先日「女物のいいモスリンの紐がない」というお話しを致しました。
ネットでみつけましたのでご報告?!これは男女兼用・・とありました。
「鳥獣戯画」です。色は実物と全く違いまして、ココア色に絵はグリーンです。
実は「女性用」というのも、数は少ないのですがあることはあるのです。
ただ、じゅばん地をそのまま使ったような感じか、或いは「かわいい花柄」とか
そういう感じしかないのですね。もう少し大人っぽい感 . . . 本文を読む
今日はイラスト、素材屋さん「もみじ葉の風」様からお借りしました。
かわいい鬼ですねぇ。これなら出てきてもこわくないわぁ~。
さて、「週末は春」というのは、言わずもがなの「立春」。
その前日が「節分」で、豆まきですね。
ちょっと早めにそんなお話しを・・・。
「節分」は、今では年に一度、豆まきのときだけだけとりあげられますが、
実は「立春」のほか「立夏」「立秋」「立冬」の前日も「節分」です。
も . . . 本文を読む
これは2年ほど前にみつけた古い着物、と言っても戦後のものと思いますが、
東雲ちりめんのようです。それほど着倒した様子はないのですが、
衿や胸元の汚れがひどく、ちょっと落ちません。着物としては着られません。
地色が白っぽいですが実際にはもっと濃くて薄茶、ミルクティーの色です。
で、なんでこれで「お勉強」かと申しますと、実はこの着物の柄、
養蚕農家の様子、といいますか「蚕の一生」みたいな図柄なのです . . . 本文を読む
今まで「外身」の着物や帯の話ばかりしてきました。
今日は、基本にもどって「着物を着る」ことについて・・。
と言いましても、私のブログに来てくださる方は、
皆さんご自分で着物を着られるかたばかりですから、
言ってみれば「今さら」・・の話題なのですが、お若いかたの中には
道具を使うとか、そういったことで迷っていらっしゃる方も・・なんて
かってに考えまして、今日のお題と致しました。
だいぶ薄汚れてい . . . 本文を読む
これはじゅばんです。けっこうしぼがあり、汚れもほとんどないものでした。
これは鮮やかな「黄緑色」が地色で、「紗綾型」が白く抜いあります。
黒に近い焦茶の雲取りの中に芥子で染め疋田、合間に飛んでいるのは「源氏香」。
いつも「柄」についてのお話が多いので今日は「色」について・・。
この地色は、実物はもう少し濃くてはっきりした色合いです。
実は、和服では「緑色系」というのがあまりありません。
最近の . . . 本文を読む
勢いづいてとまらない?・・で、私の仕事着スタイルです。
このとき、あのポシェットはまだできてませんでしたので、
やたらと入るデカ・バッグ、持ってます。近くで見るとなんか英語の模様入・・。
古着を探しにいくときはだいたいこんなカッコです。上から下まで古着ばかり。
着物はポリエステルで、江戸小紋の「万筋」、ブルーグレーです。
長羽織はまさしく「掘り出し物」でした。昭和初期の紋錦紗、ちょっとシミが
あ . . . 本文を読む
勢いづいて、私物の帯揚げ帯締めです。この帯締めは先が房になっていないもの。
コレが好きで、いろいろな色を揃えたい・・と思っているのですが
安くないんですよね和小物って・・。帯揚げは帯締めとは別々に買いましたが、
だいたい色を揃えるようにしています。
ところで、先日おじゃましたブログで「帯揚げの出し方」の話題がありました。
どれくらい出すか・・といったような・・。
実は帯揚げの結び方とか出し方って . . . 本文を読む
いつも着物着物と騒いでいるのに、ちっとも画像を出しませんので
はじめまして「とんぼ」です・・って顔がくまさんになっとるがな・・。
ま、お見せするほどのカオではございませんのでご勘弁下さい。
着物重点ってことで・・!
これは母から譲り受けた紬です。特別に「ナントカ紬」と
名のつくようなものではないのですが、柔らかくしなやかで、ツヤがあります。
柄は「琉球絣」、実物はこれよりキモチ薄い色目です。
. . . 本文を読む
ウチの小物、コインパースです。今は販売ストップしてますが、
また夏から・・と考えるだけは一応・・ん~~しっかりやらねばっ!
ほとんどが手になじむ大きさです。女性は小銭入れというより、サプリとか
キャンディとかを入れて使われるかたが多いようです。
ほとんど古いちりめんや錦紗ちりめん、ネコちゃんのみ、銘仙ですね。
ここにあるのは「マチ」のないタイプなので、隙間にスルリとはいって便利です。
と、さり . . . 本文を読む
天気予報は、半分アタリ。だって雪はお昼頃からって言ってたのに
朝起きたらもうしんしんと・・降ってましたよぉ・・。
写真はウチの裏側の遠景、このあともずーっと降ったんです。
下の写真は車、これもまだ朝のうちです。
これでもガレージ「片屋根」だけどついてるのに。
このあと、もっとつもって、先の方がまとまってズリッと落ちました。
雪国なら、こんな程度の雪は「積もった」うちにはいらないでしょうけれ . . . 本文を読む
ハギレで、80センチほど、しかも2箇所「裂け」があります。
しぼのある、いいちりめんですが、向こうが見えるほど薄いです。
古い割りに色褪せがありません。地は黒ですが、格子の枠にブルーグレーの
縁取りがあるせいか、立体的に見えます。海鼠壁っぽいですね。
柄は「千社札」、いろいろあるのですが2枚、接写してみました。
一枚目は格子に付けられた「街灯」。名前が「河庄」と書いてあります。
近松の「心中天網 . . . 本文を読む
ほんとにハギレでして、80センチくらいしかありません。
ちょっと硬いめの紋綸子、地紋は「紋尽くしの市松」です。
芝居に使うさまざまな道具がけっこうリアルに描かれています。
踊りや芝居に使われたものかもしれません。残った縫目からいくと「着物」です。
2枚目の写真は「鏡台」の部分を拡大したもの。地模様がよく見えます。
鏡台の前には化粧道具、カツラ、踊りや芝居の小道具が散らされています。
こちら . . . 本文を読む
1月17日は、阪神大震災の追悼式、テレビでもその様子を放映していました。
はやいものですね。でも、忘れてはいけないことだと思います。
当日書けばいいものを・・何かとズリこける私ですが、お許し下さい。
これは「防災用品」です。「さらしの背負い帯」、つまり「おぶいひも」です。
息子が養護学校6年生の春、いよいよ修学旅行ということで、
説明会がありました。行く先は「ディズニーランド」、お泊りは
なん . . . 本文を読む
今日は、同じ本でもオホホの本です。
これ「グリコのおまけ」の本!あっ 右のピエロ君は、単なる文鎮代わりです。
表紙はこっち!接写したら、真ん中ボーチョーしててすみません。
最初の写真は、昭和28年から34年、つまり私がこういうものを
一生懸命集めていた頃のおまけ。私左上の「スコップ」や「移植ゴテ」
覚えがあります。あと「ちりとり」とか「じょうろ」とか・・。
こちらは、同じ頃の動物シリーズ、 . . . 本文を読む
今日はちょっと重たい話・・です。
今映画のCMで「博士の愛した数式」をやってますね。寺尾聡さんの主演で・・。
予告でやっています「私の記憶は80分しか持たない」。
私はこの原作を読みました。原作では、もちっと「ムサい」おじさんです。
どんな美人でも、どんな怖い顔でも、毎日会って話しても、
80分たつと忘れてしまう・・。そんなことって・・。
でもあるんですね、原作では「交通事故」が原因です。
私 . . . 本文を読む