快読日記

日々の読書記録

3月22日(日)

2020年03月23日 | 日記
3月22日(日)

千秋楽。

八角理事長の挨拶に感動した(特に初日)とか、
千代丸陰性でよかったとか、
白鵬の優勝に対する扱いが軽すぎるとか、
12日めの正代戦の取り乱しっぷりは何だったのかとか、
いろいろ思うところはある15日間でしたが、
何と言っても、尾車親方の解説はいつも心にしみます。

琴奨菊をねぎらった場面なんか涙が出そうになりました。
そういえば豪風の現役時代、その努力を讃えて「自分の弟子ながら頭が下がります」と言ったときも。
一体わたしは誰の立場で感動しているのか、という問題はさておき、
今回、小さい頃から知っている琴ノ若の幕内昇格に、
「大銀杏が大きくて黒々としていいですよね、初々しくて」と目を細めた(画面に映ってなかったから想像した)あたりにも、
あたたかい父性みたいなものを感じます。

あれこれ分析したがる解説(舞の海に至っては下衆の勘ぐり)が多い中、
こういう滋味あふれる解説のよさが一層際立ちます。

わたしも角界入りするとしたら断然尾車部屋がいいな〜。
そこでのびのびと育てられたいものです。