KINMU OF DIGGIN

どんなに忙しい勤務中でも何とか時間を作ってレコードを掘りたい!勤務中、出張中に掘った中古レコード備忘録

レコード遺産プロジェクト

2016-12-15 09:57:29 | 日記
昨晩はドーナツ盤で宇都宮中心商店街ドーナツ現象の解消を目的としたイベント「宇都宮ドーナツナイト」の12回目。今年1月から毎月ゴルフとDJをするということを後輩と決めて始めたものの、ゴルフは1月に行ったきり。DJは緊急入院した月を除いて毎月参加。怠け者でいい加減な僕がよく1年間続いたなあと酔っぱらいながら自画自賛(笑)。
レコード好きの知人・友人よりもかつてレコードを聴いていた普通の商店街のおっさんや街中勤務のサラリーマン・OLがほとんど。地ビールと音楽を楽しむ市民を見続けて少なからずこれから始める大掛かりなプロジェクトの手応えも感じたりして。

こんなカビ臭いレコード盤で町おこしとソーシャルビジネスを考え実践している変わり者はそうはいないと思っていた。


今年の6月に広島出張の際、2度の東京勤務時代から大変お世話になった敬愛するアニキに久しぶりに連絡して呑むことに。
アニキ「7時前には終わると思うけど、それまで何してる?」
僕「小一時間あるのでレコード屋廻ってます」
アニキ「えっ!?レコード好きなの?グルーヴィンに行くんだったらそこ待ち合わせで!俺も掘りたいから」
おっさん二人久しぶりの再会がレコード屋という何とも微笑ましい風景。
二人でレコードを掘った後に乾杯しながらお互いの近況報告。
同じ業界にいながらも地域が違うので長らくお会いできなかったが、久しぶりに会って最初の話題がレコードという数奇な運命。お互いにレコード好きだったとは知らなかった。会わなかった時間を埋めるようにレコード談義。広島のアニキも僕同様に埋もれたレコードで地域貢献を図ろうとしていた。

レコード遺産 プロジェクト
http://record-isan.com

このプロジェクトを主宰しているのがアニキ。
廃棄物として処分されるレコードに着想し、不要なレコードを寄贈してもらい、必要な人にレコード相続(無償提供)をするマッチングサイトを運営されている。
僕も「宇都宮ドーナツナイト」でプレイ中に近所のおっさんやおばちゃんがレコードをお店に持ってきてくれる。針もステレオもないけど、思い出の詰まったレコードはずっと捨てられないという。でもこういう機会に自分のレコードを聴きながら友人とおしゃべりできるなら全部差し上げたいとの申し入れ。全体的に歌謡曲や洋楽日本盤が多い。時々ユニオンで5000円の値がつくレコードもちらほら。ダンスミュージックとしては全く成立しないレコードだがみんな知ってる曲なので結構盛り上がる。
そんなそれぞれの想いを現代風にインターネットを活用したマッチングサイトとしてアニキは取り組んでいた。
そんな同じ時期に同じ志を持って取り組んでいたなんて正直驚き。
広島出張から帰ってからすぐに段ボール1箱ほど寄付させていただきました。
どっかの公民館で針を落とされているだろうと思うと、ちょっぴりいいことした気分になります。

僕もこれからも野外イベントでの音響係の機会も増えるので2枚ほど頂きました。


まことちゃん【ビチグソロック】EP
お固い行政主体のイベントなどでこっそりかけたいので(笑)
富永一郎【ゴーゴーカープ】EP
漫画家なのに歌まで出してるとは!神ってるカープにあやかり神ってるレコードの引きを期待して。

これから不要なレコードはアニキに送るつもり。
KINMU OF DIGGIN'活動と平行してこの活動もサポートして行くつもりです。

まずはサイトを覗いて下さい。そして趣旨賛同の方はぜひ不要なレコードを送ってください。
宜しくお願いします。







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