朝からびっくり

昨日、手術が終了して後片付けをしていると器具が破損しているのを見つけてしまった・・・。
長いコードがついているものなのだが、そのコードから器械本体の部分がコードのビニールの部分が抜けていて、中の線が見えるのだ・・・。
よ～く見ると赤やグレーの線の周りをさらに包んでいるほっそ～い針金のような部分は断線しているところもある・・・。
「寿命だよね」
口々にスタッフと話をして、とりあえず、明日院長に相談して新しいのを購入するのか、それとも今あるもので間に合わせるのか聞くことにした・・・。
元々予備のものが１本あったので仕事上は特に困らない・・・。
で、本日・・・。
出勤して、院長に確認する前に値段を確認・・・。
「あ～・・・１２万か・・・やっぱメインの部分だから高いよね～でも、まっこれくらいなら仕方無いか・・・」
と思いつつ、どうも頭の中で「１２万」とは思ったもののしっくりこない・・・。
間違って院長に教えては大変と思い、再度ファイルを確認・・・。
一、十、百、千、万、十万・・・！？
あれ！？
やはり、何度数えても０が一つ多い・・・。
そう、百二十万！！
途端に頭が痛くなってしまいました・・・。
その後、院長が出てきましたので・・・。
「先生、これ、ちょっと断線というか、コードのビニールの部分が外れてしまって、中の配線が見えるんですけど・・・。」
すると、「じゃあ、注文しといて」と軽い返事・・・。
さすがに金額を教えないとマズイと思い、
「１２０万するんですけど・・・」
さすがの院長もビックリでした。
結局修理できるのであれば修理してもらう事で一件落着しました。
医療器具って、ホント高いわぁ～・・・。

緑膿菌と未知との遭遇・・・。

え～・・・本日、報道ステーションを見ていたら「緑膿菌」の特集をしてましたね。
私としては、「何を今更緑膿菌？」という感じでした・・・。
私がこの仕事に就いた時から、緑膿菌とは日々格闘してましたし、状在菌にして、未知の菌というのは暗黙の了解のような感じでした。
結局、大元は、「キレイにしすぎ」が原因だと私は思うのですよ。
緑膿菌は、状在菌ですので健康であれば問題ありません。
ただ、ここ数年大流行の「除菌」。
あまりきれいにすると、状在菌にも感染してしまうのです。
ある程度の細菌には感染していた方が実は免疫力・抵抗力にとってはいいのです。
必要以上に殺菌だ、除菌だというのも考え物です。
まあ、勿論、病院などで感染したり、病気で感染した場合は免疫力も低下してますので例外ですが、ただね、何で今更騒いでいるのか・・・と思うのですよ。
２０年も前、いや、それ以上前から判りきっていたことなのにねぇ・・・。
ちなみに・・・真菌を叩くと・・・そのうち緑膿菌になっちゃうの・・・。
あっ、叩くって、お薬を使うという事です。
まあ、これは私が病院勤務の時の例ですので正確なデーターでは無いですけどね。
ちなみに・・・私が敗血症で生死をさまよっていた時は「大腸菌」が血液から採取されました・・・。
大腸菌って・・・恐ろしく私らしい・・・。