東京シティ・バレエ団 団員レポート

団員たちによる日々のレポートをお送りします。
更新は随時。

今日のラフィネ 20100430

2010-04-30 23:45:53 | Weblog
今日の東京のお天気は、とても暖かく過ごしやすかったようですね。

そんな良いお天気を楽しむ余裕もなく、リハーサルに励んでいた東京シティ・バレエ団、大石恵子です!!

明日からもう5月なんですね!!世の中はゴールデンウィークでルンルンですね♪
4月は『ラフィネ』のリハーサルで忙しく、1日は長かったけど1週間を振り返るとあっという間に過ぎていた...というような月でした。

刻一刻と迫る『ラフィネ.バレエコンサート』の本番。。。
バレエ団では、10分単位でリハーサルが組まれ、2つのスタジオで5作品のリハーサルをしています。

今日ご紹介するのは、『VISION OF ENERGY』を振り付けされた、キミホ・ハルバートさんです☆


動きの質、全体の空気感を大切にリハーサルしていきます。



真剣にリハーサルを見つめるダンサー
李悦さんと橘るみさん。



Q1:
振付けを始めたきっかけは何ですか??

キミホさん:
ベルギーのバレエ学校時代に生徒だけでやる公演があり、そこで何か作ってくれないかと
同級生に頼まれたのが最初です。この時にはクラシック作品でしたが。
その後、日本のスタジオの方で私の先生にコンクールの振付けや生徒の振付けをやってみないかとオファーされ、作り始めました。
今の私がいるのは先生である岸辺光代がチャンスをつねに与えてくれたからだと感謝しています。


Q2:
『VISION OF ENERGY』について教えてください。

キミホさん:
人と人との関係。
人が発するエネルギーについての作品です。コミュニケーションをとってる間に人は他の人のエネルギーを奪うこともあげることも出来ます。そういうことを意識するようになった時に作った作品です。
人から奪うのではなく、自分で高め、時には自然から力を貸してもらい、人にわけることが出来たらいいなあと願いを込めて。


Q3:
踊っていてユニークな振付けが多いと感じますが振付けが思い付く瞬間はいつ、どこで、どんな時ですか??

キミホさん:
日頃からよく人間観察をよくしています。人間だけではなく、命あるもの全てですが。
後は一人で公園にいる時やボーッとしている時に体で遊んだりしています。


Q4:
衣裳や曲、ライティングなど、こだわりを教えてください。

キミホさん:
舞台は総合芸術なので、全てが一つになり、やっと作品と言えると思っています。
もちろん私のイメージするものをスタッフの方に伝え、それを形にしていただいていますが、スタッフの支えなしでは叶えられないことばかりです。
衣裳は、とにかくそのダンサーが良く見えるように心がけています。
そして白という色にも、かなりこだわりを持っています。
音楽はつねにたくさんの曲を聞き、インスピレーションをもらえるものを探しています。
基本的には全て曲で決まってしまうので。ライティングは作品の命みたいなものだと思っています。
私は恵まれた照明デザイナー、足立恒さんと出会い、この方なしではかんがえられないくらいです。
キミホ作品を何倍にも良くして下さります。


Q5:
心を動かされた振付家、ダンサー、作品がありましたら教えてください。

キミホさん:
Johan Ingerという振付家に心を動かされました。彼はNDTの方なのですが、ダンサーでもあり振付家でもあります。その他にはもちろん、Mats EkやPina Bauchも尊敬する振付家です。
心動かされるダンサーはいっぱいいます。有名な方もそうでない方も自分の心に届く踊りを見れた時には本当に幸せだと感じます。
作品・・・これもいっぱいありますが、一つ挙げるとしたら金森穣さんと渡辺れいさんが
青山バレエフェスティバルで踊った『Out of Earth...』にはかなり涙が溢れました。
何に心を動かされるかはその人、その人違うと思うのですが、作る人間としては常にできるだけたくさんの方に届く作品を作りたいと心がけています。
見て下さる人がいるから私たちは舞台に立てる訳ですから。


第2スタジオでのリハーサル。
キミホ.ハルバートさんと、パ・ド・ドゥを踊る志賀育恵さんと黄凱さん。
リハーサルを見ているだけでも、キミホさんのエネルギーが伝わってきます。



