すいーと雑記帳

とっこの独り言

山口県の若者が高江へ

2011-02-15 22:56:56 | 日録・雑感など
2月15日 TUE   15℃

今日は午後、車で南部医療センターへ母を連れていきました。
人工肛門のストマ周辺の皮膚のただれがひどくて、皮膚科の先生も考えあぐねておられる様子。外科のWOCナースにも見ていただいて治療方法を考えてもらいましたが、なかなか難しそう。

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今夕のQAB(琉球朝日放送)のニュース番組・ステーションQには感動しました。

Qリポート「カヤック隊の若者たちの思い」 (ニュース映像

山口県上関町田ノ浦に建設が計画されている中国電力の原子力発電所に反対して、工事の台船を小さなカヤックを出してなんとか止めようとしている若者たちが、高江へ来て、ヘりパッド工事を強行しようとする作業員に必死に語りかけている姿が映し出されています。

是非、上の映像を見てください。青年たちがとてもいい顔しているし、丁寧な言葉で一生懸命、作業員の人に話しかけて「戻っていただけませんか」とお願いする姿に感動しました。また、高江の人たちと楽しそうにお酒を飲んで交流している姿が素晴らしかったです。

本当に、防衛局に雇われている作業員にしたって誰も好んでヤンバルの森を切り倒したいなんて思っていないはず、ウチナンチュならなおさら自分の故郷の貴重な自然を喜んで壊そうなんて思っていないはず。

それを、こういう形で工事を強行して、沖縄の住民や支援する人達と沖縄の作業員を対峙させているのは誰か? 
はるか東京で、また沖縄防衛局の中で、素知らぬ顔をして「日米合意に基づいて」などとうそぶいているのは誰か? それを考えると、心底腹が立ちます。

このところのQAB(琉球朝日放送)の報道はたいしたもので、今日も上関原発に反対する住民を中国電力が訴えて4000万円もの賠償金を請求している訴訟を、はっきりSLAPP訴訟(国や企業が反対意見を唱える個人を訴える裁判。アメリカではこれをSLAPP裁判と呼び、禁じ手としている)だと言ってるのに感心しました。
まさにその通り、上関原発も高江ヘリパッドも国や大企業などの権力を持ったものが弱い個人に恫喝をかけてビビらせようとする、とてもキタナイ裁判をしかけられている、という同じ構図があるのだと思います。

本土のメデイアも、沖縄の現場にきてもっと見てほしいし、何が起こっているか報道してほしいと思います。

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