私の使っているのは今はこれ、もらいものです。
といっても、めったにお世話にはならないんですが。
あまり使いよいとは…思えてませーん。
昨日に続いての「昔話」です。
瓶詰め、これはもう液体モノは全部瓶でしたよね。
昔はなんでも「量り売り」というのがけっこうありました。
お味噌もしょうゆもお酒も。
こんなお店の記憶があります。味噌ダルの上には透明プラスチックの
傘を開いたようなフタがかぶせてありました。
毒々しい「紅ショウガ」や「らっきょ」「佃煮」…バットにはいってたような…
上から下がっているカゴは「つり銭」が入っていて、ひもはゴムでしたねぇ。
その左の新聞紙は売ったものを包むためのもの。
魚屋さんもお肉屋さんも、経木とか竹の皮とか…、
八百屋さんは新聞で作った紙袋に、おナスやきゅうりを入れてくれました。
お魚屋さんで水色のビニール袋を使い始めたのは、
私が10歳くらいからでしたかねぇ…。
かーさんは毎日、ゲタやサンダルをつっかけて買い物籠をぶら下げて
商店街に買い物にいきました。
肉はお肉屋さん、魚は魚屋さん野菜は八百屋さん、薬は薬屋さん、
おもちゃはおもちゃ屋さん、ノートは文房具屋さん…、
そのお店ごとに「人」に会い「人」から買いました。
今じゃ○○スーパーの何々売り場…便利ではありますけどねぇ。
言葉を交わすのはレジのヒトだけ、そのレジさんとでも
レジのヒトが「いらっしゃいませ」と言っても「こんにちは」と言う人は少ないし
「○○カード(店のお買い物カード)はお持ちでしょうか」と聞いても、
だまって出すか、「ないわ」と一言、「ありがとうございました」と言っても、
だまってカゴをズルズルッとひっぱっていってしまう。
言葉を交わすのは、そんなにめんどうなことなんでしょうかねぇ。
よく「無人島にひとつだけ持っていくとしたら」というのがありますが、
私は「話し相手」…ははは、とても一日だまってられまへん。
さてさて、話しがそれてしまいました。
瓶詰、のお話し、しょうゆ、ソース、お酒、みりん、酢、
あっマヨネーズなんかも大きな瓶にはいっていて、
残り少なくなると、スプーンで必死にかき集めましたねぇ。
最近は「瓶」で買うものと言ったらジャムとか佃煮もの、
ちょっといいソースとか、オリーブオイルとか…。
そうそう、母のイナカから昔は筍の水煮を「瓶」で送ってきましたっけ。
瓶詰のいいところは、缶みたいに匂いがしないところと、
何回でも開閉ができるところ、あとでほかのものを入れられるところ…。
へぇへぇ、山ほど大小の瓶をためてましたです…。
この瓶の困るところはなかなか「あかない」場合がある…ですね。
いえ、実は私、瓶あけで苦労したこたぁほとんどございません。
なんたってホラ、急須の持ち手、ねじ切るヒトですし…。
オットのあけられない瓶をクイッとあけたときは、「男手のいらん嫁だ」と。
母なんかは、よく瓶のふたの横をコンコンたたいてましたね。
あれも「ばばの知恵」ですが、フタがベコベコに傷つくんですよねぇ。
それでも確実にあきましたし、私の握力が母を越えるまでは、
もっぱらあかない瓶は「コンコン」でした。
最近はさすがに握力が落ちてきて(ほんとですよっ)瓶あけのお世話になってます。
今はいいものがありますよね。
こんなのみつけました。
要するに滑らなきゃいいわけですから、
一番単純なのは、ゴムのわっかになったものとか一枚の丸いゴムとか、
昨日の缶切りタイプのこんなのとか…。
いろんなのが出ているのですが、シンプルなもので安いもの、
これは実は「介護用品」のなかに意外とあるんです。
お年寄りのように単純に力が不足する場合とか、あまり凝った形のものだと、
逆にそれを使うだけの力がないとか、あるんですね。
だからぺチャッとかぶせてクイッとできる、シンプルなのが一番なわけ。
あとは究極見当たらないときは「滑り止めつきの軍手」、でっせ。
いずれにしてもものすごくカタくて「ふんぬッ!!」とちからを入れなきゃ
あきそうにない場合は「血圧」あがりますからね、瓶のふたの横コンコンです。
缶切り、栓抜き、牛乳のフタあけ、瓶あけ…今も家の中には
たいがいあるものですが、使うことは少なくなりました。
「めんどくさいこと」がだんだん減っていきます。
便利に暮らすことは、傷みやしんどさや、思いっきり力をいれることや、
何かをねじることや、つまむことや、ひっぱることや…、
なんか基本的なことを忘れて、不器用になっていく気がします。
「しつけ箸」というのがありますね。
妙なところに指を入れる輪とか、ひっかけるでっぱりなどがついていて、
それでご飯を食べると箸の正しい持ち方がわかる…。
その輪っかやでっぱりのない箸使ったら、食べられないの?
