ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

美しくありたい~??

2011-05-05 01:00:12 | 昔の道具・暮らし

 

三日もお休みいただいて…カタヅケテました。

さぁまた、記事をアップしていきたいと思います。

 

この冊子を見つけたときは「美容業界の冊子」とか「美容関係者向けのパンフ」かと思ったのですが…。

どうも一般消費者向けのもの、一部15円…とあります。

発行年は昭和27年、物価を調べてみたら「週刊誌25円」とありました。

私週刊誌って買わないのでよくわかりませんが、今350円くらいでしょうか、つまり10倍以上。

とすると、この冊子は200円くらいになりますかね。考えると、この冊子の15円は、かなり高いですねぇ。

お化粧の専門的なことが載っているからでしょうか。それにしたってたった18ページですよ。

 

最初のこの1月号、表紙の女性はだれだかわかりませんが、一重の垂れ目と大き目の鼻…で、

なぜか俳優の「長門 勇」さんを連想してしまいました。長門さんの女装??ちゃうちゃう。      

 

お正月の号ということで、お正月用の髪型やお化粧がメイン記事ですが、

なんとお話は山野愛子さんです。このころからがんばってらっしゃるんですねぇ。

日本髪については「写真を撮ってもらうときのコツ」のお話が載っています。

まぁ、最近は日本髪を結う人ともほとんどいませんが、カツラの場合は前髪がどうしても不自然だから、

正面はやめるとか…そんなことが書いてあります。最近は時代劇でも半カツラですから、

生え際の不自然さがなくなりましたねぇ。

 

       

 

大増刷記念号というのがあって「原節子」さんの生い立ちが載っています。

原節子さんなんて、私くらいまでてすかねぇ、知っているのは。

私もリアルタイムでは映画を見たわけではありませんが、横浜市保土ヶ谷区の出身ということで、

話には聞いていました。月見台というところですが、今でも同じ地名は残っています。

 

お化粧だけでなくアクセサリーのつけ方とか選び方とか…。

戦後ようやく落ち着いてきた時期ですから、女性はこういうものを夢中になって読んだのでしょうねぇ。

それにしても「キスミー」「ウテナ」「マダムジュジュ」なんて、懐かしいです。いや、今でもありますね。

 

       

 

ふと思い出したのですが…「ロゼット洗顔パスタ」…使ってませんでした?私、使ってましたよ、母のを内緒で。

あの目ばかりやたら大きくて鼻がない女性のマンガの宣伝…懐かしいです。今でもあるんですね「ロゼット」。

ウテナ…は、子供のころヘンな名前だと思っていました。ギリシャ神話なんか好きでしたから、

「アテナ」の方がいいのに…なんて。「ウテナ」が「台」という意味だということと、

「蓮のうてな」という言葉を、時代小説で知ったのは高校のころのことでした。

あの世で蓮の葉の台に座るとき、半分を譲ることを「半座」といい、「蓮のうてにに二人連れ」というと、

この世で添えなかった二人が、あの世では仲良く蓮の葉の上に並んでつれそうことをいうのだとか。

会社名の「ウテナ」は確か「台」、つまり基礎の大切なところ、の意味だとかナントカ…。

昔、母の読んでいた雑誌でみたことがあったような…あーえぇかげんだわ、アタシ。

 

最近は化粧品もすっかり用がなくなりました。それでもまぁ冬に乾燥して、顔が粉吹くのもなんですから、

一応ナンタラいうクリームを使っていますが、なくなりかけると生協のカタログでテキトーに「これでいいや」…。

だからくるたび品物が違う…。息子のアロエクリームはかわらないんですけどねぇ…。

そうそうヤクルトを取っているのですが、化粧品もやっているので、この前UVカットのクリームを買いました。

効き目はわかりませんが、問題は外出のときにこれをつけ忘れることです…。だはは。

 

 

さて、三日連休も今日で終わり、休暇を入れてまだまだお休みというかたもいらっしゃることでしょう。

通常ペースに戻るのは来週ですかね。

お天気が落ち着きませんから、皆様お疲れのないように。 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (りのりの)
2011-05-05 02:02:26
とんぼさん相変わらず物持ちがよい・・・
片付け中に発見されたこの冊子はこの後どうなったのでしょう。

でもおかげで「ウテナ」の意味が今日初めてわかりました。てっきり外国語だと思ってました。
Unknown (陽花)
2011-05-05 07:43:26
ジュジュのクリームのパッケージを見て、
多分母がこれを使っていたような気がします。
どこかへお出掛けの時に、クリームを塗って
粉おしろいをはたいて、うす~く紅をさして
いました。
参観日には「化粧してきて」とよく言いました。それほど普段は化粧をしませんでしたね。


Unknown (とんぼ)
2011-05-05 17:29:56
りのりの様

これは古本屋でみつけたものですー。
母の古い本にまぎれていると、実に自然で…。
着物関係の記事は少ないのですが、お化粧の方法など載っていますから、
やっぱり資料として保存ですねぇ。
洋服のほうは、アメリカの女優さんがたくさん出ていてきれいですよー。
あのころの日本人の憧れだったんですかね。

「ウテナ」ってカタカナですもんねぇ。
私も日本語だとは思いませんでした。
Unknown (とんぼ)
2011-05-05 17:32:34
陽花様

私も覚えています。マダムジュジュ、薄紫の箱でした。
あのころのお化粧って、おしろいはたいて
口紅つけて…くらいでしたよね。
母のおしろいも、ちっとも減りませんでしたね。
眉毛なんかも、今みたいにやたら細くしなかったし、
自然でしたねぇ。

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