55歳からのハローライフ

ＮＨＫドラマ「55歳からのハローライフ」第一話「キャンピングカー」を見ました。

55歳で早期退職し、退職金上乗せ分でキャンピングカーを購入するつもりが家族に反対され、再就職を目指すも厳しい現実にうつ状態となるが、相方の趣味も考慮する必要性に気づき、老後の暮らし方を再考したって話でした。

画面にキャンピングカーが出てくるシーンは、よくわからない演出が多かったですが、購入の同意を求めるシーンでは主人公と同じセリフが浮かんできたので、可笑しかったです。

ただ、退職金上乗せ分でキャンピングカーが買えるから早期退職したとしたら、あまりに短絡的です。

上乗せ分は恐らく年収１年分程度でしょうが、働けば少なくとも60歳まであと５回年収分がもらえます。
早期退職で年収４回分を捨てることになるのですから、５年ローンで働きながら返済する方法もあります。
あ、主人公はすぐに相方とカー旅行に行きたかったのでしたっけ？
相方に相談せずに、そんなことも決めてしまうのが、主人公の短所なのですが、ちょっと極端かなぁ。

キャンピングカーの購入を相談する前に、早期退職の相談を家族としていない？？？？。

自分と非常に似た主人公でしたが、退職目的と家族への相談の２点が大きく違いました。


キャンピングカー、σ(＾＾)も欲しいのですが、まず駐車場がありません。

普通車に比べて、長さも幅も大きいため、普通の駐車場は断られてしまいます。

そこで、緑化調整区域とか名前は忘れましたが、建物は建てられない、水道設備だけある売地を買って、そこを専用駐車場にするとかの駐車場対策が要ります。

そして旅行先の宿泊地は道の駅。景勝地の無料駐車場だと夜中は治安に不安があります。

スキー場のゲレンデ近くの駐車場に留めてスキー三昧なんてのが一番向いているかもしれませんが、料理は自分で作らないといけないし、
車内で使う、清水・汚水は自分で処理しないといけません。
そうして考えると、旅館に泊まり、上げ膳据え膳のほうが贅沢です。

日本でのキャンピングカーライフは、お金をかけて節約旅行を楽しむという、なんだか矛盾したものになります。


再就職についても、見てられませんでした。気の毒ですが仕方ないです。
自分の場合、働かざるを得なくなったら、時給XXX円でバイトするつもりでした。
σ(・・）家族に事前に相談し、退職する前に次の職を探しました。
それでも、見つかったのはラッキーなのでしょう。前職の経験はほとんど活かせませんが。


というわけで、全５話あるらしく、残り４話も楽しみですが、介護に関連する話がないのは、
ＮＨＫさんの気遣いなのでしょうね・・・・・・