“魚くん”が、映画化された。主演女優は朝ドラ「あまちゃん」で有名になった有名になった能年玲奈さん。昨年8月に封切りされた。魚くんのお母さんによると、魚くんは小学生の時、絵ばかりを描いていたそうである。
担任の先生が、「絵のうまい先生に頼んで、絵を習わせれば良い」と母親に言ったら、それに対して母親は、「息子の絵が、先生と同じ絵になってしまう」と言って了解しなかったそうである。
そのために、大人になってから“魚博士”になったのである。魚くんの父親である宮沢吾郎プロ棋士は竹を割ったような人柄で、曲がったことが嫌いで、魚くんの顔も性格も父親譲りだと思っている。父親は、私が勤めていた会社の囲碁部の指導先生で、同じ十勝出身ですから約40年のお付き合いをさせて頂いている。
宮沢プロは囲碁の勝負ともなれば、“打ちてし止まん”の完勝か完敗で、時々、落とし穴がある人。即ち、最後まで戦いを挑む“けんか碁”が持ち味で見る人の目を楽しませてくれる。
先日、13歳のプロ女流棋士仲邑薫(なかむらすみれ)さんが、最年少の13歳11ケ月で初めて女流棋聖戦のタイトルをとった記事が載っていた。彼女は2019年、日本棋院が世界戦の巻き返しを期して設けた「英才特別採用」の第1号棋士として、当時10歳0カ月でプロ入りしている。
もちろん宮沢プロ棋士は、男女が入っている昨年の棋聖戦の対戦では、彼女に勝っている。また、今でも若者のように単車のハレーダビットソンを乗り回しているそうで、一方、魚くんもサクソフォーンの演奏や収集を趣味としているそうである。
(下記は、魚くんが中学生の時に書いた絵)
「十勝の活性化を考える会」会員