め  突入だぁ

  
返信する
Unknown (とんぼ)
2012-11-29 21:18:21
まあや様

あららぁ、そうですか。
楽しみにしていただいてうれしいです。
休み休みやっておりますので…。
返信する
Unknown (とんぼ)
2012-11-29 21:20:16
惠様

はいっ突撃いたしましたです。
もー、エネルギー残ってませーん。
たのしみにしてくださって、ありがとうございまーす。(バッタリ…)。
返信する

コメントを投稿

とんぼ手帖」カテゴリの最新記事