お互いの背中にエネルギーを感じながら・・・



アンサンブル。
休憩中じゃないですよ;;みんなで船に乗っています。


キミホさんのキラキラした瞳に見つめられると心まで見透かされているような不思議な気持ちになります。
世界で活躍されているキミホさん。そんな彼女に直接指導を受け、作品に携われる幸せをひしひしと感じる毎日です。本番では、東京シティ.バレエ団がキミホさんの心を動かせるといいですね☆
残り少ないリハーサルを大事にしないといけませんね;;
私の質問にとっても丁寧に答えてくださったキミホさん、どうもありがとうございました。

次回は、『VISION OF ENERGY』を踊る2人のダンサーが登場します!!
誰が登場するかは、秘密です♪

今日のラフィネ  20100428

2010-04-28 23:16:14 | Weblog
バレエ団では、『HOTARU』、『ロマンス』、『落ち葉の歌』、『ライモンダ』、『VISION OF ENERGY』と 全てのリハーサルがあり、盛りだくさんのメニューでした!!
今日は、その中から『HOTARU』を振り付けた小林洋壱さんとダンサーの井野口恵さんへ質問です!

『HOTARU』
せわしなく流れる季節の中で 忘れかけていた昔の景色
いつからだろう 夜の街が明るくなったのは
いつからだろうホタル光に気付かなくなったのは・・・


ダンサーたち。
床での動きも多いのですが、動きの流れがとても美しいです。


ダンサーの七つ道具、テーピング。
床ワザが多いので、足の甲の部分や膝などをカバーしています。



振付家の洋壱さんへ。

Q1:
バレエ団に振り付けをされるのは3回目ですが、洋壱さん自身、ダンサーともに1回目、2回目との違いや、成長はありますか??

洋壱さん:
音や動きなど、自分の好みが明確になって来ました。と、同時にダンサーとして踊ることや、リハーサルがいかに大切かを改めて実感しました。
振り付けを始めてから、自分自身、もっといろんな動きや作品を経験してみたいと思いました。

Q2:
作品へのこだわりを教えてください。

洋壱さん:
舞台という空間を、この作品の色に染めていく事。

Q3:
作品の見どころは??

洋壱さん:
オープニングが好きなシーンですね。


ダンサーたちの動き、全体のイメージなど細かくチェックする洋壱さん。


秘密の会話中。。。私は教えてもらえませんでした;;
どうやら本番までのお楽しみで『HOTARU』だけの内部秘密みたいです。




ダンサーの井野口恵さんへ。

Q1:
『HOTARU』のリハーサルはどのように振り付けが進められましたか??

恵さん:
私達の様子をみながら、洋壱さんが何が一番いいかを決めていくという感じで、
ゆっくりていねいに進んでいきました。


Q2:
リハーサルの様子を教えてください。

恵さん:
バレエとは全く違う動きが多いので、話し合ったり教えあったり、
みんなで一緒に作り上げている感じです。


Q3:
“ダンサー”、“振付家”の洋壱さんってどんな方ですか??

恵さん:
穏やかで繊細で独特の空気感を持った人です。


Q4:
作品の中での、お気に入りのポーズやムーヴメントを教えてください。

恵さん:
ポイントは8人のカノンとほたるの表現の仕方です。
メインを踊る草間華奈ちゃんは表現力があって魅せる踊りをするダンサーなので、
どう仕上がるのか私も楽しみだし、チョさんは相変わらずリハーサルから本当にセクシーで素敵です。


草間華奈さんとチョさんのパ.ド.ドゥ。
2人の個性が生きた振り付けで、目が離せなくなりました。


お忙しい中、ご協力いただいた小林洋壱さん、井野口恵さん、ありがとうございました。
小林洋壱さんは、『HOTARU』の振り付けの他に、『ライモンダ』『VISION OF ENERGY』にも出演します。
洋壱さんの振付家とダンサーの両方の魅力に触れることのできる、今回の『ラフィネ.バレエコンサート』です。是非、お越しください。

今日のラフィネ (後半)20100427

2010-04-27 23:45:00 | Weblog
『ライモンダ』のリハーサル模様をお届けしてくれた真理絵さん、どうもありがとうございました。

続いては、大石恵子が『ライモンダ』の再振り付けとリハーサルをしている安達悦子先生とダンサーの信田洋子さんへ『ライモンダ』について質問です。
まず最初は安達悦子先生から。


リハーサルを眺める悦子先生。
とってもマイペースな方で、雰囲気も妖精のようです。

Q1:
東京シティ・バレエ団で、初めて上演される『ライモンダ』ですが、今回なぜ『ライモンダ』を選んだのですか??

