夕食の準備も終わり、ちょっとお茶でも…とイスにすわったとたんに、
下から小さく「ドン」ときました。こういうときはちょっと間をおいて大きいのがくることが多いのです。
すぐにストーブの火を消したら、ドーンと来ました。小刻みにゆらゆら。
おぉ久しぶりにちょいとおおきいねぇ…と思いながら、とりあえずは玄関を開ける…。
道行く人は気が付いていないみたいだし、と思いながらテレビつけると「ただ今関東地方で…」とやってました。
一応実家に電話しようかなと思っていたら、その電話が鳴ったので、みたら父ではなく主人。
「今、横浜」の帰るコールだったのだけど「大丈夫?」「何が…」。こりゃ感じてないわ、で
「地震、けっこう大きかったけど、電車止まってない?」「動いてるよ」「じゃ気を付けて」…。
それが6時をほんの少し過ぎたころ。
横浜から我が家まで、その時間なら3分おきくらいに電車は出てるし、早ければ30分で帰れます。
ところが、45分、50分たっても帰ってこない。電車止まったかな?遅れてるのかな?
1時間過ぎ、1時間半…おいおい、ほんとになんかあったのかい?
玄関を何度も出たり入ったり、あきらめて座ったら「ただいまー」
「なんかあったの?」「何が」「だって遅いから」「本屋寄ってた」…。
そういうときは、本屋を出てから「今、横浜」と言わんかっ!というのは「ココロの中での叫び」。
「地震の直後だったから、電車が遅れたとかさ、そうじゃないかと心配したのよ」
「そんなに大きかったの?」「4だって」「へぇぇ」…それでおわりかいっ!
心配させちゃったね、とか、なんか落ちなかったか、とかは、ないんかいっ!
ありません、地震慣れしてるし…。
そんなわけで、夕食の予定は大幅に遅れ、パソコンの前に座るのも遅れました。
会議のために休日出勤した主人が持ち帰ったもの。
「誕生日だったんで」と出したのが、派手な目録です。
「まだモノができてないんで、もらえるのは後日だって」と言いながら嬉しそう。
「還暦のお祝い」、サッカーのユニフォームです。
やってるんですよ、昔取ったなんとやら…で。会社のチームですが、もちろん「お遊び」程度。
高校のときやっていたのですが、あのころサッカーはまだまだマイナーで、
同じ高校のスポーツでも「甲子園」のほうが人気があったのです。
で、今回は赤いちゃんちゃんこの代わりに、背番号60の、赤いユニフォームですと。
「得点王なんだよ」「そうなんだぁ、いいねぇこのユニフォーム」とほめつつ
「アナタが得点王…もしかしてシルバーチームの若手とか?」と思ったけど、もちろん声に出しては「イワナイ」。
先般、血糖値にちと問題が起き、医師からも運動しなさいといわれているので…。
ま、このユニフォーム来てはしりまわって…そのおなかのメタボ、なんとかせーや。
すべてココロのウチで毒づいて、顔はにこにこで、私の誕生日プレゼントがないことを、
まったく気づかせなかったぁ。してやったり。
土曜出勤で退社時間ちょうど。ヒジョーにゆれるビルの11階に私一人。 もう、すぐにコートやバッグを引っつかんで、うろうろしていました。昔は地震平気だったのですが、去年以降トラウマに。震度1・2だって、すぐに感じるようになりました。
地震計と呼んで欲しいワタクシ(--)
人間地震計さま…電車はやはり遅れたりしたんですね。
それに11階だなんて…そりゃ怖いです。
以前7階に住んでいましたが、確実に下より揺れますよね。
私も、震災直後は、ちょっと揺れても飛び上がっていました。
最近は、おっ揺れてる、くらいであわてなくなりましたが、
やはり「このあとに大きいのがくる?」と、身構えてます。
確かに、あれ以来、わずかな揺れでも、あっと感じますね。
これ、一生トラウマでしょうねぇ。