２０２５ G1 東京優駿（日本ダービー） 予想！

やって参りました！今年の３歳馬の頂点を決める「日本ダービー」です。

皐月賞はミュージアムマイルが勝利し、２冠に挑みます。皐月賞１番人気のクロワデュノールは皐月賞２着。戦前は３冠馬誕生か！？という空気でしたが、今回はチャレンジャーの立場での参戦です。圧倒的な１番人気だった皐月賞からあの敗戦で評判倒れだったのか？本当に強いのか？という空気に変わってきた雰囲気もあります。

さて、今年のダービー馬はどの馬になるのか？！

早速、例年通り、「虎の巻」により買い目を絞っていきます。ここ数年使ってる「消しデータ」はいいテンプレになっているので、今年もそれを使って予想していきます。（データで重複する馬は一度名前が出たら以後、割愛していきます。）

まずは、「日本ダービー」の「格」というものが一番出る「戦績」から。

「１勝馬」、１昨年、１勝馬の「ハーツコンチェルト」が「１７年ぶり」に馬券に絡みました。まぁ、現５歳世代はレベルが低い年だったので、１勝馬でも絡めたとみることもできますが、データ的には覆されたものなので、新たに「１勝馬は、２０００ｍ以上の重賞で連対歴のある馬のみ。さらに重賞で２回以上馬券対象にはなっていること」という項目に変更。ということで、消えるのは⇒該当馬無し（やはり、今年もレベルが高い）

「重賞未連対馬」は「消し」です。過去、１0年以上にわたりこの条件は継続しております。消えるのは⇒「トッピボーン、ホウオウアートマン」が消し。

過去、１８００ｍ以上のレースで連対したことのない馬は馬券になっていません。⇒「リラエンブレム」が消し。

続いて臨戦過程から絞っていきます。

皐月賞直行組は、「１～3着馬」さらに「皐月賞出走で掲示板以下からの巻き返すには、前走で重賞連対必至。」が条件です。

さらに、精査してみると、「皐月賞を６着以下から、巻き返した馬は、皐月賞で、４番人気以内の馬のみ」ということも追記しておきます。⇒「エリキング、カラマティアノス、ドラゴンブースト、ニシノエージェント、ファウストラーゼン」が消し。

ただし、過去１０年、この項目を満たしたとしても、皐月賞２ケタ着から馬券に絡んだ馬は１頭もいません。⇒該当馬なし。

エリキングはダービーでこそと思っていたのですが皐月賞で１１着と負けすぎの感・・。不利もあまり受けていないようにも見えましたし骨折明けの前走ではありましたが、急激な上昇カーブを描いているようにも見えなかったので消しという判断です。

次に、トライアル組。トライアル組は「青葉賞連対馬」と「京都新聞杯連対馬」のみ。可能性として「青葉賞」は、馬券対象外からも過去馬券に絡んだことはあるのですがその場合、「３勝馬で、1,800ｍ以上の重賞勝ち鞍があること」。さらに、「青葉賞勝ち馬以外、連対したとしても、それ以前の重賞に未出走」なら、「消し」です。消えるのは⇒対象馬無し。

あと、青葉賞勝ちの馬も含め、「上り最速」で勝った馬のみしか馬券になっていません。⇒「ファイアンクランツ」が消し。

「京都新聞杯組」。過去１０年でここから馬券に絡んだのは2頭。サトノラーゼン、ロジャーバローズ。この２頭に共通するのは「ディープ産駒で、１枠１番を引けた」ことです。ここまで、揃わないと馬券に絡めないのか？と・・。それより以前に馬券に絡んだのはハーツクライ、インティライミ、トーセンホマレボシ、キズナ。この４頭と先ほどの２頭に共通するとしたら「父サンデー系」であること。

今年の京都新聞杯組はどちらも「キンカメ系」の「ドゥラメンテ産駒」の「エムズ」と「サートゥルナリア産駒」の「ショウヘイ」血統面では共通点はありません。あるとしたら「枠」です。

オカルト的に思えるかもしれませんが、ここまで、１枠１番の馬しか絡めないということは、そのくらいのアドバンテージがないとこの組は、馬券に絡めないと推測されるので流石にデータ的には買えません。今回、その２頭、「ショウヘイ」は「１枠２番」、「エムズ」は「４枠８番」可能性があるとしたら「１枠」を引いた「ショウヘイ」は残すことにします。⇒「エムズ」は消し。

もう一つのトライアル、「プリンシパルS」組は、「２０００ｍ以上の重賞連対か、マイル以上の重賞勝ちのある１番人気で連対した馬のみ」。⇒「レディネス」が消しです。

そしてNHKマイル組。ここ数年は馬券絡みしてないですが、ＮＨＫマイルＣ組は、「勝ち馬を含めて、１８００ｍ以上の重賞勝ちか、２０００ｍ以上のレースで勝ち鞍のある馬のみ。皐月賞からの転戦なら、リフレッシュ度が重要で、調教が前走以上のパフォーマンスなら、買い。」とのこと。ここで消えるのが⇒該当馬なし

そして、「ローテーション」から。「皐月賞より前からのローテーションからくる馬は消し」というものがあったのですが、３年前にシャフリヤール、昨年、ダノンデサイルに覆されてしまいました・・。まぁ、ダノンデサイルは皐月賞に出走はできませんでしたが、当日の取消でその時点では９番人気でした。もし馬券になっていたらデータ上は買えましたが、走ってなかったらダービーでは買えませんでした。まぁこれは「たら・れば」になりますが・・。

