しじまに聞いて

深い眠りに入った時の気分で。昼間の喧騒も懐かしく-。

しじま6年目は夢と台風から

2011-09-02 05:33:26 | Weblog
暴風雨警報発令中。
ただ今台風の真っ只中。

唸っている。
凄まじい程の雨と風。

こんな夜もこの時期ならでは。

あ、修理が必要なほど
痛んでいる我が家の雨どいが気になる~。



今年初めて母の夢を見た。
自分の住んでいる住宅地の中を二人で散歩している夢。

そう言えばこちらに引っ越してきた頃、
歩いて廻った事あったね。


まだ、空き地も多かったけど、
新築で斬新な家とか
あれこれ喋りながら色々なオウチを見て
たわいない時を共有した。

夢も同様に進行していた。
あるお宅の庭が広々としていて、
家人が招き入れてくれた訳でも無いのに
外から見ている風でもなかった。

柔らかな日差しを受けて
色とりどりにたくさんの花が咲いていた。
まるでお花畑のような中にいるみたいだった。
何処かの景色を切り取ってきたのか。


一通り見て周り、公園のベンチに腰を掛けた。
「楽しかったね。」
「ちょっと、疲れた?取りに帰るわ。」
何を取りに帰るのか、母のために。
車椅子?それとも車?昨日こしらえたおにぎりか。
見覚えのある公園のベンチだ。
「お母ちゃん、ここで待っててね。」
「うん、待ってる。」
はたっとそこで
夢は覚め、現実に戻ってしまう。

取りに帰ったものを用意して
そこに戻ったら、もう母の姿は無かった-。

などと夢の続きは簡単に想像できる。
まるで安っぽいドラマのストーリーのように。

夢の結末、その切なさに苛まれても
母に逢えた暖かい余韻が残っている。

ああ、でもウツツはどうか。
日々の忙しさは今、嵐の如き。
ひと時の夢も忘却の彼方に飛んでしまう、
そんな儚さも持ち合わせている。

心持風が弱ってきたかな。まだまだかな。
台風、早く通り過ぎてよ~。
雨どい、早く直さないとな。




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