２０１２ G1 皐月賞 回顧録

中山競馬場で行われた、牡馬クラシック第1弾・第72回皐月賞(3歳牡牝、GI・芝2000m)は、内田博幸騎手騎乗の4番人気ゴールドシップが、最後方追走から直線では他馬の多くが外を回る中、内から進出。馬場真ん中あたりを一気に伸びて後続を突き放し、2番人気ワールドエースに2.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分01秒3(稍重)。

3連複△×◎で、2050円的中！

△ゴールドシップが、クラシック１冠目、皐月賞を制覇。内田騎手は、これで、牡馬３冠制覇。それにしても、ウチパクの好騎乗が光ったレースでした。

個人的には、思ったより早く馬場が回復しちゃって馬券的には、残念でしたが、あの馬場で、ギリギリの所を通って、距離ロスを最小限に抑えてのレース。馬の能力を信じて勝ちとった素晴らしい勝利でした。共同通信杯からの直行で、皐月賞制覇は、ここ数年、なかったことでした。自分も３着はあっても、連対はないかなぁ。。と思って評価を下げましたが、おととしのエイシンフラッシュも、間隔があっても、馬券に絡みましたし、ここは、考え直さなくては・・・。それと、「ステーゴー×マックイーン」の配合って、スーパーニックスですね・・・。これほどの、相性のいい配合の血統は、なかなかないですよね。しかも、この２頭、「池江泰配合」ですよね。そして、あの「ディープ」もこれまた、「池江泰」。競馬界に、「池江DNA」は、いろんなドラマを残してくれてますね。

ゴールドシップは、共同通信杯のレースで、東京向きだと思っていたので、今後、日本ダービーでも好勝負すると思われます。２冠目も、楽しみですね。

×ワールドエースは、改めて、「強い」馬だと思わされました。父ディープインパクトンの皐月賞を一瞬思い起こさせた、落馬寸前のアクシデントも、４角からのあの末脚は、世代最強を感じさせる素晴らしいものでした。不利さえなければ、圧勝もあったかもしれません。とは言え、あそこで落ちていれば、そんなことも言えませんでしたが・・。個人的には、落ちてくれていも良かったんですが・・・。こちらも、ダービーで、逆転が、期待できる１頭です。

◎ディープブリランテ、完敗です。３着とは言え、上の２頭との決め手は、明らか。ダービーでは、気性と、距離との戦いですし、現時点では、逆転の目は無いかも・・・。本格化は、もっと先なのかな・・。能力はあると思うのですが、ここが、一番チャンスと思っていたので、残念な結果となりました。

○グランテッツァは、思った以上にのめっていたようですね。この馬も、ダービーより皐月賞向きだと思っていたので、次走の期待値は落ちるなぁ・・。上がりに限界があるタイプで、小回り向きでしょうし、馬場と枠は悪かったですが、外から伸びたワールドエースとの差は、埋まりそうにないですね。

△コスモオオゾラには、馬場の回復が早かったのが残念でしたね。もう少し雨が残れば、大仕事もあったのですが・・。この馬自体、完成度は高いと思うので、ダービーで、人気が落ちれば、もう一丁あるかもと思っています。さらに、馬場が悪ければ、尚更・・・。密かに期待している１頭です。

▲アーデントは、またも、狙いすぎましたか・・。まぁ、このくらい狙わないと高配当は、期待できませんですから。

結果、今年は、「共同通信杯＞スプリング＝若葉＞弥生賞」と分りやすい図式でした。今年は、強い馬同士なので、ダービーは簡単？、いやいや、今年は、９８年と雰囲気似てるなぁ・・と思ってるんで、ダービー大荒れも、期待しています。

で、今回も、来年の対策を少々書いておきます。

「トライアル勝ち馬＋トライアルで権利を獲った人気薄（６番人気以下）＋中山重賞勝ちでトライアル敗退馬＋中山重賞勝ちのある２０００ｍ無敗馬（３戦以上）」

・阪神２０００ｍのオープンや重賞（ラジオNIKKIE２歳S連対馬とか）の勝ち馬。

・１８００ｍ重賞勝ち馬（札幌２歳S、東スポ２歳、きさらぎ賞、共同通信杯、スプリングS）

以上・・・。これで、来年もバッチリか