
この前の「ニット羽織」から、編み物の本を見ていたら、
そういえば、ほんとに編み物もしてないなぁと思い出しました。
やめておけばいいものを…ちょっと編み針なんか持ってみよっかなぁと思ったのがウンのつき。
ごそごそ毛糸と編み針を出してきて、この前から並べてある編み物の本を広げて…。
ナニを編むというわけではありませんので、とりあえず「このモチーフ編みは一個はどんなカタチ?」
フムフム、長編みで始まって?…次が3目ごとに分けて…。
ちゃちゃっとやるつもりが、あれっ糸が引っかかる、鎖目がひょいと編めない…なにこれ。
ちゃんと編み物をしたのは、はてさて何年前のことでしょうか。
「テ」というのは、やっていないと落ちるのですねぇ。まぁなんでもそうですけれど…。
昔、長い鎖編みからはじめるのに「1.2.3.4…」と数えながら編んでいたら、ものすごく早かったので、
主人が「それでほんとに、ちゃんと編めてるの?」といったことがあります。
ホラ…と見せると、編み物知らない主人も「ほんとだ」と驚いたのですが…すでに過去の栄光。
1.2.3あっ引っかかった…3、3だってば…みたいな感じ。
落ち着けアタシ、深呼吸…よっし…なにをそんなに意気込んでるのか。
とりあえず、おかげさまで「昔とった」なんとやら、5分ほどすると、そうそうこうだった、と
手がうまく動き始めました。やれやれです。なんでも「継続は力なり」なんですよね。
あわてなくてもいいから、ちゃんとモチーフになるように…と、はじめたら、
今度は「眼」…見えてるんだけど、なんかチマチマして見えづらいし疲れるし、
ここ、と思ったところに針を入れるのに、ワンテンポ遅れる。
老眼なのについ見ようとして、手を顔に近づけては、かえって見えなくてアタマが後ろにひける…。
ついにルーペを引っ張り出すことになってしまいました。
あぁ、おかぁちゃんが言ってた、編み物は、少しでも若いうちにせぇよって。これだったんだ。
ちょっとどっきりしました。あまりにも長い間やっていなかったことで、こんなにカンが働かないなんて。
小さいものでも、編まな、あきまへん。まだ寒いといっても、冬も終わりに近づいていますが、
モチーフの編みためでもいいから、ちっといじろうと思います。
気がついたら、あれこれ思い出すのに試したり、解いては編んだりで2時間もやってました。
でも編み物って、やっぱ楽しいわぁ…で日が暮れてしまったぁ。
だいぶ前ですが、久しぶりに縫物をしたら
手が筋肉痛になりました。
やっぱりちょこちょこしなければいけないと
痛感しました。
気をつけて下さいね。
目が見にくいのはイライラしますね。
見にくいものを見ようとすると目が疲れます。
何とかならないものかと思っています。
復帰に1時間は掛からなかったですけど、棒針の作り目忘れてたりで…。
今年は秋口から全然編む気が起きなくて、今も夏糸で身頃だ編んだものがその辺に転がっております。
ほんとに、自分で自分にビックリしました。
毎日少しずつでも…がいいんですね。
すぐにカンは取り戻せましたが、
別に暗い部屋でもないのに、手元がはっきりしない…。
母がよく、コタツの上に小さな電気スタンドを置いて、
編んだり縫ったりの時は、それを使っていたのですが、
いまになってほんとに必要性がわかります。
目は結局、肩こりなどにもなりますからねぇ。
ルーペの大きいのを、しまいっぱなしにしていましたが、
出してきました。なんかさびしいですね。
「あれっ?」っていうの、よくわかります。
それと「根気」がなくなりますねぇ。
今更のように、何かあると、母の言葉を思い出します。
私もそういっていた母の年になっているのだなぁと、
へんなところでシミジミしています。
「やりっぱなし」が数多くある身としては、
今回ちょっとガツンとやられた感じです。
一つずつでも片付けていかないとなぁ、ですね。