ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

昨日は暑苦しかったので・・

2006-06-30 14:30:43 | 着物・古布
本日は涼しげに・・・と・ん・ぼ・・すいすいと・・。 同じ「とんぼ」でも、書いてる方の「とんぼ」は最近体が「重たくて」 とんでもほばーりんぐしても、ずずずーっと落ちていきそうですが・・。 夏ちりめん、ごく薄くて軽くて飛べそう(こだわっとる・・)です。 おとといの「青」よりやや濃いめですが、少し明るみがあります。 別々に離してみると同じように見えるのですが、並べてみるとびみょーに違う。 色と言うも . . . 本文を読む
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この暑いのに・・

2006-06-29 23:25:42 | 着物・古布
すみません、暑っ苦しい羽織です。 これは縫い取りお召し、しかも漆糸、凝った模様で、けっこういいものです。 御簾が風にふわりとゆれているところと、細かい橘を配しています。 がらとしてもけっこう大胆でかつ細かい・・。 色糸は三色でなんと赤、黄、緑・・信号機ですわ、まるで・・。 黄色はしずんでいてはっきりしませんが、赤と緑ははっきりしています。 地色は黒なのですが、写真が白っぽくなってましてすみません . . . 本文を読む
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夏至がすぎてた・・

2006-06-28 19:30:32 | 着物・古布
梅雨も真ん中まっさかり、九州方面のかたは、 たいへんな大雨のようで、お見舞い申し上げます。 せめて一足お先に「夏の風物」を・・。 絽の色留袖、色を抑えた「朝顔」です。 朝顔の花は、桔梗咲き種の先がとがった花びら、 それでよけいにシャープな印象になっています。 着物はもうあと少し濃いめです。着用可能、状態いいです。 夏の色留袖、着る機会はほんとになさそうですが、着てみたい一品です。 では本日は「 . . . 本文を読む
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べじたぶるぅ~~

2006-06-27 20:58:53 | 着物・古布
男物のじゅばんです。黒っぽく写っていますが、実際はやや緑を含んだグレー、 色辞典で見ると「千歳緑」・・が一番近いようです。 そこに飛んでいるのは「たけのこ」「しいたけ「くり」・・。 それがまた上手なんです。こんな絵です。 色がついていないんですが、なんかおいしそうでしょう。 ちょっと太目たけのこ、カサ大き目のしいたけ、どっちも私の好物! この合間に小さなクリがころころ転がっています . . . 本文を読む
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これもまた・・・

2006-06-26 23:11:48 | 着物・古布
かなりモダンな図柄の訪問着です。昨日のものよりは華やかさに欠けますが、 柄の大きさと現代風の意匠で、全て手描きのこれもまた美しい着物です。 でもやっぱり・・・こちらは色落ち箇所がいっぱい・・。 ここはグリーン、別のところは花の色・・とこれまたにぎやかに 新しいもようができてしまっています。ほんとにもったいないですね。 それ以外にも、やはりほって置かれたためらしい茶ジミのようなヨゴレと 長く洗い張 . . . 本文を読む
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難アリ、ありり??

2006-06-25 22:29:41 | 着物・古布
縮緬の単の着物です。大きく写真とれなくてすみません。前身頃の部分です。 紫の縞模様に「虫籠」を配し、その籠の中を秋の花で埋めています。 籠の周りには露芝を飛ばし、いかにも涼しげ・・。 わずかなヨゴレが一箇所ありますが、見えないところですし、 穴アキ、色あせなど、保存が悪いなどの難はなく、状態良好、 着用もアンティーク好きならOKです。 で「タイトル」の「難アリ」ということなのですが・・・。 実は . . . 本文を読む
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シースルー襲??

2006-06-24 21:07:36 | 着物・古布
別にシースルーでセクシーに、というわけではありません。 実はこの中着の柄の部分、古くてもんのすごく薄いんです。 どれくらい薄いかというと・・・ 透けて見えている「赤」は、裏地の「紅絹」です。 元々、柄行と織の感じから、単の着物であったろうとは思うのですが、 それにしても薄い・・・。でも、よれよれかというとそうでもなくて、 シャリ感はあるのです。フシギな布です。 色柄はとても地味、黒いと . . . 本文を読む
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お仕事の図