箸の使い方なんて、親が横でうるさく言ったり、
親の使い方見て覚えたりしたものです。
最近気になるのは、何かで相手が字を書くときのペンの持ち方。
基本的に箸と鉛筆って、同じ持ち方なわけです。
書くときにヘンな持ち方してると、この人箸もちゃんと使えないな…と。
食べられりゃいいじゃん、かもしれませんけれど、
「お箸の国の人」ですからねぇ。外国人の方がうまかった日にゃ泣けまっせ。
「それがないと本当に困るヒト」が使うものは、そういうヒトに使っていただいて
若いうちは、少しはめんどくさいこと、やってみるといいと思います。
追記…昨日うまこ様に絵をみせていただいて、思い出しました。
もう少し小さいタイプですが、缶詰の縁にのっけてグルグルと
小さいつまみを回すタイプの、ありました。
缶が小さいとスベって回りにくいのでつかってませんでした。
といっても、めったにお世話にはならないんですが。
あまり使いよいとは…思えてませーん。
昨日に続いての「昔話」です。
瓶詰め、これはもう液体モノは全部瓶でしたよね。
昔はなんでも「量り売り」というのがけっこうありました。
お味噌もしょうゆもお酒も。
こんなお店の記憶があります。味噌ダルの上には透明プラスチックの
傘を開いたようなフタがかぶせてありました。
毒々しい「紅ショウガ」や「らっきょ」「佃煮」…バットにはいってたような…
上から下がっているカゴは「つり銭」が入っていて、ひもはゴムでしたねぇ。
その左の新聞紙は売ったものを包むためのもの。
魚屋さんもお肉屋さんも、経木とか竹の皮とか…、
八百屋さんは新聞で作った紙袋に、おナスやきゅうりを入れてくれました。
お魚屋さんで水色のビニール袋を使い始めたのは、
私が10歳くらいからでしたかねぇ…。
かーさんは毎日、ゲタやサンダルをつっかけて買い物籠をぶら下げて
商店街に買い物にいきました。
肉はお肉屋さん、魚は魚屋さん野菜は八百屋さん、薬は薬屋さん、
おもちゃはおもちゃ屋さん、ノートは文房具屋さん…、
そのお店ごとに「人」に会い「人」から買いました。
今じゃ○○スーパーの何々売り場…便利ではありますけどねぇ。
言葉を交わすのはレジのヒトだけ、そのレジさんとでも
レジのヒトが「いらっしゃいませ」と言っても「こんにちは」と言う人は少ないし
「○○カード(店のお買い物カード)はお持ちでしょうか」と聞いても、
だまって出すか、「ないわ」と一言、「ありがとうございました」と言っても、
だまってカゴをズルズルッとひっぱっていってしまう。
言葉を交わすのは、そんなにめんどうなことなんでしょうかねぇ。
よく「無人島にひとつだけ持っていくとしたら」というのがありますが、
私は「話し相手」…ははは、とても一日だまってられまへん。
さてさて、話しがそれてしまいました。
瓶詰、のお話し、しょうゆ、ソース、お酒、みりん、酢、
あっマヨネーズなんかも大きな瓶にはいっていて、
残り少なくなると、スプーンで必死にかき集めましたねぇ。
最近は「瓶」で買うものと言ったらジャムとか佃煮もの、
ちょっといいソースとか、オリーブオイルとか…。
そうそう、母のイナカから昔は筍の水煮を「瓶」で送ってきましたっけ。
瓶詰のいいところは、缶みたいに匂いがしないところと、
何回でも開閉ができるところ、あとでほかのものを入れられるところ…。
へぇへぇ、山ほど大小の瓶をためてましたです…。
この瓶の困るところはなかなか「あかない」場合がある…ですね。
いえ、実は私、瓶あけで苦労したこたぁほとんどございません。
なんたってホラ、急須の持ち手、ねじ切るヒトですし…。
オットのあけられない瓶をクイッとあけたときは、「男手のいらん嫁だ」と。
母なんかは、よく瓶のふたの横をコンコンたたいてましたね。
あれも「ばばの知恵」ですが、フタがベコベコに傷つくんですよねぇ。
それでも確実にあきましたし、私の握力が母を越えるまでは、
もっぱらあかない瓶は「コンコン」でした。
最近はさすがに握力が落ちてきて(ほんとですよっ)瓶あけのお世話になってます。
今はいいものがありますよね。
