トカラ列島トカラうま!

鹿児島県のトカラ列島にある中之島に県の天然記念物「トカラ馬」が飼育されています。馬好き島民による現状レポートです。

子馬、大丈夫のようです

2007-04-09 21:09:59 | Weblog
朝6時前、牧場に行くと子馬の姿がみえない、心臓がとまりそう。
母馬は昨日最後にみた場所とは正反対のところにいる、どうしよう、あんなところまで移動できたのだろうか。
子馬をさがしさがし牧場内を歩く、どこかで倒れてやしないか。
ところが子馬は母馬の足元で寝ていました。様子を見ましたが、元気そう。あーよかった。ここにきて初めて喜びの気持がわきあがりました。今日は晴れ、予想では20℃までいくとのこと。子馬の駆け回る様子、乳を飲む様子、どうやら今日のところは大丈夫そうです。
去年亡くなった子はとてもこんな元気な様子ではなかったし、母馬マリーも献身的な保育ぶりです。感謝。
ただ、元気そうに見えたのに2日で死んでしまったという子馬の話や、まだこれからも冷たい雨が降ることもあるし、手放しで喜ぶという状態ではありません、まだ見守りたいと思います。

経済課の獣医師さんは来ないそうです。こうゆう状態で飼われている馬に対しては何もしてやることがないからというのがその理由だそうです。他の獣医師さんも同じ意見だそうです。

それと、もう一つ、学校の先生が中之島のトカラ馬を馴らそうと考えているようです。
できれば学校で飼育したいみたいです。とくに今度生まれた子馬を。
無口という馬具を馬たちに見せて慣れさせる訓練をしています。ブラックは無口を付けられたそうです。
その様子を見て私の中にいろいろ思うところもありますが、このままではだめだという思いは同じなので、見守りたいです。
馬が好きで、教育委員会とうまくやれる、こうゆう人が必要だったのかも。
先生は任期をご自分から延長しなければあと2年間の勤務です。


明日の天気はどうかな、しばらくは空とにらめっこです。