快読日記

日々の読書記録

「枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記」北大路公子

2010年01月01日 | エッセイ・自叙伝・手記・紀行
《2009/12/21読了 寿郎社 2005年刊 【日本のエッセイ】 きたおおじ・きみこ(1960's~) 》

せんせい、あのね、前に読んですごいおもしろかった「生きていてもいいかしら日記」の人のデビュー作なんだって。
ブログをまとめたものです。
爆発的におもしろいところとちょっとダレちゃうところがあるのは仕方ない気がするよ。

1個ふしぎなのは、キミコはどうしてこんなに酒を飲むのかな?
わたしもお酒は好きだけど、酒そのものが「うまいっ!」って思うから、家でゆっくり飲むのが好きだよ。
そこへ行くとキミコは酒好きというより「酒を介した他人とのコミュニケーション」が好きなのかもね。
本当に寂しいのはどっちかなせんせい。

どっちでもいいね。

でもわたしとキミコはますます似ているところがあってこわいです。
なんども、これはじぶんが書いた本かと思ったよ。
そして、この本を読んでそう思う人はたくさんいるみたいです。
いろんなネット書評で読んだ。
でも、あんまり大きい声で言わない方がいいよね。