ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

これでオシマイ手作りクリスマス

2012-11-29 21:11:17 | とんぼ手帖

 

え~3作目は、これをみつけたばっかりに…です。

かわいいでしょう?いくつかスタイルがあるので、二種類買いました。

これは、上を見上げているかっこなので、例えば昨日のに使うとこんな感じ…。

 

    

 

今回使ったのは、もう一種類のほう、さて、どんなんでしょ。

またまた「じーーーーーっ」とみつめて…から始まりです。

 

普通「サンタ」とくれば、相方は「トナカイ」です。もしくは「スノーマン」。

それがこれはなぜか「シロクマ」です。レジン製。ちょっと重さもあります。

サンタさんの顔つきや、シロクマさんの色ぐあい…

そこから考えると、昨日のような華やかさはちょっと合わないかな?

それに、最初は大きなツリーのそばに置く…と、カンタンに思っていたのですが、

あんまり楽しいコンビなので、このコンビメインに「お話し」を…と決めました。

ツリーを置くとしたら…素朴な感じかな。

サンタさんとシロクマさんで、さてストーリーを作るとしたら…。 

あれこれ考えて悩んで…はい、こうなりました。

 

     

 

お話し…「サンタさんのコーヒーブレイク」

☆ 

クリスマスの夜、サンタさんは今年も「シロクマ村」までやってきました。

シロクマさんたちは、みんな氷の穴とか洞穴に暮らしているので、あっちこっちバラバラです。

しかも「煙突」がありません。毎年あちらこちらの穴の中を、わっせわっせと進まねばなりません。

ところが…今年は最初のシロクマさんの穴にもぐって行ったら、シロクマさんがおきていました。

 

「サンタさん、こんばんは。毎年来てくれてありがとう」

「おやおやこんばんは、まだ起きていたのかい?」

「はい、まずはコーヒーをどうぞ。外は寒いでしょ」

「いやぁ、ありがたいねぇ。それではいただきます(ふぅふぅ…ごっくん)。あ~あったまるなぁ」

「サンタさん、今年は、シロクマ村のプレゼントは、みんなここへ置いていってください。

 毎年あちこちの穴にもぐるのはたいへんでしょう。

 明日の朝になったら、みんながここへ取りにくることになっています。 

 みんなで話して決めたんです。

 クリスマスの朝に、プレゼントを広げながら、みんなで朝ごはんを食べようって」

「あぁそれはありがたい。それならコーヒーもゆっくり楽しめるよ」

 

こうしてサンタさんは、あったかーいコーヒーを飲みながら、ついさっきまでプレゼントを配っていた

南の国のお話しなどを、シロクマさんに聞かせてあげました。

シロクマさんは、わくわくしながらしっかり聞いて、明日みんなに話してあげよう…と思いました。

2杯目のコーヒーも、そろそろおしまいです。

さぁ次は「ペンギン村」です。

 

コーヒー・ブレイクのふたり

 

      

 

ペタンとお座りするのに、雪や氷の上では寒そうだし、岩穴の中でもただの茶色は寂しいし…

というわけで、ラグを敷いてみました。素朴なもの…と思ったのですが、

なかなか手持ち生地にぴったりのがなくて、あったかそうなフェルトを切りました。

ちなみに、今回の下の「台」は、そうめんの入っていた木箱の「フタ」です。

 

いろいろ考えていたら、アタマの中ではドールハウスみたいになってきてしまったので、

イカンイカン、素朴に、カンタンに…と、一度全部、振り払いました。

ツリーは工作紙を円錐形にカットして丸め、去年作ったツリーの再現で「毛糸」を貼りました。

飾りは素朴に…ボンボンだけです。

プレゼントは、昨日までのサイズだと大きすぎるので、小さくしました。

細いリボンがなかなかありません。そこでお菓子などについてくる金色の紐などもリボンに見立てました。

左が昨日の大きさ、右が今回のです。小さくて作りにくかったぁ。

 

    

  

