トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

寝覚の床

2018-05-17 11:55:02 | 雑感
お題「忘れられない旅の思い出」で真っ先に浮かんだのは、タイトルにあげた「寝覚の床」。

学生時代、バイトで貯めたお金を元に買ったマイカーで、何回か帰省しました。

マイカーで一人旅しながら実家を目指すのですが、ある年は木曽路を通りました。

行き当たりばったりの旅なので、宿の予約はもちろんしていません。

泊まるところがなければ、車中泊の気楽な旅ですが、景勝地「寝覚の床」では宿泊したくなり、飛び込みで泊めてくれる旅館を探しました。

もう覚えていませんが、素泊まりだったのかも知れません。


なぜ、「寝覚の床」を選んだかというと、確か修学旅行で宿泊した場所でした。

修学旅行の想い出にひたりたくなったのかも知れません。


旅館は、「泊まりたい」という素性のわからん、突然きた輩をよく泊めてくれたと思います。

最初は、「快く」という感じではありませんでしたが、しかたありません。

泊めてくれるだけで御の字です。ところが・・・・



通された部屋は、旅館の端で窓の位置が高く、居間に座ると窓からの景色は空しか見えません。

残念な部屋だと思ったせいか、せっかく宿泊したのに落ち着けません。

なんか、人の気配のような、監視されているようなものを感じます。

もしかしたら、いわくつきの部屋に通されたのかも。

私に霊感はないのですが、でるときはでるだろうと思って、電灯は消さずに寝ることにしました。



結局なにもでず(笑)、翌朝早々に宿を出発する際は、前夜と変わって快く送り出してもらえました。

その変わりように、そのときは不思議に思いました。

その後、実家に着いて、旅の疲れを癒しているときに、ふっと以下の考えが浮かびました。



もしかしたら、あの部屋に泊まった客が自殺したことがあるのではないかと。

それで、私は何かを感じて落ち着けなかったのでは。

一方、宿は私が自殺願望者で、部屋や寝覚の床で命を絶ちはしないかと、注意していたのではないか。

それで、私は監視されているような気分になったのでは。

無事、出発したので、宿は胸をなでおろして、快く送り出してくれたのでは。

そう考えると、いろいろな感じや態度が納得できるのですが、真実は不明です。^^



やっぱり、飛び込みで宿泊するのは、やめといたほうが無難ですね。

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2 コメント

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Unknown (はーちゃん)
2018-05-18 07:31:54
私も若いころの旅のことを思い出しました。
当時の学生は、事前に計画していた旅行でも、宿泊場所の予約は普通にしなかったように思います。
私もすべて行き当たりばったりでした。
もっとも、私の場合は、一人旅ではなく、女友達と二人の旅行でした。

自殺願望ではないかと心配した人を、以前自殺があった部屋に入れるかなぁ?
普通に考えたら、ないような気がしますが。

とほさんって、霊感があるんですね。
私は、たぶん、同じ部屋に泊まっても、何も感じないかも?

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はーちゃんへ (とほ)
2018-05-18 10:28:11
>事前に計画していた旅行でも、宿泊場所の予約は普通にしなかった

車での旅行ですよね。
最悪、ラブホテルなら素泊まりできるし。
列車による旅行では予約したと思います。
特に、女性同士なら。
確かに、自転車旅行の時も、予約せずにお昼ごろ予定地決めて、当日申し込みましたが。^^

>自殺願望ではないかと心配した人を、以前自殺があった部屋に入れるかなぁ?

たしかに・・・・
自殺が1件も2件もどうせ同じと考えたとか。^^
いわくつきの部屋は普段使っていなくて空いてたと思いました。

>とほさんって、霊感があるんですね。

いえいえ、ありません。
でも、ご先祖様が見守ってくれてて、あぶないときは教えてくれている、なんだかそんな気がしています。

>私は、たぶん、同じ部屋に泊まっても、何も感じないかも?

どうでしょうね。
これまでに、なんか変な感じがする部屋に遭遇したことはありませんか?
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