十勝の活性化を考える会

     
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うつ病

2022-06-29 05:00:00 | 投稿

うつ病」の回復には、相当の時間が必要であると友人のメールに書かれていたが、私もそのように思う。なぜなら、息子が大学時代に「心の病気」にかかり、回復するのに10年近くかかったからである。息子の症状は、高校時代にサッカー部に入り全道大会まで出場したが、大学時代にはどこにも所属せず体重も40㎏を割って、声も出せない状態であった。

しかし、今では子供にも恵まれ元気で働いている。友人の娘さんも都会の大学生活で心の病気を患い家族も心を痛めたが、今では子育てや農業の手伝いで頑張っているそうだ。

 私は医者でないので専門的なことは分からないが、心の病気の原因は多種多様とみられ、多くの人が心の病を患っているのではないだろうか。回復には、本人の「こころ」の整理と周りのおもいやりが不可欠で、相当の時間がかかるだろう。

心の病気にかかり、社会生活が円滑にできなくなった症状を「適応障害」という。生活の中で生じる様々なストレスに対処できず、抑うつや不安感などの精神状態が現れて、日常生活に支障をきたす病気のことで、うつ病の時もある。

コロナ禍が長引きうつ病患者が増えており、自殺者も増えている。私の友人もうつ病で心療内科に長らく長らく通っている。一方、私はそう病でそうを抑える薬を飲んでいる。

適応障害の症状は、うつ病や不安障害に類似しているが、これらの判断基準に明確に当てはまらない場合、適応障害の診断が優先されるそうだ。息子の場合、精神科医に相談すると「うつ病ではない」と言われたが、フィギュアスケートの鈴木明子選手も一時は痩せて「摂食障害」だったので、あとになって思うと息子も同じだったと思う。

医学をはじめとして分析・技術開発が顕著に進んでいるが、一方で価値観が多様化してストレスの要因も多くなり、人間疎外化が進んでいるのではないかと思っている。

宮内庁によると皇后陛下も一時、「適応障害」を罹患されたそうで、いまは高貴な笑顔で公務につとめられている。そして、歌手グループだった「嵐」が奉祝曲を歌っている時、皇后陛下の眼に光るものが見えたが、辛かった適応障害のことを思い出したのだろう。

「十勝の活性化を考える会」会員

注)摂食障害

摂食障害は、食行動の重篤な障害を呈する精神障害の一種である。近年では嚥下障害等の機能的な摂食障害との区別をつけるため、中枢性摂食異常症とも呼ばれる。厚生労働省の難治性疾患(難病)に指定されている。患者の極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによって患者の健康に様々な問題が引き起こされる。主に拒食症過食症の総称である。人間関係の問題などの心理的なストレスが原因となる場合が多い。

摂食障害は大きく拒食症過食症に分類される。拒食と過食は相反するもののように捉えがちだが、拒食症から過食症に移行するケースが約60 - 70%みられたり、「極端なやせ願望」あるいは「肥満恐怖」などが共通し、病気のステージが異なるだけの同一疾患と考えられている。

(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

       


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