娘☆

経済力も無いメンタルの病気を持った私が子供を連れてシングルマザーになったのは
間違いだったのかもしれない。
でも、元夫は私のいとこと結婚したがった。
その為、娘は邪魔な存在にされてしまった。
娘は二十歳になったが筆舌に尽くし難いいじめにあったきた。
それでも笑顔でいてくれた。
ただ、最初の勤め先を辞めて以来、暴力が怖いと言ってひきこもりになってしまった。
一応、就活はしている。でも、なかなか、いい所は無いと言っている。
最近は愛犬を可愛がり写真に撮ったりしている。淋しいのかな…？
娘が明るく笑うのが逆に辛くて陰で泣いたりした。
学生時代は楽しかったと言うまで本音は言わない子になった。
私の病気を母から聞いていて私が心配すると「また、病気が始まったね。」と言って
明るくかわす娘になった。
娘の心のケアをしてあげたい。「心も体も健康じゃなきゃいけないのよ。」と言う私に
娘は黙って聞いてるだけ。
私も娘の前では明るいママでいたいと願い続けてきた。
男並みに働かなきゃいけないのに、それができなかった。
私には病気との闘いの日々だった。
それを娘は知っているのだろう。せめて娘が楽しい学生時代を過ごせていたのなら
私も落ち着いていただろうに。
私にはすべての人が敵に見えていた。孤独だった。
娘の笑顔だけが安らぎだった。
私が落ち込んでいるとLINEで変顔を送ってくる娘。笑ってしまう。
学校の先生に相談に行ったり警察に相談に行ったり…。
それを、病気だと咎める私の両親。
今、娘はプー子をしてるけど1番、幸せな時間なのかもしれない。
経済的にはしんどいが…。
娘の事を理解してくれて大切にしてくれる、そんな人と巡り会えたなら私の肩の荷もおりるのにな～と思う、この頃。
優しい娘の心根を理解してくれる人との出会いを願うばかりである。