こんなのみつけました。
要するに滑らなきゃいいわけですから、
一番単純なのは、ゴムのわっかになったものとか一枚の丸いゴムとか、
昨日の缶切りタイプのこんなのとか…。
いろんなのが出ているのですが、シンプルなもので安いもの、
これは実は「介護用品」のなかに意外とあるんです。
お年寄りのように単純に力が不足する場合とか、あまり凝った形のものだと、
逆にそれを使うだけの力がないとか、あるんですね。
だからぺチャッとかぶせてクイッとできる、シンプルなのが一番なわけ。
あとは究極見当たらないときは「滑り止めつきの軍手」、でっせ。
いずれにしてもものすごくカタくて「ふんぬッ!!」とちからを入れなきゃ
あきそうにない場合は「血圧」あがりますからね、瓶のふたの横コンコンです。
缶切り、栓抜き、牛乳のフタあけ、瓶あけ…今も家の中には
たいがいあるものですが、使うことは少なくなりました。
「めんどくさいこと」がだんだん減っていきます。
便利に暮らすことは、傷みやしんどさや、思いっきり力をいれることや、
何かをねじることや、つまむことや、ひっぱることや…、
なんか基本的なことを忘れて、不器用になっていく気がします。
「しつけ箸」というのがありますね。
妙なところに指を入れる輪とか、ひっかけるでっぱりなどがついていて、
それでご飯を食べると箸の正しい持ち方がわかる…。
その輪っかやでっぱりのない箸使ったら、食べられないの?
箸の使い方なんて、親が横でうるさく言ったり、
親の使い方見て覚えたりしたものです。
最近気になるのは、何かで相手が字を書くときのペンの持ち方。
基本的に箸と鉛筆って、同じ持ち方なわけです。
書くときにヘンな持ち方してると、この人箸もちゃんと使えないな…と。
食べられりゃいいじゃん、かもしれませんけれど、
「お箸の国の人」ですからねぇ。外国人の方がうまかった日にゃ泣けまっせ。
「それがないと本当に困るヒト」が使うものは、そういうヒトに使っていただいて
若いうちは、少しはめんどくさいこと、やってみるといいと思います。
追記…昨日うまこ様に絵をみせていただいて、思い出しました。
もう少し小さいタイプですが、缶詰の縁にのっけてグルグルと
小さいつまみを回すタイプの、ありました。
缶が小さいとスベって回りにくいのでつかってませんでした。
あかないと、ほんとに泣けてきますね。
衛生上仕方がないのでしょうけれど、
こんなにきつくせんでも…と思うことあります。
最近は力を使いたくないので、
やっぱりコンコンたたくことの方が多いです。
お互い、手を傷めないように気をつけましょう、
なんにもできなくなっちゃいますもんね。
こんな感じのお店が何軒か並んでいて、
なんとか市場って呼んでました。
「○○屋さんにお使いいってきて」なんて、
屋号で言われたのも懐かしいです。
瓶のふたあけは、ほんとに手首を傷めますね。
私も腱鞘炎をわずらっているのを忘れて、
これで悪化させました。
年とってくると「力がいらない」のが
いいですね。
これ、たしか10年位前に
もらったんじゃないかと思うのですが、
最初はなにこれ?で、オープナーの文字で
「ああなるほど」と思った時代遅れ…。
これも滑ったりしますね。
手の力がなくなる、というのは、
瓶あけでつくづく感じます。
私が結婚するとき、母が「一家にひとり
バカぢから、だったのに」と…。
アテにされても、いまや昔の面影ナシです。
火で軽くあぶっていました。
私は瓶の蓋開け、苦手です~。
懐かしい感じがします。
瓶の蓋開けは一度手首の筋がおかしく
なってからは、敬遠しているのですが・・・
ゴム式も他のもあることはあるんですが、
いまいちで・・・このくるくるは便利
そうですね。
ストロングボーイですが、
チリスの名前も書いてなくて、スイスとしか書いてありません。
よっぽど古い?
しかし最近はこれを使っても苦労するようになってきました。
夫と二人がかりで開けるのはもちろん、
時には蓋を火であぶったりして、やっと、開けています。
我が家は自家製瓶詰め多用家族ですから、大変です・・・・