2006-06-23 23:02:49 | 着物・古布
じゅばんなのですが、袖には別布がついています。 ホディのほうはなんともモダンといいますか、 こういう柄はモスに多いのですが、これは平絹です。 帯にしたら、けっこういいかなと思っています。 実は、ほんとにほしかったのはボディより「両袖」・・・。 こちらのほうが面白い柄でしたので。こちらです。 どんな柄かといいますと「家内制手工業」?の図・・、 いろいろオシゴトしてるんですね。 . . . 本文を読む
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くらげさんの次は・・・

2006-06-22 23:25:38 | 着物・古布
河童さんです。これは絽の帯、私物でこれから仕立てます。 ちょっと今風の河童さんで、顔チャーミング?です。 墨絵っぽくさらりと描いてあるところ気に入ってます。 釣れるのかなぁ、家で奥さんと子供が待っているのかも・・。 こういう柄はあまりでないので、オークションで格安入手、 出品者様に感謝!です。前帯の柄は河童さんいなくて、 帰った後の川べり・・と言う感じです。釣れたんだきっと! 昨日コメントで、 . . . 本文を読む
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珍妙な組み合わせ

2006-06-21 13:07:10 | 着物・古布
「くらげの背に乗った猿」の図・・・。緞子の羽裏です。 たいへんリアルな図です。猿さん「烏帽子」までかぶってます。 猿さん、くらげさんをアップでどーぞ。 いやこれを見つけたときには「何の意味がある?」と悩みました。 しかしこんな図柄はめったにでるものじゃありません。 そこでとりあえず入手の手はずをしましてのち、一生懸命考えました。 ずーっとアタマの片隅にひっかかってるものがある・・なん . . . 本文を読む
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捻袋とカマ柄について・・・

2006-06-20 22:16:21 | 着物・古布
写真は本日のタイトルと、まったく関係のないものですみません。 新着の羽裏です。これは緞子、すずめの柄は羽裏には多いのですが、 こんなにたくさん群れているのはあまりありません。 まぁそれがめずらしいかな・・と、それだけのことでして・・。 さて、本日は、昨日の記事の中、「捻袋」のことについて 「どうなってるのかな?」と言うご質問がありましたのと、もうひとつ、 これは「金魚柄」の浴衣の記事で「カマ柄 . . . 本文を読む
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昨日の本から・・

2006-06-19 22:45:27 | 着物・古布
昨日の「更生300種」、着物や洋服を仕立てかえるという点では、 今でも使えるアイデアがたくさんあるのはもちろんなのですが、 そのあたりは、最近の「着物リフォーム」「洋服リフォーム」本に たくさん出ていますので、今日はちょっと珍しいアイデアのものを。 といっても、母はこんなの作ってましたけど・・。 ご覧いただけばわかりますが、要は2枚の細長い布を「捻袋(ねじぶくろ)」に 縫い合わせるというもので . . . 本文を読む
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今日は古本です。

2006-06-18 23:45:28 | 昔の道具・暮らし
昭和13年8月号「主婦之友」の付録です。 タイトルは「非常時裁縫 和洋衣類の再生法三百種」、 上のほうに小さく「主婦之友家庭報国運動」とあります。 戦争の足音高く聞こえてきた時代です。「非常時」と言う言葉が切実ですね。 表紙をあけると宣伝ページなのですが、文章がすごい! 「純綿を捨てて、国策上ス・フ交織品を愛用する時代が参りました」 参ってほしくなかったですねぇ。若い人は「スフ」なんてご存知ない . . . 本文を読む
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金魚柄がありました。

2006-06-17 23:51:22 | 着物・古布
一枚もないと思っていた金魚柄が、出てきました。 正確には「一枚」ではなく「一反」、浴衣地です。 何年か前に母からもらったもの、実物は地色が生成りを濃くしたような色です。 カマ柄なので、小さい私には似合わないと思い、そのまましまいこんでいました。 金魚と言うのは「絵」になりますね。 このところ雨か曇り、今日は午後から陽もさしましたが、 それでいて、ときどきぱらっと降ったりするんです。 もうじとっ . . . 本文を読む
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到着を待っていた「羽織」です。

2006-06-16 22:37:59 | 着物・古布
ド迫力の「ライオン」くんです。 眼の辺り鼻のあたり、ちょっとマンガっぽい感じですですが、 鼻と口の一かたまりの部分だけでも、私の顔くらいあります。迫力あります。 それにしても、この羽織を着ていた人に会ってみたいものです。 表は羽二重の五つ紋、すでにヤケてちょっと白っちゃけてきていますが、 羊羹色ではないところを見ると「藍下」で、染めはいいもののようです。 お金持ちの余裕の「お遊び」・・と言う気が . . . 本文を読む
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