ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

なんやかやと言いつつ七夕…

2015-07-04 18:22:02 | とんぼ手帖

 

間に合わないかと思いつつ、テレビ見ながら一つ二つと折りためてありました。

薬玉はめんどくさいのはやめて簡単なもの、輪つなぎなどは色を揃えてみました。

今年は「水玉」の理容綿折り紙を多用して、色柄でおどかし…いやいやアピール。

水玉ってさわやかですよね。

 

七夕で、織女と牽牛が天の川を渡るお手伝いをするのは「カササギ」。

雨が降って川の水かさが増え、渡れずに嘆く二人のためにカササギが翼を広げて橋を作った…

というお話から「烏鵲橋(うじゃくきょう」と言われます。

カササギは「サギ」とついていても、サギではなくカラスの仲間、佐賀県の県鳥です。

聞いたことあると思います「カチガラス」。

体は黒ですが、翼の先と胸の回りが白、尾が長くて、飛ぶ姿はとてもカッコいい…

と言っても私も写真でしか見たことありませんが…。

このカササギ、折り紙でもありますが、ものすごく複雑かものすごくカンタンか…です。

なので簡単な方で折りました。 

 

今年は新しいものひとつ、と言っても作り方覚えてから何年か経ってますが…。

「クジャクヅル」というのだそうです。実際にはいないのでしょうけれど、見た目がね…です。

ツルというより、笹に下げたら花みたいでかわいいかなと思って…。

 

       

 

では作り方。

まず途中までは「ツル」の折り方と同じです。

 

ここから、上にのびているところを下げて…

 

ここからがちとめんどう…ひとつ袋になっているところを開き、てっぺんを少しつぶして…

 

 

そのまま押しつつ広げると…こんな形。

 

4つとも同じようにしたら、半分に折ります。分れている方が「尾」になります。

 

羽の部分は後で広げると中が見えるわけです。

 

下の方は厚みがあるので折りにくいですが、まとめて線の向きへ折りあげます。

赤線部分を上に持ち上げるようにして折ります。更に先を折り下げて頭にします。

 

このままで仕上がりですが、厚手の紙などでは広がって、ツルだかなんだかわからなくなるので、

後ろのお尻部分を糊付けします。私は両面テープ使いました。羽を広げます。

 

これで完成。トップの二羽は表を鹿の子、裏を柄にしましたが、お好みでどんなでも…。

 

        

 

というわけで、今日は雨だけれと、せっせと糸つけをしています。

一夜飾りにならないように、明日は完成したいけど…七夕も雨だなぁこりゃ。

飾ったらアップしますねー。 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2015-07-04 21:50:15
クジャクヅル、初めて知りました。
可愛いですね~
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Unknown (古布遊び)
2015-07-05 12:48:55
これは奇麗ですね~
初めて見ました。

折り紙は性格が出ますねーー私が折ると角がぴったといかない(>_<)。
七夕の日って何故か曇りや雨が多い感じがしますねえ~
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Unknown (とんぼ)
2015-07-12 16:21:46
陽花様

お返事遅くなってすみません。

このツルは両面折り紙だと効果的ですね。
ちょっと折りにくいですけど、かわいいです。
ツルにしては「おでぶ」ですけどー。
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Unknown (とんぼ)
2015-07-12 16:23:51
古布遊び様

つるして飾るには、けっこうかわいいです。

最近の折り紙、ちゃんと正方形でないものもあるんですよ。
小さいものだと、わずかな差が、あとになって響くので、
ちゃんと作ってよーと文句言いながら折ってます。
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