《9/12読了 イーストプレス 2004年刊 【怪談 都市伝説】 まつやま・ひろし》
便器の中から手が出てきて「カミをくれ~。……この髪だっ!」とか、
斧を持った男が隠れてる話とか、
エレベーターに「あと一人乗れる」話とか、
コインロッカーベイビーの「母親はおまえだっ!」ってやつとか、
電車にはねられて首がなくなる小学生とか、
(…きりがないのでやめますが)
「ああっ!この話まだ生きてたんだ~!」という、旧友と30年ぶにり再会したみたいな感動がありました。
自分がどんだけ怖い話好きな小学生だったかもよくわかった。
それらの話は、まるでそのまんまだったり、シチュエーションだけが変わっていたりとさまざまですが、
なんかこう、人が恐怖を感じる話には、ある程度不変かつ普遍的なパターンがありそうですね。
例えば、高速道路を猛スピードで走るおばあさんの話は有名だけど、すでに江戸時代には馬を追い掛ける老婆の噂があったんだそうです。
見た目B級っぽい本ですが、そんな冷静な解説も充実していて思ったよりコクがありました。
その解説では、70あまりの怪談・都市伝説それぞれの話の基になっていそうな事件や事故、小説作品、江戸時代や明治時代に流行った怪談などを提示しているのもおもしろかった。
実はわたし、これを読むまで、夢日記をつけ続けると精神に異常をきたすとか(実際友達にこう言われて夢日記をやめた)、ウォルト・ディズニーは冷凍保存されてるとか、森&クリントンの「フーアーユー?」事件とか、全部実話だと思ってました。
いやあ、照れるなあ。
だれも褒めてないか。
児島都の、楳図テイスト(というより中川翔子テイスト)にちょろっと丸尾末広が混ざった絵もすてきです。
/「壁女 真夜中の都市伝説」松山ひろし
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便器の中から手が出てきて「カミをくれ~。……この髪だっ!」とか、
斧を持った男が隠れてる話とか、
エレベーターに「あと一人乗れる」話とか、
コインロッカーベイビーの「母親はおまえだっ!」ってやつとか、
電車にはねられて首がなくなる小学生とか、
(…きりがないのでやめますが)
「ああっ!この話まだ生きてたんだ~!」という、旧友と30年ぶにり再会したみたいな感動がありました。
自分がどんだけ怖い話好きな小学生だったかもよくわかった。
それらの話は、まるでそのまんまだったり、シチュエーションだけが変わっていたりとさまざまですが、
なんかこう、人が恐怖を感じる話には、ある程度不変かつ普遍的なパターンがありそうですね。
例えば、高速道路を猛スピードで走るおばあさんの話は有名だけど、すでに江戸時代には馬を追い掛ける老婆の噂があったんだそうです。
見た目B級っぽい本ですが、そんな冷静な解説も充実していて思ったよりコクがありました。
その解説では、70あまりの怪談・都市伝説それぞれの話の基になっていそうな事件や事故、小説作品、江戸時代や明治時代に流行った怪談などを提示しているのもおもしろかった。
実はわたし、これを読むまで、夢日記をつけ続けると精神に異常をきたすとか(実際友達にこう言われて夢日記をやめた)、ウォルト・ディズニーは冷凍保存されてるとか、森&クリントンの「フーアーユー?」事件とか、全部実話だと思ってました。
いやあ、照れるなあ。
だれも褒めてないか。
児島都の、楳図テイスト(というより中川翔子テイスト)にちょろっと丸尾末広が混ざった絵もすてきです。
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