サンタさんの袋はほんとは「麻」にしたかったのですが、手持ちは薄いので木綿にしました。

ツギアテがアクセントです。

 

本当はバランスから行くと、みんなもう少し小さくないと合わないのですが、

この際ツリーのほうも準主役ってことで、大きさこれでいきました。

 

最初はそれで終わり…のはずだったのですが、いろいろ作っているうちに、

アタマの中をどうしても離れないものが…クリスマス・リースでした。

素朴なシロクマさんの部屋にどうしても飾りたい…となると「壁」がいる。

それならこんな感じで…壁は紙にキルト芯を貼りました。

全部壁にするのはダサイので、氷のお山らしくギザギザと…。

そこにリースを飾りました。

 

リースの作り方。巾2センチのクリスマス柄のプリント生地を10センチほど。

三つ折にします。これは以前「バラの花を作ったときのはっぱの作り方。

こんな感じで、三角にジグザグ縫っていきます。きゅーっと縮めると下のようになります。

 

   

   

 

これを「輪」にして縫い合わせ目にリボンを飾りました。    

ここまでくるとリースだけじゃさみしいな…(この思い付きと欲がアブナイ)。

よし、絵を飾ろう!絵はどうする…思い出しました、先日の「サンタ柄クリスマス缶」の中身、

チョコレートの包み紙です。サンタさんとシロクマさんがいるので、絵は「トナカイさん」と「スノーマン」。

  

 

 

額は紙にフェルトを貼りました。

絵とリースはこんなです。

 

       

 

あれこれみんなまとめてセッティングしたら、あんな感じになったわけです。    

 

とんぼ特製、物語りつきお飾り…楽しんでいただけたでしょうか。

それにしても…これをどこへ飾ろうというのじゃ…場所がなかろーが…。  


コメント (14)    この記事についてブログを書く
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14 コメント

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最高ですね~!! (まあや)
2012-11-29 21:42:04
素晴らしいショウを見せていただきました。
楽しかった(*^_^*)ありがとうございました。
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Unknown (陽花)
2012-11-29 23:13:35
スゴイですね。
私はこういう発想がまったく出来ないので、
ただただ感心しながら見せて頂いています。
サンタさんと白クマさんのお話もいいですね。
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Unknown (とんぼ)
2012-11-30 14:41:09
まあや様

お楽しみいただけまして、なによりです。
こういうことだけは「いっしょけんめ」やるワタシです。
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Unknown (とんぼ)
2012-11-30 14:42:45
陽花様

ありがとうございます。
毎年クリスマスは、日本人なのに、
人よりワクワクしているんじゃないかなんて思います。
今年は早めに材料が手に入ったので、
調子に乗りました。
いよいよ12月、ほんものツリーを出さないとです。
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Unknown (古布遊び)
2012-11-30 19:14:40
うーん、楽しいクリスマス!
クリスマスは子供も大人も楽しめますよね。
素敵なクリスマスの物語をありがとう~~
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Unknown (ガンガンガン速)
2012-12-01 05:20:18
サンタクロースと白くまのコーヒーブレーク、かわいらしいですね

いくつになってもクリスマスの小物やイルミネーションをみるとワクワクします
返信する
Unknown ()
2012-12-01 08:55:02
可愛過ぎ です
相変わらず 手が掛ってますねぇ
凝ってますねぇ
尊敬あるのみ です
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Unknown (とんぼ)
2012-12-02 10:29:15
古布遊び様

楽しんでいただけましたか?
このあと、並び方が気に入らなくて、またあれこれ。
そうやって時間はどんどん過ぎて、
家事がどんどんオロソカになってゆくのですー。
返信する
Unknown (とんぼ)
2012-12-02 10:30:28
ガンガンガン速様

すっかり定着した「外国のお祭り」ですが、
クリスチャンならずとも楽しめる祭事です。
ジングルベルを聞くと、なんだかうれしくなりますねぇ。
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Unknown (とんぼ)
2012-12-02 10:31:38
惠様

ありがとうございます。
まぁついつい夢中になってしまいました。
キット…おくりまっせぇ…
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