悦子先生:
『東京シティ・バレエ団にない作品を!!』ということで、自分が若い頃学び、踊った、思い出深い『ライモンダ』を選びました。



Q2:
古典バレエを再演するということは、伝統を伝える作業だと思うのですが、難しかった点や苦労した点を教えてください。

悦子先生:
女性の動き方、スタイルなどは自分が体験しているので伝えやすかったのですが、男性のパ.ド.ドゥをしている時のサポート仕方などは、伝えるのがとても難しく、今回自分にも勉強になりました。



Q3:
『ライモンダ』は唯一のクラシック作品ですが、ズバリ見どころはどこですか??

悦子先生:
主役+8組のパ.ド.ドゥ!!
美しいクラシカルな動きの中に、きらりと光るハンガリー風の踊りのスタイルをお楽しみください。



Q4:
『ライモンダ』以外の古典バレエで好きなバレエはなんですか??

悦子:
ジゼル。
ロマンティックバレエの中に今に通じる普遍的なドラマがあるので。


  9組揃ってのリフト☆見応え十分です。
悦子先生の好きな『ジゼル』に限らず、バレエは全て『愛』の物語。
バレエって素敵です♪♪


 総務の野口さんと衣装について相談中の悦子先生。
ダンサー、振付家、スタッフさん、音楽、衣装、照明、装置・・・
どれが欠けても良い舞台は出来上がりません。
悦子先生がこだわった衣装にもご期待ください☆

 男性4人で踊るパ.ド.カトルが終わって。
疲れきった佐藤雄基さんと春野雅彦さん。
なんだか双子みたいですね(笑)



続いては、『ライモンダ』より8組のパ.ド.ドゥとクレメンスのVaを踊る、信田洋子さんへ質問です。


信田洋子さん。顔は見えていませんがパートナーの岸本亜生くんと。
洋子さんは、しっかりバレエを踊るので、いつも見ていて勉強になります。
昨年のラフィネでは『パキータ』よりとっても難しいVaを踊られていました。

Q1:
クレメンスのVaを踊る洋子さんですが、舞台で一人で踊る時、意識していることや緊張しない秘訣などありましたら、教えてください。

洋子さん:
この踊りは、アレグロ、ジャンプが多いので軽やかに踊るよう心がけています。
あとは、その役になりきって楽しんで踊ることです。


Q2:
主役を踊る、志賀育恵さんと黄凱さんペア。2人ともとっても魅力的なダンサーですが、『ライモンダ』でのお二人は・・・??お二人について教えてください。

洋子さん:
何を踊っても素敵なダンサーですが、『ライモンダ』での2人のアダジオ、Vaは気品や魅了を感じます。
練習で2人の踊りを見ていて、うっとりして自分の出番を忘れてしまったくらい...(笑)


Q3:
最後に作品の中で、お気に入りのポーズは何ですか??

洋子さん:

今度は亜生くんの顔もばっちり写っています!
高く上がった足が綺麗ですね。


お忙しい中、ご協力いただいた安達悦子先生、信田洋子さんありがとうございました。

今日のラフィネ 20100427

2010-04-27 16:28:07 | Weblog
本日は福地真理絵もラフィネ・バレエコンサートのリハ風景をお届け致します☆

後半のリハーサルは「ライモンダ」3幕よりグラン・パ・クラシックのリハーサルをしていました。
ライモンダは、女性14人男性9人が出演しています♪

☆グラン・パ・クラシック8組のパ・ドゥ・ドゥ
☆1人づつ踊る女性バリエーション
☆3人で踊るパ・ド・トロワ
☆男性4人で踊るパ・ド・カトル
☆主役のパ・ドゥ・ドゥ

