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「 調子に乗るといいことない 」 これが我が家の家訓です。

はなちゃん誕生記 分娩~出産

2009-07-17 12:28:27 | あかちん ( はな )
9:00から陣痛促進剤がうたれて、9:30の子宮口chkでは4~5cmの開き。
やっと開いてきたかぁと思ったけど、まだまだこのchkがちょっと痛い。
この時はナースのロビンちゃんの他に、インターンの台湾系だったかな?の女の子もいました。
彼女は『 花より男子 』 がおもしろくて好きらしいです。 ふふふ。

この頃になると、陣痛も いってぇ~ ってくらいになってきて、
バランスボールの上に座ったり、とげとげのゴムボールを握って痛みを逃していました。
そして、10:30に再度 子宮口chk。
な~んと、まだ4~5cmのまま。 っく~。この1時間、なんだったのぉぉ って思いました。

子宮口ってだいたい1時間に1cmずつくらい開いていくらしくって、
この様子だと、生まれるのは夕方~夜かなぁぁ なんて言われていました。
それを聞いて私は 『 こ、こんなの夜まで続くの? いやです~~ 耐えられない。。』 と思っていました。
そして、この頃くらいから痛み逃し(?)のために Laughing Gas / 笑気ガス を吸い始めました。
これで少しはラクになるのかなぁ? なんて期待していたのですが。。

そして、11:30の子宮口chkでは一気に8cmまで開いていました。
この頃は陣痛とはんぱじゃない眠気との戦いで。。
あれ、ほんとに笑気ガスだったのかな? 眠気ガスだったんじゃないかな?
ほんと、陣痛でもがいている時以外は起きていられなかったもんな。
つかの間の爆睡とかしちゃってた時もあったし。 で、陣痛の痛みで目覚めるみたいな。。
でも、どうにもこうにも痛くてしょうがなくなり、
当初からのポリシーは木っ端微塵になくなって、11:35にエピデュラルを打ってもらいました。

その後は麻酔の効き具合をナースのロビンちゃんが氷を私の肌に当ててチェックしてくれるのですが、
チェックしている途中で、ふんぐぐぐぐぅぅぅ~って陣痛が来てねぇ。
何度も麻酔チェックを試みてくれたけど、ちゃんと結果出てたのかな?
もう、この頃は死に物狂いでね。 思わずいきんじゃったりしていました。

そして、やっと12:23に子宮口が10cmの全開に。
それに続いて12:24からいきみ開始(?)のOKが出ました。
もう、この頃は。。。  私のお腹の中では 大戦争 が起こっていたような感じ。
赤ちゃんは出てこようと、ぐいぐい押してくるような感じがしたし
いきんでも いきみ所の感覚がいまいち掴めず、おしりの方に力が入っちゃったり。 
うーちゃん(夫)が私の手を握って、1から10までカウントしてくれたり
呼吸法を教えてくれたりしてくれたのですが、それどころじゃないって感じでねぇ。

ほんと白目むいたり してたと思うなぁ。。
内心、こんな顔うーちゃん(夫)にも さらせないわっ! とも思うのですが、
あまりの痛みに顔がゆがむと言うか、崩れると言うか、壊れると言うか。。。
もう、絶叫もんだったしなぁぁ。
目をつぶっちゃいけないとは思いつつ、目をつぶらないでどうやって いきめるのよぉ~っ
って感じで、思いっきり目をつぶっていたし。  ( 毛細血管切れてなくてよかったぁ。 ほっ。)
歯を食いしばらないようにしようとしたけど、歯を食いしばらないでどうやって いきめるのよぉ~っ
って感じで、思いっきり歯を食いしばっていたし。  ( その後数日、あごがだるかったです。。 )


そうやって 半狂乱になりながらも何回かいきんでいたある時、
Drの 「 次で出てこなかったら、吸引か鉗子で出すからね。」 という声が。
『 そ、それだけはいやぁぁ。コーンヘッドだけは避けないとっ! 』 と思い
最後の3回目の最後の最後は 本当に渾身の力をふりしぼりました。
その時はドクターやナースが赤ちゃんを取り上げようとあれやこれやの手を尽くしていたのを感じました。
そして、息も絶え絶えになりながらも最後のもう一いきみで赤ちゃんの頭が出た感触が
それに続いて、胴体がニョルンッと出た感触がぁぁぁ~   12:51のことでした。

『 はぁぁ。。 産まれたぁ。。 やっと出て来てくれたぁ。 』 と、まずはこれで終わったと言う
開放感かなぁ? 達成感かなぁ? そんな感じでうれしかったです。
赤ちゃんはすぐに元気に泣いてくれ、それを聞いて 『 あ、生きてる。 』 って安心したのを憶えています。
そして、うーちゃん(夫)がへその緒を切ってくれ、あれやこれやとあわただしくしているうちに
ちょっときれいに拭いてもらった赤ちゃんが私の体の上に乗っけられました。
感想は 『 ちっちゃーっ! 』 『 そんなに しわくちゃじゃないんだ。』 でした。

で、赤ちゃんは保温機って言うのかな? からだをあっためる装置の中に寝かされて
私は産後の処理をしてもらっていました。
そうそう、私は切開してもらう気まんまんだったのですが、
噂どおり、こっちでは切開はせずに 自然の成り行きまかせということでした。
だもんでねぇぇ。 裂けちゃうしかなくって、いまだに痛いです。。



いやぁ、それにしてもね。 痛かった。痛すぎて困ったもん。
困っちゃうくらい痛い。 頭おかしくなるかと思った。 ほんと半狂乱。
痛いって言葉じゃ不十分なくらい。
ってことで 途中で打ったエピデュラル。 ちょっと遅かったようで、ほとんど効いていませんでした。。

さて。 生まれてきてくれた我が子に対面した時は~~
ってよく感動的な文を目にしたり、聞いたりするけど
私はしばら~く実感は湧きませんでした。 なんとなく、不思議な感じ。
あぁ、わたしの赤ちゃんなんだぁ。 って、なんか他人事みたいな感覚が少しありました。