
懐古し始めると、どっぷり浸かってしまう~~。
写真のものは、まだ皆さんお目にすることもあるでしょう。「コテ」ですね。
和裁や手芸をなさる方には必需品ですが…これはたぶん「いやぁこれは使えないわぁ」です。
なぜかと言いますと、あっためるほうのブツがないからです。
つまり電気でコテを暖めるポットみたいなもの、あれがありません。
なくしたわけではありませんで、元々これだけ。
昔は火鉢で温めて使っていましたから、必要なかったんですね。
更に古いもの、重さも大きさも同じくらいですが、先がとんがってます。
母が使っていた記憶もあるのですが、強烈に覚えているのは「伯母」のこと。
伯母は「鹿の子絞り」のプロでしたので、農作業の合間にいつも、白絹に青花でかかれた小さな丸を、
チャッチャッシュシュッとまいて、きれいに疋田の粒を並べていました。
一反絞りますから、どうしても絞る先のところがシワになったりします。
そうすると、脇の火鉢の中に突っ込んであるこのコテをひょいと出して、横においてあるボロ布で、
しゃしゃっと灰をとり、指先をちょいとなめてコテの面をちょっとだけさわって温度を確かめ、
よければそれでこれからしぼるところをさっと撫でる…。
シゴトの早いヒトでしたから、この一連の動作が速い速い…。あきもせずながめていたものです。
伯母の使っていたものは、この先のとがったものだったと思います。
今見ると「めんどくさそう」な道具もねそれがアタリマエの時代には「便利道具」であり、
それを使いこなせば、作業は格段に早くなったのでしょうね。
そんなわけで…昔あった道具で、今はもうほとんど見ないもの、思い浮壁足りした一日でした。
七輪(関西では「かんてき」)、豆炭、コメントでいただいた十能、五徳、火消し壷、み、ざるびつ。
火のし、蝿帳、蚊遣り、ちょうな、矢立…。
名前を並べるより、現物があったら、写真を見て「これはなんでしょう」の方が楽しいんですけどね。
ひとつ古いもの、以前にも出しましたが「炭アイロン」、重さも重し…これでワイシャツ3枚とか…腱鞘炎になりますわ。
今日はほんわか暖かく、というより動くと暑かったですが、足はだいぶいいもののまだモタモタ。
それでもとにかく片付けたり、大洗濯したりで一日おわってしまいました。
本日はカンタン記事で、失礼します。あーふくらはぎ、かったる~い。
火鉢に入れてジュッと音を確かめて
使っていましたね。
和裁をする時には、私もこれの電気版を
使いますが、やっぱりジュッと音を確か
めています。
和裁のまねごとは始めていますが。
脚が太い!大根足を子供の頃からコンプレックスにしておりますが、浮腫がとれて人間の脚らしくなってきたこの頃、でも、ふくらはぎのだるいのは辛いです。
何かいい方法はないでしょうか?
土踏まずを踏んでもらいたい!けど、踏む人の体重が問題です。
昔の道具はカンとか、使い慣れた手ごたえとか
そういうものが大事でしたね。
私は今使わないのですが、もし使うときがきたら、
ミニ火鉢に炭おこしてやってみようと思っています。
焦がすかなぁ。
アイロンでも悪くはないのですが、大きいでしょう。
私は、ハギレにはアイロン使ってますが、
手芸などの時は、ミニアイロン使っています。
大体が木綿以外は。温度高くしませんし、
小さいと使いやすいですよ。
ふくらはぎがだるくなることは、あまりないのですが、
今回は、捻挫の関係と思います。
私は、入浴時によーくもみもみして、
寝るとき足を高くして寝ます。これでだいたいおさまるんですが。