「殺す」側から語る「反戦」
戦争という「現象」を論ずるのではなく、
わたしが(あなたが)人を殺すとはどういうことか、ということについてきっちり語っている本です。
筆者が生身の喉に自らの手を突っ込んで、血まみれで掴み出した「わたしはどのように人を殺し、それをどう感じるか」という「個人的な経験と思い」、それが誠実であればあるほど確固たる普遍性を持ってずっしりと伝わります。
戦争の恐ろしさ・愚かさは「加害側」から考えることで、一層骨身に染みます。
身も心も目茶苦茶にされるのです。
筆者は米軍時代、沖縄にも滞在していて、
その辺りを読むと、そこで彼らによる暴行事件が後を絶たない理由が少し分かる気がしました。
ジュニア向けに書かれていますが、読者の年齢を選ぶ本ではありません。
■2/14読了
戦争という「現象」を論ずるのではなく、
わたしが(あなたが)人を殺すとはどういうことか、ということについてきっちり語っている本です。
筆者が生身の喉に自らの手を突っ込んで、血まみれで掴み出した「わたしはどのように人を殺し、それをどう感じるか」という「個人的な経験と思い」、それが誠実であればあるほど確固たる普遍性を持ってずっしりと伝わります。
戦争の恐ろしさ・愚かさは「加害側」から考えることで、一層骨身に染みます。
身も心も目茶苦茶にされるのです。
筆者は米軍時代、沖縄にも滞在していて、
その辺りを読むと、そこで彼らによる暴行事件が後を絶たない理由が少し分かる気がしました。
ジュニア向けに書かれていますが、読者の年齢を選ぶ本ではありません。
■2/14読了