快読日記

日々の読書記録

「ちゃんと食えば、幸せになる 水木三兄弟の日々是元気」水木しげる

2012年05月13日 | 暮らし・健康・理科っぽい話
《5/12読了 保健同人社 2012年刊 【暮らし 食べ物 水木しげる】 みずき・しげる(1922~)》

「人間の幸せというのは、三度の飯が食べられること。結局コレにつきる」(99p)

水木三兄弟(宗平(92)、しげる(90)、幸夫(88))の元気と長寿の秘訣を探るべく、彼らの好物を大特集したラブリーな1冊。

うなぎや牛ヒレステーキといった「ごちそう」から、空色のアイス(=ガリガリ君)まで、あらゆるおいしいものを挙げてみんなで語りあう!
とにかく登場するものすべてがおいしそう。
3人とも洋食好きなのが意外でした。
そうだ、好きなものを食べればいいのだ。
まさに、帯にもあるように「食を楽しめる人は人生も楽し」です。

人並みはずれた丈夫な胃袋を授かった水木さんですが、
健康で楽しい毎日の秘訣があるとしたらタイトルの「ちゃんと」にあるのではないかと思いました。
つまり、家族や仲のいい人と、楽しく食べること。これです。
ひろさちやも「おいしいものを食べるのではなく、“おいしく”ものを食べるんだ」と言っていたし。

「人間はいろんなものを食べますが、死ねば大地に食べられるわけです」(172p)

/「ちゃんと食えば、幸せになる 水木三兄弟の日々是元気」水木しげる
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