盛りだくさんで迫力もあり、見ていてとても面白いです☆★
今回のラフィネで唯一のクラシックバレエ作品、本番が楽しみです。


リハーサル前、ダンサーだちがチュチュを着て準備をしています♪



リハーサル途中、踊りについて話合っているダンサーたち♪
きっと作品をよりよくする為に、話し合いをしているんだと思います☆

大石恵子ちゃんがダンサーや振付家にアンケートをとってUPしています。
是非、ご覧下さい♪




今日のラフィネ 20100426

2010-04-26 23:30:51 | Weblog
本文 先週に引き続き、大石恵子が『ラフィネ・バレエコンサート』のリハーサル模様をお届けいたします。

いよいよ2週間後に迫った、東京シティ・バレエ団『ラフィネ・バレエコンサート』
今日はその照明合わせが行われました。
5つの作品の振付家、ダンサー、スタッフさんが集まり、バレエ団は活気に溢れていました。
振付家、ダンサーともにお互いの作品を初めて見るということもあり、自分の作品への自信や、他の作品への興味、期待などでドキドキ、ワクワク、ソワソワ・・・と落ち着きのないバレエ団でした(笑)

そんな今日は、『四季の中 秋:落ち葉の歌』を振り付けしたソ・ユンソクさんとダンサーの五十嵐妙子さんへ質問です!!
まずは、ダンサーの五十嵐妙子さんへ。


Q1:
リハーサルの雰囲気を教えてください。

妙子さん:
厳しい中にも意見を出し合って、みんなで作品を創っている感じがします。
適度な緊張感の中でとても居心地がいいです。



照明合わせの備えて衣装を着るところです。
衣装は本番当日のお楽しみだそうです☆☆

Q2:
作品に対して、とてもストイックなソさんですが、振付家のソさんってどんな方ですか??

妙子さん:
作品に対するイメージが明確なので、要求されることがたくさんあります。
繊細でこだわりの強い方です。


ソさん、ダンサーからの熱気が伝わってきます。
納得するまで何度も何度も練習を重ねています。

Q3:
妙子さんは、作品の中でソロを踊りますが、そのソロについて教えてください。

妙子さん:
2分間の踊りの中に、怒り、恐怖、悲しみなどといったいろんな感情が入り混じっています。
体力的な問題とともに、これらをうまく表現できればと思います。

昨年の『ラフィネ』では石井清子先生振り付けの『ジプシーダンス』を踊った妙子さん。
情熱に満ちた妙子さんのカラーに魅せられ、同じバレエ団の先輩ですがファンになってしまいました♪
今回の『落ち葉』では、どんな『カラー』に染まるのか楽しみですね。

Q4:
作品の中でお気に入りのポーズは??

妙子さん:
落ち葉のイメージ・・・・でしょうか。


不思議なポーズを見せてくれました。
作品のどこでこのポーズが出てくるかお楽しみに・・・♪



ポアントワークが多い作品なので、トゥシューズがすぐにダメになってしまうようです。
新しいトゥシューズを選ぶ、大内雅代さん。


ぴったりのトゥシューズが見つかったようで良かったですねっ☆


続いては、振付家のソ・ユンソクさんへ。

Q1:振り付けを始めたきっかけは何ですか??

ソさん:
学生の時、モダンの作品を踊ったことがあるんですが、本番が終わってもそのイメージがずっと残っていました。
アベマリアの曲で振り付けをしてみると、みんなの反応がすごく良くて今でも振り付けを続けています。


ソ・ユンソクさん。韓国からやってきました!!
この質問にも、とっても上手な日本語で答えてくれました。

Q2:
『落ち葉』の作品について教えてください。

ソさん:
落ち葉の歌は僕が愛する人のために作った作品で、作品としてひとつの絵を舞台の上で作りたいと思いました。
その中で人生の苦しみや孤独さ、熱望などいろいろな意味を入れてみました。

Q3:
リハーサルについて教えてください。いつもどんな感じでリハーサルしていますか??

