帰省20100620(その２）

井戸ポンプの設置です。

幼少の頃は、井戸はスイカを冷やしたり、野菜を洗ったりしていました。
夏冷たく、冬暖かい、一年を通してほぼ一定の水温だったようです。
飲料としても使っていました。

が、呼び水がひしゃく１杯では足りなくなったり、なかなか揚がってこなかったりで、使われなくなりました。
使われなくなって２０年以上経っています。


使わないからか、実家の床下の湿気が非常に高くなっています。
冬場は、室内は乾燥しているのに、床下はかなり湿っ状態です。
この原因の一つに、井戸水を使わなくなった事があるのではないかと推察しました。

地下水があふれているのではないかと。

実際、前々回だったか、謎の穴を掘った時も１ｍも満たないところで水が湧き始めました。


一方、夏場は降雨量が不足し、家庭菜園の野菜がダメになる年があります。
くそ暑い中、老夫婦で水やりをしているのですが、たいへんな作業です。

これらを考え合わせたとき、井戸ポンプを設置しようという案にたどり着きました。

前についていた手動ポンプです。





今回購入したポンプが設置可能か位置を確認してみました。



大丈夫です（ホッ！）


実際に設置する井戸の全景はこんな感じ。





井戸の中は直径が約１ｍの円形で、水面までが約３ｍ半。水深を測ると４ｍありました。

塩ビの水道管を繋いで７ｍにしました。底から５０ｃｍ浮かせています。

設置後の姿はこんな感じ。




なかなか、良く出来ました（花丸）。





蛇口は２個つけられる出水量があります。





蛇口をひねるとポンプが作動し、普通の水道と同じ感じで水が勢い良くでます。

停めるとポンプも停止します。本体の下部は圧力タンクになっていて、最初はこの
圧力タンクから水を供給し、圧が低下するとポンプが作動する仕組み。

オークションで中古を探しましたが、１０年選手で１５Ｋ円くらいしました。
新品だと４０Ｋ円。

そうそう付け替えるものでもないので、故障しないよう新品にしました。