しじまに聞いて

深い眠りに入った時の気分で。昼間の喧騒も懐かしく-。

熊野・岩の響き2~神倉神社

2008-11-07 02:37:50 | 幻想の森散策付録

国道42号線は熊野川、薄緑の橋を渡れば和歌山県新宮市に入る。
昨年、2月4日の記事から
宿願になった神倉神社への参拝を果たした。

一気に登った538段。
そのご褒美は御神体の大きな岩から
元気がもらえそうな霊験と
熊野灘まで望める眺望だ。

ゴトビキとはヒキガエルを意味するらしい。
成るほど、綱が張られた様は
さながらカエルをあしらった土鈴のように見える。

神武天皇の軍が窮地の時、祈願の対象としたのが
祭神のアマテラスだったのだろうか。

天磐盾も天岩戸を連想させる語感だし。

下り、勾配は想像以上の怖さ。ゆっくりと。
「お燈祭り」で主役の男達が闇夜の中、燈火のみを
頼りに速さを競って下るのをTVで見たのを思い出し、
その凄さに改めて感嘆した。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