2月17日 THU 23℃
とても暖かいけれど、朝から雨です。
母の体調もコマシだというので、チョイさんと車で、沖縄県北部(ヤンバル)東村の高江まで行きました。
連日、沖縄防衛局によって米軍ヘリパッド建設工事が強行されている高江に、枯れ木も山の賑わい、ジイさん、バアさんも数のうちというわけで、応援に行ったわけです。
那覇の自宅から高速を飛ばして2時間、10時過ぎには現地着。
あいかわらずブロッコリーが林立しているような、美しいイタジイの森です。あちこちに満開の寒緋桜が咲いていました。咲き残ったトックリキワタの花も見えました。
(写真はすべてチョイさん撮影)
雨にけぶるイタジイの森。新芽の若々しい緑も見えます
オッ、来た、来た!
11時半ごろ、防衛局が車を連ねて現場に近づいてきます。
止まりました。10人ほどで車の前に立ちふさがります。
十数名の沖縄防衛局員と、20名ばかりの作業員が、車からバラバラと降りて、伐採作業のために山に入ろうと走ります。
(自由な服装の作業員に続いて走る、白ヘルメット・白作業服の防衛局員たち)
止めようったって、向こうは●●●組と書いたヘルメットをかぶった20歳代を中心とする元気一杯のニイニイ達。
こっちは平均年齢50歳ぐらいのオバサン、オジサン、中ニイさんばかりだもの、ちょっと走ったらヒーヒーゼーゼー。
人数でも体力でもかなうわけはなくて、簡単に作業場へと続く山道に入られてしまいました。
それにしても、作業員たちを山に放り込んだら、防衛局はサッサと引き上げて行くのに驚きました。ハブのいっぱいいる危険な山道に作業員のニイチャンたちを入れるなら責任上、自分たちも入らんか!と思いましたね。
工事の強行で、昨日は支援者にけが人が出て、救急車で運ばれたというし、なんで政府・防衛省はこんなにしてまでアメリカにヘリパッドを作ってやりたいの!?
N4テントから見ると、切り倒された木が積まれていました。無残。
作業場ではユンボが動いて、チェーンソーで森の木を伐採する音も聞こえます。痛い、痛い。
雨の中、横断幕を32枚張りました。
今日は、40~50人の支援者が来ておられました。目取真俊さんや、ダグラス・ラミスさんらの顔も見えました。
目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」には、連日高江の様子が詳しく書かれています。
明日からも、また作業強行が続くことでしょう。
たまに一日行くだけでも、いい加減疲れるのに、毎日毎日、対応に追われる高江住民の人たちの生活を思うと言葉もないです。
AさんやIさんご夫妻に「身体に気をつけてくださいね」と言うのが精いっぱいという感じでした。チョイさんが京都の仲間から託されたカンパをIさんに手渡して、とても喜んで頂きました。皆さん、どうも有難うございました。
防衛省・沖縄防衛局の職員は、ああやって毎日来てれば給料になるので結構なことだけれど、住民の方は、仕事はできないわ、裁判にかけられて那覇には呼ばれるわ、那覇に行ってる留守に工事強行されるわ、ほんとに踏んだり蹴ったりです。
応援したくても、高江は遠くて行けない!(ほんとに遠い!那覇からでも2時間だもの)、そんな方が大多数だと思います。
でも嬉しいことに、全国各地で、高江を支援する催しがあります。下記のブログから、お住まいの近くの集まりに是非行ってみてください。
ある日突然、自分の家のすぐ傍に米軍ヘリパッドが出来ることになって、墜落の危険や騒音にこれからずっと苦しめられるとしたらどうか、家族の暮らしはどうなる、子供たちはどうなる・・黙って「ヘイ、どうぞ」と言えるかどうか・・・。一人でも多くの人が、このことを想像してくださって自分にできることをしていただけたら有難いです。カンパも大歓迎です。どうぞよろしくお願いします。
やんばる東村 高江の現状
2月20日には、東京、京都、淡路島、福岡で集まりがあります。
沖縄防衛局は、危険な工事を強行しないでください。
明日は工事が進みませんように・・・そして、作業員の兄ちゃんたちも、住民の方々も支援の方々も、みんな無事でありますように。
とても暖かいけれど、朝から雨です。
母の体調もコマシだというので、チョイさんと車で、沖縄県北部(ヤンバル)東村の高江まで行きました。
連日、沖縄防衛局によって米軍ヘリパッド建設工事が強行されている高江に、枯れ木も山の賑わい、ジイさん、バアさんも数のうちというわけで、応援に行ったわけです。
那覇の自宅から高速を飛ばして2時間、10時過ぎには現地着。
あいかわらずブロッコリーが林立しているような、美しいイタジイの森です。あちこちに満開の寒緋桜が咲いていました。咲き残ったトックリキワタの花も見えました。
(写真はすべてチョイさん撮影)
雨にけぶるイタジイの森。新芽の若々しい緑も見えます
オッ、来た、来た!