昨今、ローテーションという考えというか有力馬はトライアルを使わず、ぶっつけでも走ってしまいますから関係ないと言ってしまうこともできますが、やはり、ある程度の実績は必要だと思います。

シャフリヤールは、毎日杯で勝ちましたが、その前にG3の共同通信杯でも3着に好走していました。ダノンデサイルも京成杯勝ちで直線の長い京都１８００ｍでの勝ち鞍がありました。やはり、そのくらいの馬じゃないと皐月賞組とは勝負にならないのではないと判断しました。

ということで、「皐月賞より前からのローテーションからくる馬なら、直線の長い阪神、京都、東京コースでの勝ち鞍があり（１８００ｍ以上）、さらに重賞勝ちがある馬のみ。」⇒「ファンダム」は買い。

最後に、「枠」　過去１０年のデータから、「７，８枠で馬券になるのは、２０００ｍ以上のＧ１，Ｇ２の重賞連対馬のみ」というものです。オークスは、「Ｂコース」で行われますが、日本ダービーは、さらに外に仮柵が設けられる、「Ｃコース」になります。７，８枠の馬番は、不利ですからね。これで消えるのは、⇒「サトノシャイニング、マスカレードボール」が「消し」です。

過去１０年、２０００ｍ以上のＧ１、Ｇ２を連対していたとしても、７，８枠に入ったら馬券になっていない馬の方が多いわけで、（過去５年でも、ショウナンラプンタ、ジオグリフ、キラーアビリティ、サトノレイナス、タイトルホルダー、が７，８枠で馬券外）やはり、７，８枠はかなり不利です。

今回、人気「クロワデュノール」が、「7枠」に入ったのは少々気になるところですがこの馬は「ホープフルS、皐月賞」で連対。データでは買えるのですが、人気のどころの「マスカレードボール、サトノシャイニング」が「８枠」に入ってデータ的には「消し」ということになってしまったのでこれがどうなることか・・。

マスカレードボールは、８枠でなければ買い目に入れていた１頭。ただ、データで消しということなので後ろ髪をひかれながらも消します。これで人気が落ちて５番人気くらいなら復活させても良かったのですが今の段階で２番人気ですからね・・。

今日は土砂降りで明日、どのくらい馬場が回復するかわかりませんが、晴れる見込みなのである程度馬場が回復すればやはり内枠が有利になります。

ということで、データで残ったのは、「ショウヘイ、ファンダム、ミュージアムマイル、ジョバンニ、クロワデュノール」の５頭。例年ならもう1頭くらい復活させて６頭で勝負したいところですが、今年は、レベルが高い年だと予想しているので、このデータで残った馬以外から馬券に絡むという馬はいないと思いたい！

今年は絞ってこの5頭で勝負です。

とりあえず、印は、こんな感じ。

◎１３クロワデュノール

○９ジョバンニ

▲２ショウヘイ

△７ミュージアムマイル

×６ファンダム

です。

５番手ファンダム・・毎日杯勝ち馬。このローテで勝ったのはシャフリヤールのみ。あの馬は毎日杯をとんでもない時計で勝った馬だったし、共同通信杯３着で東京コース経験済みだった。３戦無敗ではあるが正直、今の段階ではそこまで強いとは思えないがひょっとしたらドゥデュースくらい強い可能性も否定できないだけに買い目には入れておかないといけない。データで残ったが、この馬とマスカレードボールが枠順が逆なら切っていたと思うので5番手。

４番手ミュージアムマイル・・皐月賞は桜花賞のエンブロイダリーくらいモレイラ騎手が神騎乗しての勝利だったと思うし、クロワデュノールが早めに前を捕まえに行った結果、ちょい後ろで脚が溜まっていたこの馬にお誂え向きの展開だった。皐月賞の上位５頭のうち一番不利がなかったのがこの馬。２４００ｍも内枠も引けてレーン騎手なら持ちそうだが、時計が速い皐月賞はマイラー志向の馬が勝つ傾向なので距離が持たない可能性もあり4番手評価。

３番手ショウヘイ・・別路線組の中でこの馬をチョイス。京都新聞杯から馬券になるなら１枠１番のサンデー系というデータだが、そのデータを覆してもらいたい。脚質は先行で乗り替わりのルメール騎手と手が合いそう。ロスなく先行してロングスパートが決まれば馬券に絡めるはず。今日もホームラン２本の大谷翔平選手にあやかって明日、大ホームランの期待を込めて3番手。

２番手ジョバンニ・・皐月賞はかなり痛い不利もありながら４着。勝ち味に遅く２着が多いが実は直線の長い東京コースがあっていたという可能性も。上り３位以内率も高いし、父エピファネイア産駒は昨年のダノンデサイルと同じ。単勝は売れていないが連複はこの馬から売れているみたいだしそれだけ期待されていると思われる。終わってみたらホープフルSの１，２着だったというストーリーを期待して対抗です。

本命は皐月賞に引き続き、クロワデュノール。皐月賞は休み明け、肉弾戦になった出入りの激しいレースで１番人気を背負っていた分早めに動かざるを得ない展開で上手く乗られたミュージアムマイルに後塵を拝す結果になったが、力勝負の東京２４００ｍなら実力通りの決着になるはず。この世代１番の能力だと思うし、馬券内にはくるはず。　今年はこの馬を本命で勝負です。

◎○▲△の馬連、◎○▲△×☆の３連複ボックスの強弱をつけて高配当を狙います！