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東京シティ・バレエ団 団員レポート

団員たちによる日々のレポートをお送りします。
更新は随時。

今日のラフィネ (後半)20100427

2010-04-27 23:45:00 | Weblog
『ライモンダ』のリハーサル模様をお届けしてくれた真理絵さん、どうもありがとうございました。

続いては、大石恵子が『ライモンダ』の再振り付けとリハーサルをしている安達悦子先生とダンサーの信田洋子さんへ『ライモンダ』について質問です。
まず最初は安達悦子先生から。


リハーサルを眺める悦子先生。
とってもマイペースな方で、雰囲気も妖精のようです。

Q1:
東京シティ・バレエ団で、初めて上演される『ライモンダ』ですが、今回なぜ『ライモンダ』を選んだのですか??

悦子先生:
『東京シティ・バレエ団にない作品を!!』ということで、自分が若い頃学び、踊った、思い出深い『ライモンダ』を選びました。



Q2:
古典バレエを再演するということは、伝統を伝える作業だと思うのですが、難しかった点や苦労した点を教えてください。

悦子先生:
女性の動き方、スタイルなどは自分が体験しているので伝えやすかったのですが、男性のパ.ド.ドゥをしている時のサポート仕方などは、伝えるのがとても難しく、今回自分にも勉強になりました。



Q3:
『ライモンダ』は唯一のクラシック作品ですが、ズバリ見どころはどこですか??

悦子先生:
主役+8組のパ.ド.ドゥ!!
美しいクラシカルな動きの中に、きらりと光るハンガリー風の踊りのスタイルをお楽しみください。



Q4:
『ライモンダ』以外の古典バレエで好きなバレエはなんですか??

悦子:
ジゼル。
ロマンティックバレエの中に今に通じる普遍的なドラマがあるので。


  9組揃ってのリフト☆見応え十分です。
悦子先生の好きな『ジゼル』に限らず、バレエは全て『愛』の物語。
バレエって素敵です♪♪


 総務の野口さんと衣装について相談中の悦子先生。
ダンサー、振付家、スタッフさん、音楽、衣装、照明、装置・・・
どれが欠けても良い舞台は出来上がりません。
悦子先生がこだわった衣装にもご期待ください☆

 男性4人で踊るパ.ド.カトルが終わって。
疲れきった佐藤雄基さんと春野雅彦さん。
なんだか双子みたいですね(笑)



続いては、『ライモンダ』より8組のパ.ド.ドゥとクレメンスのVaを踊る、信田洋子さんへ質問です。


信田洋子さん。顔は見えていませんがパートナーの岸本亜生くんと。
洋子さんは、しっかりバレエを踊るので、いつも見ていて勉強になります。
昨年のラフィネでは『パキータ』よりとっても難しいVaを踊られていました。

Q1:
クレメンスのVaを踊る洋子さんですが、舞台で一人で踊る時、意識していることや緊張しない秘訣などありましたら、教えてください。

洋子さん:
この踊りは、アレグロ、ジャンプが多いので軽やかに踊るよう心がけています。
あとは、その役になりきって楽しんで踊ることです。


Q2:
主役を踊る、志賀育恵さんと黄凱さんペア。2人ともとっても魅力的なダンサーですが、『ライモンダ』でのお二人は・・・??お二人について教えてください。

洋子さん:
何を踊っても素敵なダンサーですが、『ライモンダ』での2人のアダジオ、Vaは気品や魅了を感じます。
練習で2人の踊りを見ていて、うっとりして自分の出番を忘れてしまったくらい...(笑)


Q3:
最後に作品の中で、お気に入りのポーズは何ですか??

洋子さん:

今度は亜生くんの顔もばっちり写っています!
高く上がった足が綺麗ですね。


お忙しい中、ご協力いただいた安達悦子先生、信田洋子さんありがとうございました。

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