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快読日記

読書とともにある日々のはなし
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読書中『「けち」のすすめ 仏教が教える小欲知足』ひろさちや

2016年02月25日 | 総記・書評・人生訓・哲学・宗教など
2月24日(水)

久しぶりにひろさちやの本を読む。
『「けち」のすすめ 仏教が教える少欲知足』(朝日文庫)。

「今、抱えている不安、あなたはその正体を知っていますか。(略)わたしはあえてお聞きしたいと思います。その不安はあなた自身がつくりだしたものではないでしょうかと」(13p)

ハッとする。
次の瞬間、ひろさちやを読み始めた30歳ちょい前、ほぼ同じ意味のフレーズ(「あなたは勝手に悩んではいないか」だったと思う)に今と同じようにハッとしたのを思い出した。
全然成長していないのか。

わたしは特にこれといった不満や不安の原因があるわけではなく、だけど時々疲れたときなんかに「果たしておれはこれでいいのか」と考えてしまう。(けど数秒後には違うことを考えている)

ひろさちやに言わせるとこういう人こそ「欲の塊」なんだそうだ。
なるほど~!やられた~!と唸りながら寝る。