十勝の活性化を考える会

     
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ギョギョの“魚くん”

2023-02-14 05:00:00 | 投稿

 

魚くん”が、映画化された。主演女優は朝ドラ「あまちゃん」で有名になった有名になった能年玲奈さん。昨年8月に封切りされた。魚くんのお母さんによると、魚くんは小学生の時、絵ばかりを描いていたそうである。

担任の先生が、「絵のうまい先生に頼んで、絵を習わせれば良い」と母親に言ったら、それに対して母親は、「息子の絵が、先生と同じ絵になってしまう」と言って了解しなかったそうである。

そのために、大人になってから“魚博士”になったのである。魚くんの父親である宮沢吾郎プロ棋士は竹を割ったような人柄で、曲がったことが嫌いで、魚くんの顔も性格も父親譲りだと思っている。父親は、私が勤めていた会社の囲碁部の指導先生で、同じ十勝出身ですから約40年のお付き合いをさせて頂いている。

宮沢プロは囲碁の勝負ともなれば、“打ちてし止まん”の完勝か完敗で、時々、落とし穴がある人。即ち、最後まで戦いを挑む“けんか碁”が持ち味で見る人の目を楽しませてくれる。

先日、13歳のプロ女流棋士仲邑薫(なかむらすみれ)さんが、最年少の13歳11ケ月で初めて女流棋聖戦のタイトルをとった記事が載っていた。彼女は2019年、日本棋院が世界戦の巻き返しを期して設けた「英才特別採用」の第1号棋士として、当時10歳0カ月でプロ入りしている。

もちろん宮沢プロ棋士は、男女が入っている昨年の棋聖戦の対戦では、彼女に勝っている。また、今でも若者のように単車のハレーダビットソンを乗り回しているそうで、一方、魚くんもサクソフォーンの演奏や収集を趣味としているそうである。

(下記は、魚くんが中学生の時に書いた絵)

「十勝の活性化を考える会」会員


三寒四温

2023-02-14 05:00:00 | 投稿

 

三寒四温”とは、冬に寒い日が三日くらい続くと、その後四日間ほどは暖かいということである。厳寒の頃の冬の大陸性気候の特徴であるが、今年は久しぶりに寒く感じる。

60年ごろ前、私が中学生の頃は1週間程度、最低気温がマイナス20度以下になったと思うが、最近はそれほどではないような気がしている。冬になると、クラス対抗のスケート大会がグランドで行われ、5人チームに入ったことがある。もちろん、学校代表はオリンピック候補選手や日本代表選手になる。

 冬には、母方の酪農を営んでいた実家にいつも遊びに行ったが、布団が吐く息で凍れていたのを思い出している。ウサギ小屋と言われた日本の住宅事情も、ずいぶんと良くなったものである。

ところで今年の寒さ、何か変である。寒いと思ったら、氷が解けるほど暖かい日もあるのだ。こんなところにも、異常気象の影響が表れている。寒くなったり、暖かくなったり極端な気象で、局地的豪雪や局地的豪雨が降るのはそのためである。

気象庁の100年に一度の豪雨という言葉を何回聞いたであろう。これが普通の気象になり、地球温暖化が進んでいる。なお、三寒四温春を待つも冬の季語で、「第60回おびひろ氷祭り」も終わったので、春が来るのが待ち遠しいこの頃である。

季語の春を待つとは、長く厳しい冬が一段落して、寒い中にも時おり春の訪れを感じる季節で、早く春が来てほしいと願う気持ちである。

「十勝の活性化を考える会」会員