快読日記

日々の読書記録

6月24日(金)

2016年06月24日 | 日記
6月24日(金)

山口晃の壁画を見に、富士山世界遺産センターに行く。
2階から見て、降りて近くで見て(拡大複写で、原画ではなかった)、モニターで拡大画像を見た。
絵の前が小さい図書スペースになっていて、そこで山口晃の『前に下がる 下を仰ぐ』と『すゞしろ日記』を読む。満足。

夕方、例の肉屋に行った。
毎朝通勤途中に見る肉屋の老犬が春頃から見えないので気になっている、という話をしたら、「あそこの唐揚げがうまいらしいよ」というちょうどいい口実を入手したからだ。
初めて入ったその小さい店は意外と盛っていた。
鶏の唐揚げ500gを受け取りながら、勇気を出して「あの〜、そこ(店の横を指して)に犬がいましたよね、あの犬は…」というところで、おばさんの目が涙でいっぱいになってしまった。
もう2ヶ月経つの。17歳で、18年めに入ったのに…」まで聞いて「寂しいですね」と返すのが精一杯だった。
唐揚げを抱えて小走りで車に戻った。