8日、遅まきながらも春日大社へ初詣に。
3が日は右端から拝むのだが
この日ぐらいになると、幣殿から参拝できる。
一間社春日造りの本殿は4つ。
第一殿が武甕槌命(たけみかづちのみこと)
第二殿が経津主命(ふつぬしのみこと)
第三殿が天児屋根命(あめのこやねのみこと)
第四殿が比売神(ひめのかみ)を祭る。
ご祭神が4柱なら、ご利益の方も4倍あるのではと凡夫は思ってしまう。
参拝を済ませている筈の前列の方々が一向に動いてくれる気配を見せない。
本殿前で奉納されていた舞楽に釘付けのようだった。携帯やカメラを構えたりして見入っている。(中年から年配の方が多かったみたいだが。)彼らにとって後から参拝する人の事など眼中になかったのだろう。幣殿前方はさながら観覧の場と化した。
後ろからは押され前にも進めず、前方の人の頭に当たらないように気を使いながら賽銭を投げるのが精一杯、拍手(かしわで)を打つこともままならなかった。
「ここは拝む場所なのに・・・。」後方から聞こえる若い女性の恨みに似た声が頭から離れない。
自分さえ良ければ良いなんて言う“ジコチュー”な輩を神聖な場所で目撃してしまった。
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