11時半ごろ、防衛局が車を連ねて現場に近づいてきます。
止まりました。10人ほどで車の前に立ちふさがります。
十数名の沖縄防衛局員と、20名ばかりの作業員が、車からバラバラと降りて、伐採作業のために山に入ろうと走ります。
(自由な服装の作業員に続いて走る、白ヘルメット・白作業服の防衛局員たち)
止めようったって、向こうは●●●組と書いたヘルメットをかぶった20歳代を中心とする元気一杯のニイニイ達。
こっちは平均年齢50歳ぐらいのオバサン、オジサン、中ニイさんばかりだもの、ちょっと走ったらヒーヒーゼーゼー。
人数でも体力でもかなうわけはなくて、簡単に作業場へと続く山道に入られてしまいました。
それにしても、作業員たちを山に放り込んだら、防衛局はサッサと引き上げて行くのに驚きました。ハブのいっぱいいる危険な山道に作業員のニイチャンたちを入れるなら責任上、自分たちも入らんか!と思いましたね。
工事の強行で、昨日は支援者にけが人が出て、救急車で運ばれたというし、なんで政府・防衛省はこんなにしてまでアメリカにヘリパッドを作ってやりたいの!?
N4テントから見ると、切り倒された木が積まれていました。無残。
作業場ではユンボが動いて、チェーンソーで森の木を伐採する音も聞こえます。痛い、痛い。
雨の中、横断幕を32枚張りました。
今日は、40~50人の支援者が来ておられました。目取真俊さんや、ダグラス・ラミスさんらの顔も見えました。
目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」には、連日高江の様子が詳しく書かれています。
明日からも、また作業強行が続くことでしょう。
たまに一日行くだけでも、いい加減疲れるのに、毎日毎日、対応に追われる高江住民の人たちの生活を思うと言葉もないです。
AさんやIさんご夫妻に「身体に気をつけてくださいね」と言うのが精いっぱいという感じでした。チョイさんが京都の仲間から託されたカンパをIさんに手渡して、とても喜んで頂きました。皆さん、どうも有難うございました。
防衛省・沖縄防衛局の職員は、ああやって毎日来てれば給料になるので結構なことだけれど、住民の方は、仕事はできないわ、裁判にかけられて那覇には呼ばれるわ、那覇に行ってる留守に工事強行されるわ、ほんとに踏んだり蹴ったりです。
応援したくても、高江は遠くて行けない!(ほんとに遠い!那覇からでも2時間だもの)、そんな方が大多数だと思います。
でも嬉しいことに、全国各地で、高江を支援する催しがあります。下記のブログから、お住まいの近くの集まりに是非行ってみてください。
ある日突然、自分の家のすぐ傍に米軍ヘリパッドが出来ることになって、墜落の危険や騒音にこれからずっと苦しめられるとしたらどうか、家族の暮らしはどうなる、子供たちはどうなる・・黙って「ヘイ、どうぞ」と言えるかどうか・・・。一人でも多くの人が、このことを想像してくださって自分にできることをしていただけたら有難いです。カンパも大歓迎です。どうぞよろしくお願いします。
やんばる東村 高江の現状
2月20日には、東京、京都、淡路島、福岡で集まりがあります。
沖縄防衛局は、危険な工事を強行しないでください。
明日は工事が進みませんように・・・そして、作業員の兄ちゃんたちも、住民の方々も支援の方々も、みんな無事でありますように。