しじまに聞いて

深い眠りに入った時の気分で。昼間の喧騒も懐かしく-。

まだ観ぬ「かぎろひ」

2007-01-04 18:44:28 | Weblog

恒例の「かぎろひを観る会」。
旧暦の11月17日にしているようで、年によってマチマチになる。
越年での開催は遅い方だろうか。
どうやら
天気の方はOKみたい。

眠けと寒さより駐車の確保が気になり
二の足を踏み、
まだ参加した事も無い。

「かぎろひ」についてはいろいろな説があって、
現在の有力な説に例えてみれば

明朝5時50分頃
かぎろひの丘 万葉公園で
東方に現われるであろう最初の陽光。

これが万葉の昔に柿本人麻呂が観た「かぎろひ」に
“近い”とされている。

昨日のTV関テレ「タモリのヒストリーX」でも言っていたが
歴史は発掘や新説によって大きく塗り替えられる事もある。

今後、時間も場所も
自然現象における「かぎろひ」の定説さえも
覆る可能性が絶対無いとは言い切れない。

近い時間近い場所で
日の出は過去に何度も観た事もあるし。
写真や『阿騎野の朝』で描かれた「かぎろひ」は
容易に想像できると思っていた。

そんな事は考えずにただ、
人麻呂の歌とナマの情景に感動するだけでいい。
寒さに震える値打ちもあるかも知れない。

6時から特別営業する大宇陀温泉「あきののゆ」で
温まって帰るのも悪くない。


 



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