ソさん:
振り付けは自分の言葉で話すことと同じだと思います。
それで、いつも同じ表現や言葉から離れたいんですが、それができないと良いアイデアや曲を見つけるのが難しくなりますし、悩んでしまいます。
でも、リハーサルは楽しいです。特に振り付けをしている立場から見ると、自分が踊る立場の時と違う楽しさがあります。

Q4:
最後に、ソさんの作品『落ち葉』を踊るダンサーたちへメッセージを・・・

ソさん:
モダンとクラシックバレエは、身体の使い方も違うし、動きも早くて大変ですが頑張ってくれてありがとうございます。作品は創るひとと踊る人の関係も大事だと思います!みんな、僕の思いを理解してくれて、うまく進んでいると思います。リハーサルは厳しく、本番は楽しく、役になりきって泣いたり笑ったりできるよう頑張りましょう。ありがとうございます。


ソさんのダンサーたち。
みんな仲良しで良い雰囲気です。


お忙しい中、ご協力いただいた五十嵐妙子さん、ソ・ユンソクさん、どうもありがとうございました!!
明日もお楽しみにー☆☆☆



今日のラフィネ 20100423

2010-04-23 23:30:00 | Weblog
今日は、今回の『ラフィネ・バレエコンサート』唯一のクラシックバレエ『ライモンダ』第3幕よりグラン・パ・クラシックのリハーサル模様をご紹介いたします。
このバレエは、安達悦子先生が再振り付け、指導をしています。
東京シティ・バレエ団では初めて上演される『ライモンダ』。最初は、ハンガリーの独特のアームスやステップに悩まされたダンサーたちですが、
リハーサルを重ねていくうちに全体にもまとまりが出てきています。
主役のライモンダは、志賀育恵さん。ジャン・ド・ブリエンヌは黄凱さんというゴールデンコンビ☆☆
その他、女性のパ・ド・トロワ、3人の女性Va、男性のパ・ド・カトル、主役と8組のパ・ド・ドゥと見応え十分です。


志賀育恵さんと8組のカップル。
8組一斉に上がるリフトにご注目!!


志賀育恵さんと黄凱さんの見事なパ・ド・ドゥ。
美しい。。。



女の子3人のパ・ド・トロワ。
指導の加藤浩子先生からアームスの動きについてのお話中。
音楽も可愛らしくて3人のピタリと揃った動きが素敵です。



Vaを踊る安藤紗織さんと信田洋子さん。


4人の男性が踊るパ・ド・カトル。
豪華な男性陣の競演にドキドキ・・・


バレエの中のバレエ『ライモンダ』。
優雅なバレエの世界をお楽しみ頂けることでしょう。

さて、今日お誕生日を迎えたバースディガール志賀育恵さんへ『ラフィネ』について質問です!!

Q1:
今回の『ラフィネ』でクラシックバレエとコンテンポラリーの両方を踊りますが、自分はどっち向きのダンサーだと思いますか??

育恵さん:
クラシックダンサーだと思う。
でも、コンテを踊っている時バレエで使う身体の許容範囲を越えた瞬間にコンテって素敵だなーと思う。


コンテンポラリーでは、育恵さんの持つ伸びや美しい身体のラインが主張されますねぇ。キレイ。。。

Q2:
毎回の公演で主役を踊られる育恵さんですが、舞台に立つ時に意識することは何ですか??
育恵さん:
自分を信じる。




こんな風にいつもリラックスした表情で他のダンサーとお喋りしています。
が、踊りだすと一変して、ギューっと集中。
今まで積み重ねてきたものがあるからこそ、自分を信じることができるのだと思います。


Q3:
最後にこのブログを見ている方へメッセージをお願いします!!

育恵さん:
コンスタントに更新されないバレエ団ブログですが、温かく見守ってください。
今回のラフィネは、作品数が多く、若手の振付家も苦戦しています。
『ラフィネ』でしか味わえない舞台なので是非お越しください。


育恵さん、どうもありがとうございました!!
こんな魅力たっぷりの志賀育恵さんの出演する、東京シティ・バレエ団『ラフィネ・バレエコンサート』に是非お越しください!!

