快読日記

日々の読書記録

読書中『図説 不潔の歴史』キャスリン・アシェンバーグ

2016年02月15日 | 暮らし・健康・理科っぽい話
2月14日(日)

『図説 不潔の歴史』(キャスリン・アシェンバーグ/原書房)を読み始める。
ここだけの話、わたしは風呂があまり好きではない。
子供のころは、「入らないとお母さんに怒られる」という理由だけでしぶしぶ入っていた。実は今もそうだ。
だからといって、ここに出てくる昔のヨーロッパ人みたいに、体に油をつけてストリギリスという道具で引っ掻くだけってのも御免だ。

だけど、考えてみれば外で飼ってる犬やのら猫は、風呂なんかに入れなくても健康でさえいればけっこういいにおいがする。
人間もそれでいいのかもな~、とか思いを巡らせながら途中まで。

寝る前、『行方不明者』(折原一/文藝春秋)を読み始める。
埼玉県のある地域で一家四人が忽然と姿を消す事件と、通り魔事件、ふたつの話が交互に語られる。
折原一の書く偏執狂的な人物の一人称には独特の味がある。
続きが楽しみ。