とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

企業が個人支援って・・・。

2005-10-07 20:37:05 | 社会
市内にある某スーパーに最近心臓移植を待つあるお子さんの募金箱が置いてありまして、我が家の近くにの支店にも置いてあるのですが、ずーっとずーっと疑問に思っていたので昨日お店のHPの問い合わせメールに送ってみました。
個人の募金に企業が拘るのはいかがなものでしょうか?という内容です。
ちょっと冷たい人間に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このお子さんの様に難病で苦しんでる方は全国にそれなりの人数はいるんですよ。
この子はたまたま周りの人に恵まれて募金活動をしてくれる人がいましたけど、心臓移植を待ってる子はこの子だけではないんです。金銭的な負担が大きくて死を待つだけの子供さんもいるんですよ。
これでは「この子はたまたまうちに募金をお願いに来たので設置しますけど、他のお子さんは知りません」と言ってる様なものなんですよね。
以前、ちょろっと書きましたけど、仕事をしてても病院にかかれない人って結構多いんですよ。普通の生活してても大変なのに、我が子が難病であれば両親どちらかかが毎日付き添ったりして、例えば色々な手当てが出たとしても治療を受けて生活して・・・となるとどれ程大変な事でしょう。
周りに立ち上がってくれる人がいる人はいいですよ、いない人はどうですか?
そういう事まで企業が考えないでどうするのよ?
多分、心を動かされて助けてあげたくて設置に踏み切ったのでしょうね。
だけどあくまで個人の募金なんですよ。街頭で募金活動してるならともかく、店内に設置ってどうなのよ?
・・・そしたら、本日、返事のメールが来ました。
企業としても苦渋の決断だったとの事、何でも両親が福島市の方という事で1ヶ月という期限付きで承諾したそうです。
だからさ~・・・。じゃあこれから福島市に住んでいる難病の子供の募金はみんな受け付けてくれるわけ?
両親や周りの人が「うちの子難病でとても治療費がかかるので募金箱置いて頂けますか?」ってお願いに行ったらまさか断らないんでしょうね~。
まあ、おおげさかもしれないけど、こういう事だよね。
その「助けてあげたい!」っていう気持ちは解るんですけどね。
その前に問題なのは海外で高額な医療費を払って治療を受けなくてはいけないという事。
心臓移植は脳死状態の人から提供してもらう訳ですが、日本ではまだまだドナーの問題もあってなかなか進まないわけですわ。
この辺から法律を変えていく運動もありかな?と思ったりもするんですよね。
例の意思表示カードをそうね~、中卒だから15歳くらい?から国民全員が持つようにするとか、そこに記入されている事は家族といえども阻止できないように法で守るとか。
別に臓器提供するとかしないは個人の自由でいいんですよ。本人の意志で「する」「しない」を決めてもらえれば。
ただ、問題は山積みですけどね、きっと犯罪も出るだろうし。
こういう問題も学校とかできちんと話せる大人がいるといいんですけどね。
最近は大人が子供返りしちゃってるので厳しいのが現実ですわ。
私も、自分ひとりじゃどうにもならんのですからこんな事言ってる事ないんですけどね。無責任に・・・。
まっ、独り言ですから・・・。
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