次回は、ダンサー・振付家、誰が登場するかお楽しみに☆☆
みなさま良い週末を・・・♪




今日のラフィネ 20100422後半

2010-04-22 23:41:53 | Weblog
真理絵さんに引き続き、大石恵子が今日の後半のキミホハルバートさん振り付け『VISION OF ENERGY』のリハーサル模様をお届けします。

キミホ・ハルバートさんと東京シティバレエ団の初のコラボ!!
キミホさんの個性がたくさん詰まった作品です。
私もリハーサルに参加しているのですが、ユニークな振り付けで踊っていても見ていても飽きないんです。
だからこそ、ひとつひとつの形、動きがはっきりしていないと面白味がなくなってしまうので難しいですね。

『VISION OF ENERGY』
さまざまなエネルギー。特に人と人がコンタクトした時に生まれる様々なエネルギー。
奪ってしまったり、奪われたり。
人として存在した時、その一人一人が発するエネルギー。
人からではなく、自分の中でエネルギーを高めて行きたい。時には自然から助けてもらいながら。

橘るみさんのソロから始まり、10人の女の子たちからの問いかけ、5組のカップル・・・
その他、全員での喜びが爆発したような元気な踊り、志賀育恵さんと黄凱さんのパドドゥへと続きます。


5組のパドドゥ。
お互いのエネルギーを奪い合いながらの踊りです。
踊っていると2人で話しているような感覚になります。



コンテンポラリーの動きって難しい;
時間があれば練習、練習、練習・・・



動きの確認をするキミホさん。
いつもキミホさんの流れるような動きに魅せられてしまいます。
彼女とリハーサルできることを幸せに思います。



キミホさんからのダメ出し中。
問題のあったところを細かく分析していき、スムーズに流れるよう修正していきます。



厳しいダメ出しの後、みんなでフォーメーションの確認です。



ピリリと引き締まった空気の中でのリハーサル。
キミホさんから与えられる課題をひとつでも多くクリアしようと、ダンサー全員が真剣に臨んでいます。
さてさて、どんな作品に仕上がるのでしょう??
キミホハルバートさん×東京シティ・バレエ団『VISION OF ENERGY』をお楽しみに!!







今日のラフィネ 20100422

2010-04-22 16:10:15 | Weblog
4月19日より大石恵子ちゃんがラフィネ・バレエコンサートのリハーサル風景をお届けしております♪
今日は福地真理絵もお届け致します☆

今日は前半のリハーサルでソ・ユンソクさん振付『四季の中 秋:落ち葉の歌』をしていました。

まずは…

ソロを踊っている五十嵐妙子さんのショット。
凄く情熱的で全身からエネルギーを出して踊っているのが印象的でした♪
横顔ショット美人さんです。


坂元恵理子さん・大内雅代さん・佐合萌香さん・小原輝さん・中森理恵さん・岡博美さん

フォーメーションが色々変わるので、秋のそよ風に落ち葉が流されている印象を受けました♪
みなさんの身体の動きや上体の使い方が魅力的です。

最後にリハーサル後で疲れている時でしたが

ポーズをとって頂いて、パシャリ☆

早く舞台で踊っている所が見てみたくなる作品でした。

また他の作品のリハーサル風景もお届け出来る様に頑張ります!!

今日のラフィネ 20100421

2010-04-21 19:09:06 | Weblog
今日は、金井利久先生振り付けの『ロマンスー綾ー』のリハーサル模様をご紹介します。
ショパンの曲にのせて、東京シティ•バレエ団のソリスト3人の優雅で美しい、情感溢れる踊りにご期待下さい。




いつもはこんな面白い先輩方ですが・・・



リハーサル中は、真剣な表情で金井先生の要求を聞いています。



ここから『ロマンスー綾ー』が始まります。
3人とも美しいですね~。


古藤舞さんと宮田愛子さん

今後、振付家、ダンサーのみなさんにも登場してもらいます。
お楽しみに。

今日のラフィネ20100420

2010-04-20 17:34:21 | Weblog
2日目の今日お届けしますのは、小林洋壱さん振り付けの『HOTARU』のリハーサル模様です。
小林さんが昨年のラフィネで発表した『without words』での志賀育恵さんとチョ・ミンヨンさんの美しいパ・ド・ドゥが印象に残っている方も多いのではないでしょうか?


みなさん、動きの確認をしています。床ワザが多いので、アザだらけのダンサーもいて痛そうです;;


リハーサル終了後、廊下でミーティング中。
動きや音のチェックをして、今日のリハーサルは終了しました。