米大リーグ、マリナーズのイチローは17日(現地時間)、米ミズーリ州カンザスシティーのカウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦の第4打席でショートへの内野安打を放ち、メジャー記録と並ぶ8年連続200安打を達成した。メジャーでの8年連続200安打は、ウィリー・キーラーが1894~1901年に記録して以来107年ぶりの偉業。
イチローは200安打まであと3として迎えたこの日の第2打席で、一塁戦を破る二塁打、第3打席で三塁手の後方に落ちる内野安打を放ち、王手をかけていた。
イチローは92年から9シーズン、オリックスに所属した後、01年からマリナーズでプレー。04年に大リーグのシーズン最多安打記録を84年ぶりに塗り替える262安打を放ったほか、大リーグ1年目から7年連続でシーズン200安打を記録。今年7月29日には、日米通算3000安打を達成していた。
2001年のメジャーデビューから毎年200安打をクリアしてきたイチロー。ウィリー・キーラー(元オリオールズほか)が1894年から1901年にかけて残したメジャー記録の8年連続に臨んだ今季もヒットを量産し、151試合目で大台に到達した。なお、この日は3打数3安打、1四球で、打率は3割1分3厘まで上がっている。
「日本の至宝」、いや、「世界の至宝」イチローがまた、やってくれましたね。8年連続の200本。簡単に、8年連続の200本って言っても、過去、この記録を達成した人って107年も前の人の記録なんでしょう・・・。もう、こりゃ、「前人未到」でいいんじゃないでしょうか?
これで、張本さんの日本記録の3085本も射程圏内。今シーズンの記録達成は、微妙ですが、今の勢いなら、可能性はあるかも・・・。
それにしても、「野球」も「BASEBALL」の大記録も、イチローに破られるために設定された、「通過点のハードル」みたいなもんですね。
「野球人生」というマラソンレースにあるハードルを、いとも簡単に(実際、そうではないでしょうが・・・)ピョン、ピョンと越えていく、孤高の天才に改めて感服させられました・・・。
世界の至宝、イチロー、万歳!
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