路面電車

路面電車の代わりにバスを利用しています。

その昔、地元には西鉄路面電車が走っていました。

二十歳に地元で自動車免許を取りましたが、この電車路面が厄介でした。

電車路面は、一部アスファルト舗装もありましたが、多くは石畳でした。

自動車で走るとガタガタで乗り心地は悪いし、それ以上に路面電車特有の交通ルールがあります。

路面電車は、片側２車線の中央側にレールが走っているのですが、自分が右折する際、後ろから電車が近づいているときは電車の通過を邪魔しないようにしないといけません。

すなわち、後ろから電車がきていたら、右折したくても中央側の車線で待てないのです。

また、電停に電車が止まっていたら、一旦停止しないといけない、それが電停に人が立つプラットフォームがある場合は不要とか。

まぁ電車のおかげで、自動車教習に余計なお金がかかった人は多々いたことでしょう。



その後、路面電車は２０００年までに廃止され、バスに替わりました。

交通渋滞が起きる時間帯でも路面電車は道路交通法で守られて、スイスイ走った利点を維持すべく、現在でも通勤時間帯には、バス専用レーンとかバス優先レーンとかがあります。

当該時刻に優先レーンを走っていると、警官から注意されることがあるらしいのですが、走っている人は結構います。

しかし、専用レーンは警官に見つかると、止められて切符を切られます。専用レーンはそれとわかるようにオレンジ色で舗装されています。もちろん標識もあります。

一部の路線軌条は、電車専用であったため、廃止後もバス専用で、一般自動車は全く走れない時期がありましたが、現在は道路を拡張し、一般車も走れるようになりました。

そういうわけで、路面電車の代わりに走るバス。

市民の足として重要な役目を果たしており、私も飲み会では利用させてもらっています。

あ、会社員時代もときどき駅までバスで行ってましたよ。